第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、年初以降の急激な円高による企業収益の目減りや、インバウンド消費を含む個人消費の伸び悩みなどから、回復傾向は足踏み状態が続いております。また、国外においては中国を始めとするアジア新興国経済の成長鈍化、イギリスのEU離脱による欧州景気の停滞、11月のアメリカ大統領選挙のゆくえ等、国内景気に大きな影響を与える不確定要素があり、今後の動向を注視する必要があると考えております。

当社グループの属するリース業界においては、業界全体の平成28年9月累計のリース取扱高は、前年同期比2.0%増の2兆4,271億円となっております。(出典:公益社団法人リース事業協会「リース統計」)

このような状況下において、当社賃貸・割賦事業では、従来から実施している相談型営業の強化を図りましたが、主要顧客である官公庁領域の立ち上がりが遅れたことなどから、当第2四半期連結累計期間における契約実行高は、前年同期を下回りました。

ファイナンス事業においては、従来のNECグループ商流に留まらない幅広い顧客に対するファイナンス案件の取り組みや、メガバンクをはじめとした各金融機関とのパートナーシップ強化、ファクタリング案件の受注強化により、契約実行高は前年同期を上回りました。

リサ事業においては、売上高は前年同期に営業投資有価証券の売却などがあったことから下回りましたが、営業利益においては、債権投資等のアセットビジネス収益の増加により、前年同期を上回りました。

また、その他の事業においては、ICT機器の調達・導入から撤去・売却までのライフサイクルに応じたICT資産の運用サービス事業の強化を図るとともに、新たな事業機会の拡大を図りました。

経営成績としては、売上高は減収となりましたがリサ事業における売上総利益の増加や為替差益により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は増益となりました。

以上により、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高958億44百万円(前年同期比4.4%減)、営業利益27億61百万円(同12.3%増)、経常利益42億10百万円(同65.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益29億24百万円(同64.2%増)となりました。

 

 

(セグメント別の状況)

①賃貸・割賦事業

賃貸・割賦事業の売上高は、前年同期比1.9%増の838億53百万円となったものの、営業利益は貸倒引当金繰入額の計上等により、前年同期比1億21百万円減少し19億84百万円となりました。

 

②ファイナンス事業

ファイナンス事業の売上高は、前年同期比9.5%減の23億3百万円となり、営業利益は前年同期比42百万円減少し10億98百万円となりました。

 

③リサ事業

リサ事業の売上高は、前年同期に営業投資有価証券の売却があったことから前年同期比29.8%減の39億68百万円となったものの、営業利益は債権投資の収益等により、前年同期比3億60百万円改善し3億34百万円となりました。

 

④その他の事業

その他の事業の売上高は、前年同期にヘルスケア関連の販売用不動産の売却があったことから前年同期比40.9%減の57億42百万円となったものの、営業利益は前年同期比1億36百万円増加し1億98百万円となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて31億29百万円減少し、8,258億13百万円となりました。主な要因としては、営業貸付金が102億28百万円、投資有価証券が46億73百万円増加したものの、リース債権及びリース投資資産が242億85百万円減少したことによります。

負債は、前連結会計年度末に比べて58億39百万円減少し、7,220億76百万円となりました。主な要因としては、短期借入金が338億29百万円増加したものの、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が298億8百万円減少したことによります。

純資産は、前連結会計年度末に比べて27億9百万円増加し、1,037億36百万円となりました。主な要因としては、利益剰余金が、剰余金の配当により4億73百万円減少したものの、当第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益により29億24百万円増加したことによります。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下資金という)は、320億34百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果によって得られた資金は14億2百万円(前年同期は3億74百万円の支出)となりました。これは主に営業貸付金の増加額111億48百万円及び仕入債務の減少額59億2百万円があったものの、リース債権及びリース投資資産の減少額242億85百万円があったことによります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー) 

当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果によって使用した資金は57億70百万円(前年同期は47億60百万円の支出)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出53億60百万円があったことによります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果によって得られた資金は63億73百万円(前年同期は75億20百万円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出599億91百万円があったものの、短期借入金の増加額360億14百万円及び長期借入れによる収入332億28百万円があったことによります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)従業員数

当第2四半期連結累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。

 

 

(7)営業取引の状況

①契約実行高

契約実行高は、提出会社の取引が大半を占めているため、提出会社の状況について記載しております。

セグメントの名称

当第2四半期累計期間

(自  平成28年4月1日

    至  平成28年9月30日)

契約実行高(百万円)

前年同期比(%)

賃貸・割賦事業

ファイナンス・リース

46,150

△23.8

オペレーティング・リース

2,811

57.7

割賦

2,319

△43.9

賃貸・割賦事業計

51,281

△22.9

ファイナンス事業

192,197

41.4

その他の事業

1,764

△13.2

合計

245,243

20.0

 

 

②営業資産残高

 

前第2四半期

当第2四半期

 

セグメントの名称

連結会計期間

連結会計期間

増減

(平成27年9月30日)

(平成28年9月30日)

 

 

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

賃貸・割賦事業

452,093

62.1

451,947

60.6

△146

ファイナンス事業

193,925

26.7

206,878

27.8

12,953

リサ事業

42,180

5.8

49,181

6.6

7,000

その他の事業

39,175

5.4

37,343

5.0

△1,832

合計

727,376

100.0

745,351

100.0

17,974

 

