第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況につきましては、以下のとおりであります。

 

継続企業の前提に関する重要事象等
 当社グループは、継続して営業損失を計上し、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。しかしながら、当第2四半期連結会計期間末において現金及び預金と時価のある有価証券の合計額は3,802,550千円であり必要な運転資金を確保しております。また有利子負債645,891千円(総資産の6.6%)を有しておりますが遅滞なく返済されており、財務面に支障はないものと考えております。
 以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、四半期連結財務諸表への注記は記載しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は、当社グループの四半期連結財務諸表に基づいて分析した内容です。

(1)経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間(平成28年1月1日~平成28年6月30日)におけるわが国経済は、政府による経済政策等により、緩やかな景気回復基調が続いております。その一方で、中国・新興国・資源国等の景気下振れによる影響や英国のEU離脱の影響等により、円高や株式市場の低迷等、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

当社グループが展開しているインターネット関連事業においては、スマートフォン・タブレット端末の普及に伴い、インターネット利用者数の増加やEC(電子商取引)市場の拡大等を背景として、引き続き成長を続けております。さらに、コンテンツサービスの多様化が市場規模を拡大しており、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツ市場においても継続的な成長を続けております。一方で、魅力的なコンテンツやアプリケーションを提供するため、サービス内容は複雑化・高度化する傾向にあるなど、開発費用や人件費等のコストが増加するだけでなく、企業間におけるユーザー獲得競争が一層激化しております。

このような状況の下、当社グループは、ITサービス事業をコア事業として、安定した収益基盤を強化しました。また、コンテンツ事業においても、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツの開発事業及び配信・運営事業を強化するとともに、子会社各社の強みを生かし、これまでのマス・マーケットからターゲット層を絞ったニッチ・マーケットでの基盤を作り、多様化する顧客ニーズに合ったサービスの提供に努めてまいりました。

その結果、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高2,891,181千円(前年同期比108.8%増加)、営業損失29,199千円(前年同期は営業損失252,630千円)、経常利益11,108千円(前年同期は経常損失203,053千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失66,026千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失272,108千円)となりました。

また、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は298,747千円、のれん償却前四半期純利益(親会社株主に帰属する四半期純利益+のれん償却額)は169,115千円となりました。

なお、当社グループでは、M&Aを活用した事業基盤の強化や拡大を積極的に目指していくなかで、各国の会計基準の差異にとらわれることなく企業比較が可能なEBITDAを経営指標として採用しております。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの名称を、従来までの「オンラインコンテンツ事業」から、「コンテンツ事業」に変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

 

    (ITサービス事業)

ITサービス事業につきましては、電子出版に特化したアフィリエイト事業を行う株式会社ファーストペンギン及びデータサービス事業を行う株式会社エアネットが安定した収益を獲得しております。

以上の結果、売上高は1,977,013千円(前年同期比84.9%増加)、営業利益は190,029千円(前年同期比91.3%増加)となりました。

 

    (コンテンツ事業)

コンテンツ事業につきましては、スマートフォン・タブレット向けゲーム並びにオンラインゲームの開発、配信及び運営、並びにドラマCDやボイスCD、キャラクターグッズの販売等を行っております。スマートフォン・タブレット向けゲームの売上高が増加しましたが、開発費等の積極的な先行投資により営業損失となっております。

以上の結果、売上高は952,799千円(前年同期比176.8%増加)、営業損失は206,291千円(前年同期は営業損失351,619千円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、9,801,581千円で、前連結会計年度末に比べ352,554千円減少いたしました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ935千円減少し、4,761,436千円となりました。固定資産は、前連結会計年度末に比べ351,618千円減少し、5,040,144千円となりました。流動負債は前連結会計年度末に比べ48,775千円減少し、3,424,493千円となりました。固定負債は、前連結会計年度末に比べ13,996千円減少し、313,641千円となりました。

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ289,782千円減少し、6,063,446千円となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

  当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ301,998千円増加し、3,598,404千円となりました。

  当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

  営業活動による資金の増加は613,336千円(前年同期は67,262千円の増加)となりました。これは主として税金等調整前四半期純損失14,880千円(前年同期は207,635千円)、減価償却費92,803千円(前年同期は59,971千円)、のれん償却額235,142千円(前年同期は60,565千円)、売上債権の減少335,363千円(前年同期は253,775千円)があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動による資金の減少は111,932千円(前年同期は1,438,540千円の増加)となりました。これは主として持分法適用会社からの配当金受領額131,350千円(前年同期は26,033千円)があったものの、無形固定資産の取得による支出200,123千円(前年同期は111,008千円)、差入保証金の差入による支出100,593千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

  財務活動による資金の減少は151,322千円(前年同期は984,443千円の減少)となりました。これは主として配当金の支払額74,098千円(前年同期は52,557千円)、短期借入金の返済による支出31,459千円(前年同期は1,000,000千円)、長期借入金の返済による支出40,622千円があったことによるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4,982千円であります。
 なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重大な変更はありません。

 

(6)従業員数

 ①連結会社の状況

当第2四半期連結累計期間において、連結会社の従業員数の著しい増減はありません。

 ②提出会社の状況

当第2四半期連結累計期間において、コンテンツ事業での自己都合退職等により6名減少しております。

 

(7)経営者の問題認識と今後の方針について

「1 事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループは、継続して営業損失を計上しております。当該重要事象を解消するため、良質なコンテンツの調達及びマルチプラットフォームでの展開、グループシナジーの強化、また継続的・安定的に成長を実現していくために資本提携及び業務提携を推進し、収益並びに事業の拡大を目指してまいります。

当社グループは、当第2四半期連結会計期間末において現金及び預金と時価のある有価証券の合計額は3,802,550千円であり必要な運転資金を確保しております。また有利子負債645,891千円(総資産の6.6%)を有しておりますが遅滞なく返済されており、財務面に支障はないものと考えております。