第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況につきましては、以下のとおりであります。

 

継続企業の前提に関する重要事象等
  当社グループは、当第3四半期連結累計期間において、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益を計上することができましたが、前連結会計年度まで継続して営業損失を計上していたことにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。しかしながら、当第3四半期連結累計期間において、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益を計上し、かつ当第3四半期連結会計期間末において、現金及び預金と時価のある有価証券の合計額は7,538,449千円であり、必要な運転資金を確保しております。また、有利子負債7,970,671千円(総資産の30.1%)を有しておりますが遅滞なく返済されており、財務面に支障はないものと考えております。
 以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、四半期連結財務諸表への注記は記載しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当社は平成29年7月18日開催の取締役会決議に基づき、株式会社Impressionとの間で、同日付け株式交換契約を締結し、平成29年8月24日に株式交換を行い、株式会社Impressionを完全子会社といたしました。

当社は平成29年7月18日開催の取締役会決議に基づき、株式会社サクラゲートとの間で、同日付け株式交換契約を締結し、平成29年8月24日に株式交換を行い、株式会社サクラゲートを完全子会社といたしました。

当社は平成29年7月24日開催の取締役会決議に基づき、株式会社エイタロウソフトとの間で、同日付け株式交換契約を締結し、平成29年8月30日に株式交換を行い、株式会社エイタロウソフトを完全子会社といたしました。

当社は平成29年8月21日開催の取締役会決議に基づき、株式会社ゼノバースとの間で、同日付け株式交換契約を締結し、平成29年9月27日に株式交換を行い、株式会社ゼノバース及びその子会社であるXenoverse Holdings, Inc.を完全子会社といたしました。

当社は平成29年8月29日開催の取締役会決議に基づき、株式会社GG7との間で、同日付け株式交換契約を締結し、平成29年10月5日に株式交換を行い、株式会社GG7を完全子会社といたしました。

株式会社Impression他3社との契約に関する詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(企業結合等関係)をご参照ください。
 また、株式会社GG7との契約に関する詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(重要な後発事象)をご参照ください。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は、当社グループの四半期連結財務諸表に基づいて分析した内容です。

(1)経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間(平成29年1月1日~平成29年9月30日)におけるわが国経済は、政府による経済政策等により、緩やかな景気回復基調が続いております。その一方で、中国・新興国・資源国等の景気下振れによる影響や英国のEU離脱問題に伴う世界経済の下振れが懸念される等、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

当社グループが展開しているインターネット関連事業においては、スマートフォン・タブレット端末の普及に伴い、インターネット利用者数の増加やEC(電子商取引)市場の拡大等を背景として、引き続き成長を続けております。さらに、コンテンツサービスの多様化により市場規模は拡大しており、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツ市場においても継続的な成長を続けております。一方で、魅力的なコンテンツやアプリケーションを提供するため、サービス内容は複雑化・高度化する傾向にあるなど、開発費用や人件費等のコストが増加するだけでなく、企業間におけるユーザー獲得競争が一層激化しております。

このような状況の下、当社グループは、ITサービス事業をコア事業として、安定した収益基盤を強化しました。また、コンテンツ事業においても、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツの開発事業及び配信・運営事業を強化するとともに、子会社各社の強みを生かし、これまでのマス・マーケットからターゲット層を絞ったニッチ・マーケットでの基盤を作り、多様化する顧客ニーズに合ったサービスの提供に努めてまいりました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高9,702,861千円(前年同期比123.5%増加)、営業利益2,388,478千円(前年同期は営業損失123,955千円)、経常利益2,439,667千円(前年同期は経常損失46,985千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,502,430千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失151,763千円)となりました。

また、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は2,806,029千円、のれん償却前四半期純利益(親会社株主に帰属する四半期純利益+のれん償却額)は1,626,649千円となりました。

なお、当社グループでは、M&Aを活用した事業基盤の強化や拡大を積極的に目指していくなかで、各国の会計基準の差異にとらわれることなく企業比較が可能なEBITDAを経営指標として採用しております。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 

   (ITサービス事業)

ITサービス事業につきましては、電子出版に特化したアフィリエイト事業を行う株式会社ファーストペンギン及びデータサービス事業を行う株式会社エアネットが安定した収益を獲得しております。

以上の結果、売上高は3,473,283千円(前年同期比19.6%増加)、営業利益は400,885千円(前年同期比63.7%増加)となりました。

 

   (コンテンツ事業)

コンテンツ事業につきましては、スマートフォン・タブレット向けゲーム並びにオンラインゲームの開発、配信及び運営、並びにドラマCDやボイスCD、キャラクターグッズの販売等を行っております。スマートフォン向けゲーム「A3!(エースリー)」の収益が好調に推移したことにより売上高、営業利益とも増加しております。

以上の結果、売上高は6,306,771千円(前年同期比321.6%増加)、営業利益は2,051,813千円(前年同期は営業損失350,808千円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における総資産は26,523,303千円で、前連結会計年度末に比べ18,748,268千円増加いたしました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ15,795,183千円増加し、20,214,254千円となりました。固定資産は、前連結会計年度末に比べ2,953,085千円増加し、6,309,048千円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ5,200,206千円増加し、8,565,780千円となりました。固定負債は、前連結会計年度末に比べ5,142,658千円増加し、5,493,192千円となりました。

純資産につきましては、新株予約権の権利行使による新株発行及び親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い、前連結会計年度末に比べ8,405,403千円増加し、12,464,329千円となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、3,013千円であります。
 なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重大な変更はありません。

 

(5)従業員数

 ①連結会社の状況

当第3四半期連結累計期間において、連結子会社の増加に伴い、コンテンツ事業等において80名増加しております。

 ②提出会社の状況

当第3四半期連結累計期間において、連結会社の従業員数の著しい増減はありません。

 

 

(6)経営者の問題認識と今後の方針について

「1 事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループは、当第3四半期連結累計期間において、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益を計上することができましたが、前連結会計年度まで継続して営業損失を計上していたことにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。当該重要事象を解消するため、良質なコンテンツの調達及びマルチプラットフォームでの展開、グループシナジーの強化、また継続的・安定的に成長を実現していくために資本提携及び業務提携を推進し、収益並びに事業の拡大を目指してまいります。

当社グループは、当第3四半期連結累計期間において、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益を計上し、かつ当第3四半期連結会計期間末において、現金及び預金と時価のある有価証券の合計額は7,538,449千円であり必要な運転資金を確保しております。なお有利子負債7,970,671千円(総資産の30.1%)を有しておりますが遅滞なく返済されており、財務面に支障はないものと考えております。