第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

 当社の連結子会社であるエーペック株式会社は、平成28年9月20日付で、株式会社三井住友銀行をアレンジャーとするシンジケートローン契約を締結すること及び資金の借入を行うことを決議し、それぞれ契約を締結して借入を行っております。

 詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)に記載のとおりであります。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間(平成28年6月1日~平成28年8月31日)におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調にありました。

 しかしながら、海外では、中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の景気減速が顕在化しており、地政学リスクや英国のEU離脱問題等の影響による為替や株価の急激な変動とともに、引き続き国内景気を押し下げるリスク要因となっております。

 このような環境のもと、当社グループは、当社の主たる事業であるオークション関連事業において高額美術品を中心とした優良作品のオークションへの出品及び富裕層を中心とした美術品コレクターのオークションへの参加促進に努めました。また、エネルギー関連事業では低圧型太陽光発電施設の販売に引き続き集中的に取り組み、医療機関向け支援事業では、医療ツーリズムの本稼働に向けての準備を進め、グループ全体の安定的な収益の早期確保に向けた体制の構築に努めました。

 セグメントの業績は次のとおりです。

 

 

①オークション関連事業

 当第1四半期連結累計期間は、取扱高299,967千円(前年同期間比52.9%減)、売上高134,578千円(前年同期間比10.0%減)、セグメント損失96,386千円(前年同期間は51,163千円のセグメント損失)となりました。

 種別の業績は次のとおりです。

 

 

第28期第1四半期連結累計期間

 

自 平成28年6月1日

至 平成28年8月31日

種 別

取扱高

前年比

売上高

前年比

オークション

オークション

オークション

落札率

(千円)

(%)

(千円)

(%)

開催数

出品数

落札数

(%)

近代美術オークション

76,320

△81.9

15,589

△80.3

1

79

60

75.9

近代陶芸オークション

65,245

△17.2

13,051

△15.2

1

169

153

90.5

近代美術PartⅡオークション

38,445

3.2

9,190

9.1

1

271

252

93.0

その他オークション(注)2

18,395

△65.1

4,318

△62.8

1

422

206

48.8

オークション事業合計

198,405

△66.4

42,150

△63.2

4

941

671

71.3

プライベートセール

73,085

193.8

64,382

255.9

 

 

 

 

その他

28,477

32.7

28,045

65.0

 

 

 

 

オークション関連

その他事業合計

101,562

119.2

92,428

163.4

 

 

 

 

オークション関連事業合計

299,967

△52.9

134,578

△10.0

 

 

 

 

 

(注)1.取扱高の前年度比率と売上高の前年度比率のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に当社の売上高を構成する要素であり、当社の在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。

2.その他オークションは、出品の状況により随時開催しております。

 

ⅰ)オークション事業

 当第1四半期連結累計期間は、近代美術オークション、近代陶芸オークション、近代美術PartⅡオークション及びBags/Jewellery&Watchesオークションを各1回、合計で4回のオークションを開催しました。

 主力の近代美術オークションでは、前年同期間には高額作品の取り扱いがあり売上高が増加しました。また、前年同期間には近代美術オークションに含めておりました戦後美術及びコンテンポラリーアートを、前第2四半期連結会計期間より独立させ、単独のオークションとして開催することとしたため、当第1四半期連結累計期間の近代美術オークションの取扱高、売上高、出品点数及び落札点数は、前年度対比では大きく減少しております。

 

ⅱ)オークション関連その他事業

 プライベートセール部門では、当第1四半期連結累計期間も積極的な取り扱いに努めました。その他、貴金属等買取サービスを積極的に行い、前年同期間との比較では、取扱高、売上高ともに増加いたしました。

 

②エネルギー関連事業

 50kW級の低圧型太陽光発電施設の販売に関しましては、生産性向上設備投資促進税制の適用を目的とした需要が依然として高く、当第1四半期連結累計期間は40基(前年同期間は13基)を販売いたしました。その他、自社保有の太陽光発電施設及び風力発電施設による売電事業により、当第1四半期連結累計期間の売上高合計は、前年同期間比205.9%増の936,287千円、セグメント利益は、前年同期間比97,840千円増の102,534千円となりました。

 

 

③その他

 医療機関向け支援事業におきましては、医療ツーリズムを収益の柱とするべく、香港において、中国・アジアからのインバウンド旅行者向けに、銀聯カード決済機能付プラットフォームの稼働を開始するとともに、日本国内の提携病院及びクリニックの同プラットフォームへの加盟促進に注力いたしました。その他、新たなサプリメント「プラズマローゲン・プレミアム」を、オリジナルブランド「A|A|A|A」(Asian Anti-Aging Alliance)の製品として販売を開始いたしました。

 

 以上により、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高1,071,426千円(前年同期間比135.1%増、対前年増加額615,762千円)、営業利益5,677千円(対前年増加額53,629千円、前年同期間は47,952千円の営業損失)、経常損失2,540千円(対前年増加額48,555千円、前年同期間は51,096千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失10,112千円(対前年増加額25,050千円、前年同期間は35,163千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりましたが、これらの実績値は、オークション関連事業の第2四半期及び第4四半期にオークションが多く開催されるという季節的変動要因の影響を受けたものであり、当連結会計年度の業績予想の範囲内で推移しているものであります。

 

 

(2)財政状態に関する説明

財政状態の分析

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、3,925,237千円となり、前連結会計年度末に比べ、33,949千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少763,369千円、オークション未収入金の減少224,468千円、売掛金の減少81,282千円と、前渡金の増加343,675千円、商品の増加212,794千円及び建設仮勘定の増加440,154千円によるものであります。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、2,202,716千円となり、前連結会計年度末に比べ、16,503千円増加いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少348,367千円と短期借入金の増加270,394千円、買掛金の増加97,829千円によるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,722,521千円となり、前連結会計年度末に比べ、50,452千円減少いたしました。その主な内訳は配当金の支払いによる利益剰余金の減少40,124千円によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。