当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成30年6月1日~平成31年2月28日)におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善が継続し、また各種政策の効果もあって、緩やかな回復基調にありました。しかしながら、米中貿易摩擦の影響や世界経済の不確実性の問題、金融資本市場の変動懸念や世界的な地政学リスクの影響を受け、先行きは不透明な状況にあります。
このような環境のもと、当社グループは、オークション関連事業において高額美術品を中心とした優良作品のオークションへの出品及び富裕層を中心とした美術品コレクターのオークションへの参加促進に努めました。また、エネルギー関連事業では低圧型太陽光発電施設販売への取り組みの他、マレーシアにおけるPKS事業の見直し等、グループ全体の安定的な収益の早期確保に向けた体制の構築に努めました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①オークション関連事業
当第3四半期連結累計期間は、取扱高3,597,012千円(前年同期間比40.8%増)、売上高1,754,157千円(前年同期間比77.4%増)、セグメント利益79,796千円(前年同期間は60,500千円のセグメント損失)となりました。
種別の業績は次のとおりです。
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第30期第3四半期連結累計期間 |
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自 平成30年6月1日 至 平成31年2月28日 |
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種 別 |
取扱高 |
前年比 |
売上高 |
前年比 |
オークション |
オークション |
オークション |
落札率 |
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(千円) |
(%) |
(千円) |
(%) |
開催数 |
出品数 |
落札数 |
(%) |
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近代美術オークション |
722,491 |
△26.6 |
192,057 |
△3.5 |
3 |
315 |
250 |
79.4 |
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近代陶芸オークション |
363,890 |
43.2 |
70,790 |
43.2 |
3 |
604 |
553 |
91.6 |
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近代美術PartⅡオークション |
89,335 |
△49.4 |
21,009 |
△50.4 |
3 |
639 |
527 |
82.5 |
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その他オークション |
1,012,876 |
97.9 |
137,121 |
31.5 |
8 |
2,367 |
1,470 |
62.1 |
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オークション事業合計 |
2,188,592 |
13.6 |
420,979 |
6.6 |
17 |
3,925 |
2,800 |
71.3 |
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プライベートセール |
1,403,697 |
133.1 |
1,315,651 |
133.9 |
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その他 |
4,722 |
△81.7 |
17,526 |
△44.4 |
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オークション関連 その他事業合計 |
1,408,419 |
124.2 |
1,333,178 |
124.5 |
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オークション関連事業合計 |
3,597,012 |
40.8 |
1,754,157 |
77.4 |
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(注)1.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
2.その他オークションは、出品の状況により随時開催しております。
3.オークション関連事業の事業構造として、オークションが第2四半期及び第4四半期に多く開催される傾向があるため、四半期連結会計期間別の業績には季節的変動があります。
ⅰ)オークション事業
当第3四半期連結累計期間は、オークション会場改装工事及びShinwa Priveの画廊スペース新設工事を行っており、オークションの開催回数は、前年同期間より1回少ない17回でした。内訳は、近代美術オークション、近代陶芸オークション、近代美術PartⅡオークション及びBags/Jewellery&Watchesオークションを各3回、ワインオークションを2回、西洋美術オークションの他、新たなジャンルとしてMANGAオークション、またリニューアル記念特別オークションとして「Y氏コレクション - ART JUNGLE」を各1回です。
近代美術オークションは、前年同期比で1開催少なかったため、前年同期比で出品点数32.7%減(第2四半期連結累計期間との比較では6.6ポイント改善)、落札点数34.2%減(第2四半期連結累計期間との比較では7.1ポイント改善)となりましたが、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は平均で128.8%と前年同期比で平均4.4%以上上昇して推移しており、平均落札単価も前年同期比で12.7%増加いたしました。
近代陶芸オークションは、前年同期比で出品点数11.9%増(第2四半期連結累計期間との比較では2.0ポイント改善)、落札点数7.0%増(第2四半期連結累計期間との比較では4.1ポイント改善)となりました。当第3四半期連結累計期間も古美術の取り扱いが引き続き好調であったことから、平均落札単価は前年同期比で33.0%増加し、また、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率も平均で161.8%と高水準で推移いたしました。
近代美術PartⅡオークションは、前年同期比で1開催少なかったため、前年同期比で出品点数38.4%減(第2四半期連結累計期間との比較では7.1ポイント改善)、落札点数43.6%減(第2四半期連結累計期間との比較では8.1ポイント改善)となりました。平均落札単価は前年同期比で10.0%減少(第2四半期連結累計期間との比較では1.3ポイント改善)し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均134.2%で推移いたしました。
その他、ワインオークションも引き続き好調を保った他、当第3四半期連結累計期間は、新たなジャンルとしてMANGAオークションを1回開催しました。また、オークション会場リニューアル及びShinwa Priveの画廊スペース新設記念特別オークションとして「Y氏コレクション - ART JUNGLE」を開催したところ、取扱高は7億円に迫り、落札率も92.9%となるなど高い実績を上げました。
ⅱ)オークション関連その他事業
プライベートセール部門では、新たにShinwa Priveの画廊スペースを設け、お客様のニーズにきめ細やかに対応できる体制を整え、高額作品の積極的な取り扱いに努めました。当第3四半期連結累計期間は大型案件の成約があったため、前年同期間との比較で、取扱高は133.1%増、売上高は133.9%増とともに大幅に増加いたしました。
その他、高額ダイヤモンド販売事業は、引き続き安定した売上高で推移いたしました。
②エネルギー関連事業
50kW級の低圧型太陽光発電施設販売事業では、利回り商品としての需要により、当第3四半期連結累計期間は、18基を販売いたしました。しかしながら、経済産業省による電力の買取価格は継続的に引き下げられており、収益目線で投資対象となる新たな案件の確保が難しくなっております。
マレーシアにおけるPKS事業においては、当第3四半期連結累計期間に1万トンを販売するとともに、仕入原価等の見直しに取り組んだ結果、赤字幅は縮小しましたが、依然改善が必要な状況であり、継続して取り組んでまいります。
その他、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業等により、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比8.9%増の593,697千円、セグメント損失は、48,476千円(前年同期間は167,807千円のセグメント損失)となりました。
③その他
ウェルスマネジメント分野における米国テキサス州の中古不動産物件紹介事業は、当第3四半期連結累計期間は9件の販売実績となりました。その他、ミャンマー連邦共和国でのマイクロファイナンス事業は、順調に推移しております。また、各事業の販売費及び一般管理費の見直しを行う等、グループ全体の利益体質化に向けた改善に取り組みました。
以上により、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,399,341千円(前年同期比52.6%増)、営業損失24,939千円(前年同期間は222,193千円の営業損失)、経常損失59,291千円(前年同期間は268,518千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失80,300千円(前年同期間は226,348千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、4,654,670千円となり、前連結会計年度末と比べ1,466,150千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少1,022,324千円、オークション未収入金の減少242,295千円、売掛金の減少295,970千円と前渡金の減少235,673千円と商品の増加334,835千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、2,788,301千円になり、前連結会計年度末に比べ1,425,542千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少411,646千円、短期借入金の減少613,061千円と長期借入金の減少(1年内返済予定を含む)170,379千円とその他流動負債の減少92,446千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,866,369千円になり、前連結会計年度に比べ40,607千円減少いたしました。その主な内訳は資本金の増加59,361千円、資本剰余金の増加59,361千円と利益剰余金の減少126,367千円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。