第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間(平成27年6月1日~平成27年8月31日)におけるわが国の経済は、景気の足踏み状態が確認されており、また海外では、欧州の経済動向や新興国の景気減速懸念等が、引き続き国内景気を押し下げるリスク要因となっております。

 特に、中国経済の減速や金融市場の混乱などから先行き不透明感が出てきており、今後は企業の雇用環境や設備投資へも影響が出るものと思われ、我が国のデフレ脱却を一層難しいものとする可能性が考えられます。

 このような環境のもと、当社グループは、当社の主たる事業であるオークション関連事業において高額美術品を中心とした優良作品のオークションへの出品及び富裕層を中心とした美術品コレクターのオークションへの参加促進に努めました。また、新規事業のエネルギー関連事業では新たに新電力の分野に進出し、もう一つの新規事業である医療機関向け支援事業では、新たに医療ツーリズムの分野に進出することを決定し、グループ全体の安定的な収益の早期確保に向けた体制の構築に努めました。

 セグメントの業績は次のとおりです。

 当社グループは、当第1四半期連結会計期間より、従来の「再生可能エネルギー関連事業」から「エネルギー関連事業」へ事業名称を変更しております。

①オークション関連事業

 当第1四半期連結累計期間は、取扱高637,415千円(前年同期間比18.5%減)、売上高149,606千円(前年同期間比15.2%減)、セグメント損失51,163千円(前年同期間は54,408千円のセグメント損失)となりました。

 種別の業績は次のとおりです。

 

 

第27期第1四半期連結累計期間

 

自 平成27年6月1日

至 平成27年8月31日

種 別

取扱高

前年比

売上高

前年比

オークション

オークション

オークション

落札率

(千円)

(%)

(千円)

(%)

開催数

出品数

落札数

(%)

近代美術オークション

422,330

35.0

79,105

45.7

1

122

111

91.0

近代陶芸オークション

78,830

70.7

15,391

31.3

1

173

162

93.6

近代美術PartⅡオークション

37,240

28.7

8,421

19.8

1

237

222

93.7

その他オークション

52,680

△85.6

11,601

△85.7

1

566

298

52.7

オークション事業合計

591,080

△21.5

114,518

△25.8

4

1,098

793

72.2

プライベートセール

24,875

122.0

18,088

74.4

 

 

 

 

その他

21,460

25.1

16,999

44.4

 

 

 

 

オークション関連

その他事業合計

46,335

63.4

35,088

58.4

 

 

 

 

オークション関連事業合計

637,415

△18.5

149,606

△15.2

 

 

 

 

 

(注)取扱高の前年比率と売上高の前年比率のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に当社の売上高を構成する要素であり、当社の在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。

 

ⅰ)オークション事業

 当第1四半期連結累計期間は、近代美術オークション、近代陶芸オークション、近代美術PartⅡオークション及びBags/Jewellery&Watchesオークションを各1回、合計で4回のオークションを開催しました。

 前年同期間には、特別オークションとして「棟方志功―漆黒の宇宙、紅色のいのち」の開催も合わせ合計で5回のオークションを開催しており、当第1四半期連結累計期間はオークション開催回数が前年同期間比で1回少ないことから、取扱高、売上高も共に前年同期間比で減少しております。

 

ⅱ)オークション関連その他事業

 プライベートセール部門では、当第1四半期連結累計期間も積極的な取り扱いに努めました。その他、貴金属等買取サービスを積極的に行い、前年同期間との比較では、取扱高、売上高ともに増加いたしました。

 

②エネルギー関連事業

 50kW級の低圧型太陽光発電施設の販売に関しましては、前期から見込んでおりました生産性向上設備投資促進税制の適用を目的とした需要が6月下旬より具体的に出はじめ、7月からは対象の太陽光発電設備に経済産業省からの認可が下りはじめたことにより、当第1四半期連結累計期間は13基を販売いたしました。その他、自社保有の太陽光発電施設(合計1.85MW)による売電事業、平成27年8月より開始いたしました中部電力管内での電力共同購買事業が業績に寄与し、当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期間比258.2%増の306,057千円、セグメント利益は、4,693千円(前年同期間は10,220千円のセグメント損失)となりました。

③その他

 医療機関向け支援事業におきましては、診療報酬債権ファクタリング事業を一旦凍結し、新たに医療周辺事業として、日本を含めたアジアの富裕層に最先端の医療技術やより良い品質の医療サービスを紹介する医療ツーリズムを収益の柱とするべく、高度医療サービスや高度医療健診を提供する医療機関や提携医療機関等との具体的な折衝を行っております。その他、医療コーディネーター業務や医療通訳養成講座の開設も進めております。

 

 以上により、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高455,664千円(前年同期間比73.8%増、対前年増加額193,502千円)、営業損失47,952千円(対前年増加額17,460千円、前年同期間は65,412千円の営業損失)、経常損失51,096千円(対前年増加額16,570千円、前年同期間は67,667千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失35,163千円(対前年増加額14,961千円、前年同期間は50,124千円の四半期純損失)となりましたが、これらの実績値は、オークション関連事業の第2四半期及び第4四半期にオークションが多く開催されるという季節的変動要因の影響を受けたものであり、当連結会計年度の業績予想の範囲内で推移しているものであります。

 

(2)財政状態に関する説明

財政状態の分析

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、2,772,698千円となり、前連結会計年度末に比べ、588,064千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少513,751千円、オークション未収入金の減少251,452千円と、前渡金の増加88,098千円によるものであります。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、1,202,834千円となり、前連結会計年度末に比べ、517,101千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少288,966千円と短期借入金の減少249,500千円によるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,569,864千円となり、前連結会計年度末に比べ、70,962千円減少いたしました。その主な内訳は利益剰余金の減少69,412千円によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

該当事項はありません。