なお、重要事象等は存在しておりません。
当第3四半期累計期間における我が国経済は、政府が経済再生と財政健全化の双方を同時に実現するため、労働制度をはじめとした制度全般の改革及び2019年10月に予定されている消費税率の引上げを控え経済財政運営に万全を期す中で、輸出や生産の一部に弱さが見られるものの、設備投資の増加や個人消費の持ち直しにより企業収益は高い水準にあり、雇用情勢は着実に改善していることから、緩やかな回復が続くことが期待されております。しかしながら、中国経済の減速やヨーロッパにおけるイギリスの離脱問題の動向等、不確実性の影響について留意が必要な状況となっております。
このような環境の中、当社の属するオンラインエンターテイメント業界におきましては、2018年の日本国内におけるゲーム市場の消費支出に占めるモバイルゲームの割合が60%に達し、2013年から35%が増加し、消費額も2016年と比較して25%増加しており(出典:AppAnnie「モバイル市場年鑑2019」)、今後もゲーム系を中心にスマートフォンアプリ市場の拡大が世界的に見込まれております。
当社におきましては、2019年1月8日に海外ゲームの輸入パブリッシングタイトル『デビルブック』をリリースしました。絵本風タッチのグラフィックによるMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)で、リリース前後のプロモーションが功を奏し、サービス開始3日後には10万ダウンロードを達成し、2019年1月18日には20万ダウンロードを達成しました。しかしながらゲーム内チャットやギルドなどのコミュニケーション機能が整備されておらず、ユーザーの離脱を早めることとなり、売り上げに繋げることができておりません。現在はチャット機能を整備し、ギルド機能も追加されたことからユーザー継続率が改善してきており、動向を見ながら再度集客を行う計画です。
また、『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい~』につきましては、継続的にIPを活用したコラボイベントを実施しており、他のユーザーと競える「スコアタライバル機能」などの機能追加やゲームバランスの調整を行うことで、減少傾向にあったユーザー数全体が上昇に転じており、2019年4月にリリース4周年となる現在において、新たな局面を迎えております。
なお、『三極ジャスティス』につきましては、2019年2月末でサービスを終了し、2019年5月期第2四半期において『三極ジャスティス』に係る資産について440百万円の減損損失を計上しております。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は売上高1,474百万円(前年同期比15.4%減)、営業損失575百万円(前年同期は42百万円の営業損失)、経常損失580百万円(前年同期は56百万円の経常損失)、四半期純損失は1,030百万円(前年同期は38百万円の四半期純損失)となりました。
(総資産)
総資産は、前事業年度末に比べて836百万円減少し723百万円となりました。これは、現金及び預金248百万円、未収入金20百万円の減少、その他29百万円の増加等により、流動資産が244百万円減少したこと、ソフトウェア仮勘定595百万円の減少等により、固定資産が591百万円減少したことによるものであります。
(負債)
負債は、前事業年度末に比べて254百万円減少し244百万円となりました。これは、短期借入金163百万円、未払金32百万円、未払費用48百万円の減少等により、流動負債が257百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて581百万円減少し479百万円となりました。これは、資本金224百万円、資本準備金224百万円が増加したこと、利益剰余金1,030百万円が減少したことによるものであります。
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は124百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。