第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が依然として続いており、ワクチン接種等が進展していく一方で、変異ウイルスによる感染症拡大という新たな問題が発生し、今後の景気の先行きについては不透明な状況にあります。

このような環境の中、当社ゲーム事業セグメントが属するオンラインエンターテイメント業界におきましては、2020年の日本国内ゲーム市場規模が2兆円を突破し、そのうちオンラインプラットフォームの大半を占めているゲームアプリ市場は1兆3,164億円(前年比8.4%増加)と堅調な成長を続けております(出典:『ファミ通ゲーム白書』株式会社角川アスキー総合研究所)。

また、当社又は連結子会社(以下、「当社グループ」という。)の動画配信関連事業セグメントが属するデジタルライブエンターテイメント業界におきましては、2020年のライブ配信サービスの市場規模は、140億円に達し、2021年には314億円(前年比220%増加)と急成長しております。(出典:株式会社CyberZ「国内デジタルライブエンターテインメント市場に関する市場動向調査」)

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高280百万円(前期比35.9%減)、営業損失522百万円(前年同期は、営業利益16百万円)、経常損失521百万円(前年同期は経常利益18百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失519百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益5百万円)となりました。

なお、費用面におきましては、2020年10月30日開催の取締役会において有償発行を決議しております第27回新株予約権が、2021年8月3日の普通株式終値が行使価額の70%を下回ったことにより、強制行使条件に該当することになりましたため、株式報酬費用347百万円を計上しております。

当第1四半期連結累計期間のセグメントごとの状況は次のとおりであります。

 

ゲーム事業におきましては、主力サービスであるスマートフォンゲーム『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』が引き続き当社グループの収益の柱となっております。しかし経年や前期末において施策やイベントが振るわなかったことによる売上減少により厳しい状況が継続しておりましたが、運営体制の見直し、施策の品質向上やユーザーを飽きさせないアップデートなどの改良により徐々に回復に転じております。一方で関連グッズ販売が予想売上高を超える状況となり、創業27周年を記念し、シューティングゲームのヒットタイトルである『怒首領蜂大往生』『虫姫さま』を無料開放し、『ケツイ~絆地獄たち~』のステージを復刻させる等、今後の売上獲得を目指し創業以来のファンの方々や新たな潜在層に向けたプロモーションを展開しています。また、シューティングゲームの金字塔『東宝Project』のIP許諾を受け、開発を進めております新規ゲームの開発や当社を含む3社が出資者となるスマートフォンゲーム製作委員会(名称未定)の開発は、順調に進行しております。

これらの結果、ゲーム事業セグメント(株式報酬費用を含む。)における売上高は206百万円(前期比39.8%減)となり、セグメント損失は415百万円(前年同期はセグメント損失12百万円)となりました。

 

 

動画配信関連事業におきましては、当社独自の対面占いライブ配信プラットフォーム『占占(sensen)』がリリース後、ゆるやかに売上を伸ばしておりますが、現在も投資が継続しており、今後さらなるユーザー数を獲得するためにサービスの品質向上やプロモーションの強化を行っております。次に海外子会社であるケイブ台湾につきましては、開発を進めておりますライブ配信アプリは順調に進行しております。しかし現在も投資が継続しているため早期収益獲得を目的とし、自社コンテンツも含めたコンテンツビジネスにおける海外企業等との業務提携を行う新規事業を開始することを決定しました。これによりアプリのリリース時期を2022年1月としております。また株式会社capableにつきましては、設立後3年目に入り、アカウント販売による売上は減少したものの、引き続き有名タレントを起用して動画再生数を伸ばし、動画チャンネルを企業のプロモーション等に活用してもらうことで売上を伸ばしております。さらに当第1四半期より、ECサイトによる物販販売を開始し、売上獲得に貢献しております。

これらの結果、動画配信関連事業における売上高74百万円(前期比21.4%減)となり、セグメント損失は107百万円(前年同期はセグメント利益29百万円)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(総資産)

総資産は、前連結会計年度末に比べ165百万円減少し1,253百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金696百万円、売掛金48百万円、商品及び製品12百万円、前払費用35百万円、未収入金81百万円、ソフトウエア144百万円、ソフトウエア仮勘定98百万円、関係会社株式10百万円、関係会社長期貸付金50百万円、敷金16百万円、差入保証金16百万円であります。

(負債)

負債は、前連結会計年度末に比べて40百万円増加し399百万円となりました。主な内訳は、短期借入金60百万円、未払金74百万円、未払費用39百万円、契約負債61百万円、長期借入金140百万円であります。

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べて206百万円減少し853百万円となりました。主な内訳は、資本金1,094百万円、資本準備金71百万円、利益剰余金△864百万円、自己株式△47百万円、新株予約権572百万円、非支配株主持分24百万円であります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は49百万円であります。

なお、当第1四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。