第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は327,864百万円(前連結会計年度末比72,125百万円増)となりました。

流動資産は122,961百万円(同14,869百万円増)となりました。主な増加要因は現金及び現金同等物が20,752百万円増加したこと等によるものであります。

非流動資産は204,903百万円同57,256百万円増)となりました。主な増加要因はその他の長期金融資産が43,198百万円増加したこと等によるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は94,914百万円(同26,493百万円増)となりました。

流動負債は34,075百万円同6,706百万円減)となりました。主な減少要因は買掛金及びその他の短期債務が5,544百万円減少したこと等によるものであります。

非流動負債は60,839百万円同33,199百万円増)となりました。主な増加要因は借入金が20,000百万円増加したこと等によるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の資本合計は232,950百万円同45,632百万円増)となりました。主な増加要因は自己株式が33,211百万円減少したこと等によるものであります。

流動性に関する指標としては、当第3四半期連結会計期間末において流動比率360.9%、親会社所有者帰属持分比率69.5%となっております。

 

(2)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)において当社グループは、中長期で企業価値を向上させるべく、ゲーム事業においては健全な収益性の確保や新規ヒットタイトルの創出、加えて、一層強い事業ポートフォリオ実現に向けた新規事業領域での最適な成長投資に取り組んでまいりました。

当第3四半期連結累計期間において、売上収益は、前年同期比で増収となりました。スポーツ事業では新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、前年同期比で減収となりましたが、ライブストリーミング事業やゲーム事業で増収となりました。

 売上原価・販売費及び一般管理費は、合計では、前年同期比で減少しました。ゲーム事業やライブストリーミング事業の推移に応じて売上原価の支払手数料等の費用が増加した一方で、前連結会計年度中の無形資産の減少に伴い、減価償却費が減少しました。また、スポーツ事業や旧オートモーティブ事業に関する費用が減少しました。

その他の収益・費用(純額)は、10,000百万円(前年同期は△47,355百万円)となりました。前年同期には、その他の費用に、減損損失を計50,755百万円計上しましたが、当第3四半期連結累計期間においては、その他の収益に、タクシー配車アプリ等に関する事業の吸収分割に起因する移転損益2,045百万円やSHOWROOM株式会社の当社保有株式の一部譲渡に伴う子会社株式売却益7,889百万円等を計上しております。

以上の結果、当社グループの売上収益は102,924百万円前年同期比12.9%増)、営業利益は25,320百万円(前年同期は44,161百万円の損失)、税引前四半期利益は30,513百万円(前年同期は39,212百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は21,937百万円(前年同期は50,179百万円の損失)となりました。

 

 

 

 セグメント別の業績は次のとおりであります。

なお、第1四半期連結累計期間よりセグメント区分を変更しており、セグメント別の業績の比較・分析は、変更後のセグメント区分に組み替えて行っております。詳細は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 3 セグメント情報 (1) 報告セグメントの概要」をご参照ください。

 

①ゲーム事業

ゲーム事業の売上収益は68,350百万円前年同期比13.7%増)、セグメント利益は14,549百万円同63.5%増)となりました。

当第3四半期連結累計期間は、多くの既存のタイトルが堅調に推移するとともに、前連結会計年度以降に国内外で配信を開始したタイトルの貢献も加わり、ユーザ消費額は前年同期比で増加し、前年同期比で増収増益となりました。

 

②スポーツ事業

スポーツ事業の売上収益は10,861百万円前年同期比42.4%減)、セグメント損失は1,495百万円前年同期は3,708百万円の利益)となりました。

例年3月下旬より開幕となるプロ野球の公式戦は、2020年シーズンは6月19日からの開幕となり、11月までの間に行われました。開幕当初は、無観客での試合開催となり、その後観客数の上限は段階的に緩和されたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大が影響しました。

 

ライブストリーミング事業

 ライブストリーミング事業の売上収益は17,499百万円(前年同期比174.1%増)、セグメント利益は3,833百万円(前年同期は1,177百万円の損失)となりました。

前連結会計年度以前より、ライブストリーミングの領域では、成長に向けた投資を積極的に行ってまいりましたが、「Pococha(ポコチャ)」を中心に好調に推移しております。
  なお、2020年6月30日を期日としたSHOWROOM株式会社の当社保有株式の一部譲渡により、同社は当社の持分法適用関連会社となり、第2四半期連結会計期間より同社の業績はセグメント別の業績には含んでおりません。

 

④ヘルスケア事業

ヘルスケア事業の売上収益は1,510百万円(前年同期比25.9%増)、セグメント損失は943百万円(前年同期は1,230百万円の損失)となりました。

「MYCODE(マイコード)」「kencom(ケンコム)」「歩いておトク」をはじめ、ヘルスケアサービスの分野における既存の提供サービスや関連した事業が堅調に推移した一方で、R&D分野中心に、先行投資を行いました。

 

⑤新規事業・その他

新規事業・その他の売上収益は4,954百万円(前年同期比2.7%増)、セグメント損失は187百万円(前年同期は5,992百万円の損失)となりました。

当区分には、中長期での事業ポートフォリオの強化を目指した各種取り組み、及び、EC事業におけるサービスを含んでおります。なお、前連結会計年度には、旧オートモーティブ事業における積極的な投資を含んでおります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ20,752百万円増加し、94,288百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は22,421百万円(前年同期は12,389百万円の収入)となりました。主な収入要因は税引前四半期利益30,513百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は6,996百万円(前年同期は7,202百万円の支出)となりました。主な支出要因は無形資産の取得4,127百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は10,216百万円(前年同期は20,196百万円の支出)となりました。主な収入要因は借入れによる収入20,000百万円であります。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第3四半期連結累計期間において当該基本方針に重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は111百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因

ゲーム事業においては、健全な収益性の確保及び新規タイトルの創出に向け、取り組んでおります。また、新規事業領域では、一層強いポートフォリオ実現に向け、最適な成長投資を行いつつ、各種施策に取り組んでおります。なお、特にスポーツ事業においては、新型コロナウイルス感染症による影響に留意の必要があると認識しておりますが、前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。