(注)当第2四半期連結会計期間におけるリサ事業の営業資産残高の内訳は、営業貸付金が6,103百万円、買取債権が20,820百万円、営業投資有価証券が7,199百万円、販売用不動産が4,095百万円、賃貸資産が410百万円、投資有価証券が10,551百万円となっております。

 

 

③営業実績

前第2四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年9月30日)

(単位:百万円)

セグメントの名称

売上高

売上原価

差引利益

資金原価

売上総利益

販売費及び
一般管理費

営業損益

賃貸・割賦事業

82,314

75,179

7,135

1,619

5,515

3,410

2,105

ファイナンス事業

2,546

0

2,546

489

2,056

916

1,140

リサ事業

5,651

3,922

1,729

172

1,557

1,583

△26

その他の事業

9,724

8,459

1,264

73

1,191

1,130

61

調整

△26

△5

△21

△21

799

△820

合計

100,210

87,555

12,655

2,354

10,300

7,840

2,460

 

 

当第2四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年9月30日)

(単位:百万円)

セグメントの名称

売上高

売上原価

差引利益

資金原価

売上総利益

販売費及び
一般管理費

営業損益

賃貸・割賦事業

83,853

76,350

7,503

1,522

5,980

3,996

1,984

ファイナンス事業

2,303

2,303

521

1,782

684

1,098

リサ事業

3,968

1,801

2,167

161

2,006

1,671

334

その他の事業

5,742

4,309

1,432

79

1,353

1,154

198

調整

△24

△5

△18

△18

834

△852

合計

95,844

82,455

13,389

2,284

11,104

8,342

2,761

 

(注)1.セグメントの区分は、主な営業取引の種類により区分しております。

2.各セグメントの主要品目は以下のとおりであります。

①賃貸・割賦事業……情報・事務用機器、産業・土木・建設機械等の賃貸(リース・レンタル)及び

割賦販売業務等

②ファイナンス事業…金銭の貸付業務、ファクタリング業務及び営業目的の収益を得るために所有する

有価証券の投資業務等

③リサ事業……………株式会社リサ・パートナーズが行っている企業投資、債権投資、不動産、

ファイナンス及びアドバイザリー業務

④その他の事業………物品売買、賃貸取引の満了・中途解約に伴う物件売却、手数料取引業務、

ヘルスケア関連業務及び太陽光発電売電業務等

 

 

④特定金融会社等の開示に関する内閣府令に基づく貸付金(営業貸付金)の状況

「特定金融会社等の開示に関する内閣府令」(平成11年5月19日 大蔵省令第57号)に基づく、提出会社の貸付金(営業貸付金)の状況は次のとおりであります。

 

ア.貸付金の種別残高内訳

平成28年9月30日現在

貸付種別

件数(件)

構成割合(%)

残高(百万円)

構成割合(%)

平均約定金利
(%)

消費者向

 

 

 

 

 

 無担保(住宅向を除く)

 有担保(住宅向を除く)

 住宅向

事業者向

 

 

 

 

 

4,945

100.00

183,177

100.00

2.08

合計

4,945

100.00

183,177

100.00

2.08

 

 

イ.資金調達内訳

平成28年9月30日現在

借入先等

残高(百万円)

平均調達金利(%)

金融機関等からの借入

461,537

0.60

その他

180,986

0.33

 

社債・CP

162,000

0.16

合計

642,523

0.54

自己資本

83,453

 

資本金・出資額

3,776

 

 

ウ.業種別貸付金残高内訳

平成28年9月30日現在

業種別

先数(件)

構成割合(%)

残高(百万円)

構成割合(%)

農業、林業、漁業、鉱業

2

0.59

3,825

2.09

建設業

11

3.26

3,114

1.70

製造業

87

25.82

67,084

36.62

電気、ガス、熱供給、水道業

21

6.23

17,682

9.65

情報通信業

19

5.64

8,628

4.71

運輸業

19

5.64

12,549

6.85

卸売・小売業

45

13.35

11,479

6.27

金融・保険業

30

8.90

18,827

10.28

不動産業

28

8.31

21,253

11.60

飲食店、宿泊業

13

3.86

4,115

2.25

医療、福祉

5

1.48

2,764

1.51

教育、学習支援業

1

0.30

55

0.03

サービス業

53

15.73

11,325

6.18

個人

その他

3

0.89

471

0.26

合計

337

100.00

183,177

100.00

 

 

 

エ.担保別貸付金残高内訳

平成28年9月30日現在

受入担保の種類

残高(百万円)

構成割合(%)

有価証券

1,467

0.80

 

うち株式

1,083

0.59

債権

 

13,202

7.21

 

うち預金

535

0.29

商品

 

1,312

0.72

不動産

 

20,342

11.10

財団

 

620

0.34

その他

 

12,397

6.77

49,341

26.94

保証

 

14,061

7.68

無担保

 

119,774

65.38

合計

183,177

100.00

 

 

オ.期間別貸付金残高内訳

平成28年9月30日現在

期間別

件数(件)

構成割合(%)

残高(百万円)

構成割合(%)

1年以下

4,108

83.07

67,066

36.61

1年超 5年以下

577

11.67

68,701

37.51

5年超 10年以下

189

3.82

28,197

15.39

10年超 15年以下

39

0.79

9,099

4.97

15年超 20年以下

32

0.65

10,113

5.52

20年超 25年以下

25年超

合計

4,945

100.00

183,177

100.00

一件当たり平均期間

  14.33月

 

 

(8)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変動はありません。