当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな景気回復基調が続きました。当社サービスの対象である外食産業においては、客単価の上昇により売上高は前年を上回る月が続きましたが、食材価格の高騰や労働需給の逼迫等、経営環境には厳しさも見られます。
飲食店の人手不足を背景とした販売促進に対する慎重姿勢の高まりや、消費者行動の変化に伴う販売促進手段の多様化等の影響を受け、前期より当社加盟飲食店における契約の減額・解約が増加し、また新規・増額受注の低調が続いております。このような状況を早期に改善すべく、当社は今期、飲食店の人手不足解消に資する業務支援の強化、ユーザーアプローチ手法の拡充、そして1000人のサポート体制による飲食店経営者とのコミュニケーション強化と経営全般に対する総合提案に取り組んでおります。具体的な取組みは、主に以下のとおりです。
人手不足解消に資する業務支援の強化においては、まず飲食店業務のICT化支援に注力しており、8月にマルチ決済サービス「ぐるなびPay」を刷新しクレジットカード決済のほか中国2大モバイル決済サービス「Alipay(支付宝/アリペイ)」と「WeChat Pay(微信支付)」への対応を開始したほか、「ぐるなび台帳」の機能拡張を実施しました。他方、「ぐるなび」店舗ページやSNSをはじめとした外部メディアの運用や、電話やネットによる予約の受付・管理を、飲食店に代わって実施する「業務代行サービス」の拡充に取り組んだほか、従業員の採用・育成支援として株式会社MS&Consultingが提供する「顧客・従業員満足度向上プログラム」を8月より全国の加盟飲食店に向けて販売開始しました。
ユーザーアプローチ手法の拡充においては、当社の持つ飲食店の詳細情報や予約在庫情報を様々な外部サービスを通じ幅広い消費者へ提供する仕組みの構築に取り組みました。具体的には5月にNTTドコモの提供するAIエージェントサービス「my daizTM(マイデイズ)」へ参画したほか、6月に「Google アシスタント(グーグルアシスタント)」を使用したサービスを開始し、音声対話等による飲食店検索や予約を可能としたほか、10月に開始した「Instagram」 との予約機能連携に向けての準備にも取り組みました。また7月に楽天株式会社との間で資本業務提携契約を締結、会員制度やポイントプログラムの段階的統合、両社の運営するサービスを相互に利用・販売促進すること等に合意し、まずは10月からの会員ID連携に向けて準備を進めました。
この他、6月より飲食店における外国人客の受入態勢整備や需要取り込みを包括的に支援する有料サービスの提供を開始したほか、7月には訪日外国人向け観光情報サービス「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE HOKKAIDO」を開始するなど、インバウンドに係るサービスの拡充にも取り組んでおります。
以上の活動の結果、当第2四半期連結会計期間末の総資産については、前連結会計年度末と比べ1,358百万円減少し、24,099百万円となりました。主な増減内訳は、受取手形及び売掛金728百万円の減少、現金及び預金575百万円の減少であります。
負債については、前連結会計年度末と比べ1,071百万円減少し、5,198百万円となりました。主な増減内訳は、未払金542百万円の減少、未払法人税等485百万円の減少であります。
純資産については、前連結会計年度末と比べ286百万円減少し、18,900百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上672百万円(増加要因)、剰余金の配当1,029百万円(減少要因)によるものであります。
当第2四半期連結累計期間の売上高は16,004百万円(前年同期比8.9%減)となりました。
事業の区分別売上高は、次のとおりであります。
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区分 |
前第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年9月30日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年9月30日) |
対前年 同四半期 増減率 (%) |
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金額(千円) |
金額(千円) |
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基盤事業 |
飲食店販促サービス |
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ストック型サービス |
14,865,316 |
13,195,321 |
△11.2 |
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スポット型サービス |
1,314,955 |
1,442,893 |
+9.7 |
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小計 |
16,180,271 |
14,638,215 |
△9.5 |
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プロモーション |
348,366 |
318,851 |
△8.5 |
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小計 |
16,528,638 |
14,957,066 |
△9.5 |
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関連事業 |
1,031,626 |
1,047,268 |
+1.5 |
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合計 |
17,560,265 |
16,004,335 |
△8.9 |
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(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
飲食店販促サービスにおいては、「業務代行サービス」をはじめとした新たな支援サービスの利用が着実に増加しているものの、契約の減額・解約金額が新規受注・増額金額を上回る月が続いたことからストック型サービスの売上高が前年同期を下回りました。他方、スポット型サービスの売上高は主にネット予約件数の拡大に伴い手数料売上が増加したことにより前年同期を上回りました。
費用面においては、売上原価は前年同期比3.1%増の4,819百万円となりました。主な増加要因は店内業務ICT化ツールの導入拡大に伴う機器の仕入れ・運用コスト等の増加、また「業務代行サービス」に係る外部メディアの運用費用の新たな発生です。販売費及び一般管理費については、「ぐるなびポイント」のキャンペーンや交換先拡大によりポイント引当金繰入額が増加した一方、その他の広告宣伝、販売促進に係る費用の効率化を徹底したこと等により、前年同期比0.9%増の10,154百万円となりました。
これにより利益については営業利益1,030百万円(前年同期比63.5%減)、経常利益1,042百万円(前年同期比63.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益672百万円(前年同期比65.1%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ575百万円減少(前年同期は314百万円増加)し、7,425百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
営業活動の結果獲得した資金は2,073百万円(前年同期比42.0%減)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益1,012百万円、減価償却費1,626百万円、法人税等の支払額783百万円によるものであります。
投資活動の結果使用した資金は1,612百万円(前年同期比28.1%減)となりました。主な内訳は、ソフトウエアの取得による支出977百万円、有形固定資産の取得による支出338百万円、投資有価証券の取得による支出279百万円であります。
財務活動の結果使用した資金は1,022百万円(前年同期比0.6%増)となりました。主な内訳は、配当金の支払額1,026百万円であります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
特記すべき事項はありません。