第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間(平成29年6月1日~平成29年8月31日)におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調にありました。しかしながら、英国のEU離脱問題をはじめとする海外の政治や金融資本市場における不確実性の影響、また世界的な地政学リスクの影響を受け、先行きは不透明な状況にあります。

このような環境のもと、当社グループは、オークション関連事業において高額美術品を中心とした優良作品のオークションへの出品及び富裕層を中心とした美術品コレクターのオークションへの参加促進に努めました。また、エネルギー関連事業では低圧型太陽光発電施設販売事業に引き続き集中して取り組み、新たな事業開始のための準備を進め、グループ全体の安定的な収益の早期確保に向けた体制の構築に努めました。

セグメントの業績は次のとおりです。

 

 

 

 

①オークション関連事業

 当第1四半期連結累計期間は、取扱高427,442千円(前年同期間比42.5%増)、売上高159,982千円(前年同期間比18.9%増)、セグメント損失113,025千円(前年同期間は96,386千円のセグメント損失)となりましたが、これらの実績値は、オークション関連事業の第2四半期及び第4四半期にオークションが多く開催されるという季節的変動要因の影響を受けたものであり、当連結会計年度の業績予想の範囲内で推移しているものであります。

 種別の業績は次のとおりです。

 

 

第29期第1四半期連結累計期間

 

自 平成29年6月1日

至 平成29年8月31日

種 別

取扱高

前年比

売上高

前年比

オークション

オークション

オークション

落札率

(千円)

(%)

(千円)

(%)

開催数

出品数

落札数

(%)

近代美術オークション

178,030

133.3

46,746

199.9

1

100

79

79.0

近代陶芸オークション

90,455

38.6

17,501

34.1

1

179

173

96.7

近代美術PartⅡオークション

44,565

15.9

10,754

17.0

1

292

258

88.4

その他オークション(注)2

30,590

66.3

6,730

55.9

1

616

327

53.1

オークション事業合計

343,640

73.2

81,733

93.9

4

1,187

837

70.5

プライベートセール

64,946

△11.1

58,692

△8.8

 

 

 

 

その他

18,856

△33.8

19,556

△30.3

 

 

 

 

オークション関連

その他事業合計

83,802

△17.5

78,249

△15.3

 

 

 

 

オークション関連事業合計

427,442

42.5

159,982

18.9

 

 

 

 

 

(注)1.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。

2.その他オークションは、出品の状況により随時開催しております。

 

 

ⅰ)オークション事業

 当第1四半期連結累計期間は、近代美術オークション、近代陶芸オークション、近代美術PartⅡオークション及びBags/Jewellery&Watchesオークションを各1回、合計で4回のオークションを開催しました。

 近代美術オークションは、前年比で出品点数26.6%増、落札点数31.7%増と増加し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率は平均で109.8%と推移し、平均落札単価は前年比で76.8%増と増加いたしました。

 近代陶芸オークションは、古美術を含む7月開催オークションが引き続き好調であったことから、前年比で出品点数5.9%増、落札点数13.1%増となり、平均落札単価は前年比で17.4%増加し、また、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率も平均で169.6%と高水準で推移いたしました。

 近代美術PartⅡオークションは、前年比で出品点数7.7%増、落札点数2.4%増となりました。平均落札単価は前年比で13.1%増加し、また、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率は平均で169.2%と高水準で推移いたしました。

 

ⅱ)オークション関連その他事業

 プライベートセール部門では、当第1四半期連結累計期間も積極的な取り扱いに努めましたが、前年同期間との比較では、取扱高、売上高ともに減少いたしました。なお、当第1四半期連結累計期間において、オークション会社が別途画廊機能を持つという世界的趨勢に倣い、画廊事業を専門とする100%子会社としてShinwa Prive株式会社を設立し、お客様のニーズにきめ細やかに対応できる体制を整えました。

 

②エネルギー関連事業

 50kW級の低圧型太陽光発電施設の販売に関しましては、生産性向上設備投資促進税制の適用を目的とした需要から投資利回りを目的とした需要にシフトしたために、当第1四半期連結累計期間は、収益目線での投資対象となる太陽光発電施設の仕入に集中して取り組んでおり、当第1四半期連結累計期間は4基の販売に留まりました。またマレーシアにおいては、PKS事業を本格的に開始し、仕入及び販売のためのルート開拓に努めました。その他、自社保有の太陽光発電施設による売電事業により、当第1四半期連結累計期間の売上高合計は、前年同期間比85.7%減の134,252千円、セグメント損失は42,689千円(前年同期間は102,534千円のセグメント利益)となりました。

 

③その他

 当社の子会社であるエーペック株式会社は、海外不動産販売の紹介を中心とするウェルスマネジメント分野に参入し、米国テキサス州の中古不動産物件購入希望者を日本国内で開拓し、現地の中古不動産販売業者を紹介する事業を開始いたしました。また、当社の孫会社であるSHINWA MICROFINANCE COMPANY LIMITEDは、ミャンマー連邦共和国においてマイクロファイナンスのライセンスを取得し、早期にマイクロファイナンス事業を開始すべく準備を開始いたしました。

 

 以上により、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高301,778千円(前年同期間比71.8%減)、営業損失153,140千円(前年同期間は5,677千円の営業利益)、経常損失163,937千円(前年同期間は2,540千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失108,886千円(前年同期間は10,112千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

(2)財政状態に関する説明

財政状態の分析

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、5,670,212千円となり、前連結会計年度末に比べ、761,998千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未収入金の減少127,673千円、売掛金の減少1,196,009千円と、前渡金の増加315,553千円、その他流動資産の増加177,299千円によるものであります。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、3,676,260千円となり、前連結会計年度末に比べ、745,593千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少272,253千円と短期借入金の減少373,200千円によるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,993,952千円となり、前連結会計年度末に比べ、16,405千円減少いたしました。その主な内訳は資本金の増加68,365千円、資本剰余金の増加68,365千円と利益剰余金の減少152,547千円によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。