第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間(平成30年6月1日~平成30年8月31日)におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国の通商政策の影響、海外の政治や金融資本市場における不確実性の影響、また世界的な地政学リスク拡大の影響等の懸念材料も多く、先行きは不透明な状況にあります。

このような環境のもと、当社グループは、オークション関連事業において高額美術品を中心とした優良作品のオークションへの出品及び販売と富裕層を中心とした美術品コレクターのオークションへの参加促進に努めました。また、エネルギー関連事業では既存の低圧型太陽光発電施設販売事業に取り組むとともに、新たな収益の柱となる事業の育成にも引き続き取り組み、グループ全体の安定的な収益の早期確保に向けた体制の構築に努めました。

セグメントの業績は次のとおりです。

 

①オークション関連事業

 当第1四半期連結累計期間は、取扱高738,219千円(前年同期間比72.7%増)、売上高604,637千円(前年同期間比277.9%増)、セグメント利益18,968千円(前年同期間は113,025千円のセグメント損失)となりました。

 種別の業績は次のとおりです。

 

 

 

第30期第1四半期連結累計期間

 

自 平成30年6月1日

至 平成30年8月31日

種 別

取扱高

前年比

売上高

前年比

オークション

オークション

オークション

落札率

(千円)

(%)

(千円)

(%)

開催数

出品数

落札数

(%)

近代美術オークション

△10,500

△1,287

近代陶芸オークション

141,800

56.8

29,008

65.7

1

212

192

90.6

近代美術PartⅡオークション

その他オークション(注)2

6,136

△79.9

1,344

△80.0

オークション事業合計

137,436

△60.0

29,065

△64.4

1

212

192

90.6

プライベートセール

600,035

823.9

570,517

872.0

 

 

 

 

その他

748

△96.0

5,054

△74.2

 

 

 

 

オークション関連

その他事業合計

600,783

616.9

575,571

635.6

 

 

 

 

オークション関連事業合計

738,219

72.7

604,637

277.9

 

 

 

 

 

 

(注)1.当第1四半期連結累計期間において、平成30年5月19日開催の近代美術オークションで落札された一部の作品にキャンセルの取り扱いが生じたため、近代美術オークションの取扱高及び売上高をマイナス処理しております。なお、キャンセルとなった作品は、既に別の購入希望者に販売しておりますが、当該作品の取扱高及び売上高は、当第1四半期連結累計期間のプライベートセールとして処理しております。

2.その他オークションは、出品の状況により随時開催いたします。

3.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。

 

ⅰ)オークション事業

 当第1四半期連結累計期間は、オークション会場改装工事及びShinwa Priveの画廊スペース新設工事の時期とほぼ重なったため、オークションは、近代陶芸オークション1開催のみとなりました。

 近代陶芸オークションは、古美術を含む6月開催オークションが引き続き好調であったことから、前年比で出品点数18.4%増、落札点数11.0%増、平均落札単価38.7%増となり、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率も平均で151.0%と高水準で推移いたしました。

 

ⅱ)オークション関連その他事業

 プライベートセール部門では、高額作品の積極的な取り扱いに努めました。当第1四半期連結累計期間は大型案件の成約があったため、取扱高は前年との比較で823.9%増、売上高は前年比で872.0%増とともに大幅に増加いたしました。また、新たにShinwa Priveの画廊スペースを設け、お客様のニーズにきめ細やかに対応できる体制を整えました。

 

②エネルギー関連事業

 エネルギー関連事業におきましては、50kW級の低圧型太陽光発電施設販売事業では、引き続き利回り商品としての需要があり、当第1四半期連結累計期間は、前期からの繰越分のうち10基を販売いたしました。しかしながら、経済産業省による電力の買取価格は継続的に引き下げられており、収益目線で投資対象となる新たな案件の確保が難しくなっております。

 また、マレーシアにおけるPKS事業においては、当第1四半期連結累計期間は、次回出荷に向けての準備期間にあたり、製品の出荷はありませんでしたが、仕入原価等の見直しを行いました。

 その他、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業等により、当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年比99.5%増の267,766千円、セグメント損失は、8,675千円(前年は42,689千円のセグメント損失)となりました。

 

③その他

 ウェルスマネジメント分野における米国テキサス州の中古不動産物件紹介事業は、当第1四半期連結累計期間は5件の販売実績となりました。その他、高額ダイヤモンド販売事業及びミャンマー連邦共和国でのマイクロファイナンス事業は、順調に推移しております。また、各事業の販売費及び一般管理費の見直しを行う等、グループ全体の利益体質化に向けた改善に取り組みました。

 

 以上により、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高894,887千円(前年同期間比196.5%増)、営業損失3,499千円(前年同期間は153,140千円の営業損失)、経常損失11,367千円(前年同期間は163,937千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失26,235千円(前年同期間は108,886千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

(2)財政状態に関する説明

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、5,252,553千円となり、前連結会計年度末に比べ、868,267

千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少1,017,666千円、商品の増加417,892千円と前渡金の増加60,213千円によるものであります。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、3,375,121千円となり、前連結会計年度末に比べ、838,723千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少495,753千円と短期借入金の減少190,700千円によるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,877,432千円となり、前連結会計年度末に比べ、29,544千円減少いたしました。その主な内訳は資本金の増加22,477千円、資本剰余金の増加22,477千円と利益剰余金の減少72,301千円によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。