第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、アメリカ大統領選挙を契機に円安・株高基調へ転換し輸出関連企業を中心に収益の底打ち感が出ているものの、インバウンド需要の減少をはじめとした個人消費の伸び悩み等から景気回復は足踏み状態が続いております。一方、国外においてはアメリカの追加利上げ、新興国市場からの資金流出に伴う成長鈍化、イギリスのEU離脱に伴う先行き不透明感等、国内景気に大きな影響を与える不確定要素があり、今後の動向を引き続き注視する必要があると考えております。

当社グループの属するリース業界においては、業界全体の平成28年12月累計のリース取扱高は、前年同期比1.6%減の3兆5,895億円となっております。(出典:公益社団法人リース事業協会「リース統計」)

このような状況下において、当社賃貸・割賦事業では、従来から実施しております相談型営業の強化を図りましたが、期初から官公庁領域の立ち上がりが遅れたことが影響し、当第3四半期連結累計期間における契約実行高は、前年同期を下回りました。

ファイナンス事業においては、従来のNECグループ商流に留まらない幅広い顧客に対するファイナンス案件の取り組みや、メガバンクをはじめとした各金融機関とのパートナーシップ強化、ファクタリング案件の受注強化により、契約実行高は前年同期を上回りました。

リサ事業においては、売上高は減収となったものの、営業投資有価証券の売却益等により、営業利益は前年同期を上回りました。

また、その他の事業においては、ICT機器の調達・導入から撤去・売却までのライフサイクルに応じたICT資産の各種運用事業のサービス強化を図りました。

経営成績としては、売上高は減収となりましたが、リサ事業における売上総利益の増加等により、営業利益、経常利益は増益となりました。一方、非支配株主に帰属する四半期純利益の増加により、親会社株主に帰属する四半期純利益は減益となっております。

以上により、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,468億64百万円(前年同期比4.4%減)、営業利益51億31百万円(同6.5%増)、経常利益52億2百万円(同1.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益26億47百万円(同23.7%減)となりました。

 

 

(セグメント別の状況)

①賃貸・割賦事業

賃貸・割賦事業の売上高は、前年同期比1.9%増の1,259億30百万円となったものの、営業利益は貸倒引当金繰入額の計上等により、前年同期比3億53百万円減少し29億19百万円となりました。

 

②ファイナンス事業

ファイナンス事業の売上高は、前年同期比2.9%減の35億62百万円となったものの、営業利益は貸倒引当金戻入額の計上等により、前年同期比69百万円増加し17億19百万円となりました。

 

③リサ事業

リサ事業の売上高は、販売用不動産及び営業投資有価証券の売却が減少したこと等により前年同期比41.1%減の77億53百万円となったものの、営業利益では営業投資有価証券の売却益等により、前年同期比5億98百万円増加し15億1百万円となりました。

 

④その他の事業

その他の事業の売上高は、前年同期にヘルスケア関連の販売用不動産の売却があったことから前年同期比26.5%減の96億55百万円となったものの、営業利益は前年同期比57百万円増加し2億32百万円となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて77億95百万円減少し、8,211億47百万円となりました。主な要因としては、営業貸付金が99億44百万円、営業投資有価証券が61億77百万円増加したものの、リース債権及びリース投資資産が256億7百万円減少したことによります。

負債は、前連結会計年度末に比べて135億49百万円減少し、7,143億66百万円となりました。主な要因としては、短期借入金が384億45百万円増加したものの、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が440億96百万円、コマーシャル・ペーパーが100億円減少したことによります。

純資産は、前連結会計年度末に比べて57億53百万円増加し、1,067億80百万円となりました。主な要因としては、利益剰余金が、剰余金の配当により9億47百万円減少したものの、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益により26億47百万円増加し、非支配株主持分が38億94百万円増加したことによります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)従業員数

当第3四半期連結累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。

 

 

(6)営業取引の状況

①契約実行高

契約実行高は、提出会社の取引が大半を占めているため、提出会社の状況について記載しております。

セグメントの名称

当第3四半期累計期間

(自  平成28年4月1日

    至  平成28年12月31日)

契約実行高(百万円)

前年同期比(%)

賃貸・割賦事業

ファイナンス・リース

70,420

△22.3

オペレーティング・リース

3,460

17.1

割賦

2,893

△52.6

賃貸・割賦事業計

76,774

△22.9

ファイナンス事業

271,013

26.5

その他の事業

3,281

△1.6

合計

351,068

10.7

 

 

②営業資産残高

 

前第3四半期

当第3四半期

 

セグメントの名称

連結会計期間

連結会計期間

増減

(平成27年12月31日)

(平成28年12月31日)

 

 

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

賃貸・割賦事業

443,672

61.6

449,601

60.2

5,928

ファイナンス事業

196,826

27.3

207,845

27.8

11,018

リサ事業

40,112

5.6

52,519

7.0

12,406

その他の事業

39,570

5.5

37,531

5.0

△2,039

合計

720,182

100.0

747,497

100.0

27,314

 

(注)当第3四半期連結会計期間におけるリサ事業の営業資産残高の内訳は、営業貸付金が6,099百万円、買取債権が21,552百万円、営業投資有価証券が10,880百万円、販売用不動産が3,092百万円、賃貸資産が410百万円、投資有価証券が10,483百万円となっております。

 

 

③営業実績

前第3四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日)

(単位:百万円)

セグメントの名称

売上高

売上原価

差引利益

資金原価

売上総利益

販売費及び
一般管理費

営業損益

賃貸・割賦事業

123,624

112,873

10,750

2,396

8,353

5,080

3,273

ファイナンス事業

3,670

0

3,669

735

2,934

1,284

1,649

リサ事業

13,167

9,599

3,568

249

3,318

2,415

903

その他の事業

13,128

11,203

1,925

110

1,814

1,638

175

調整

△39

△8

△30

△30

1,151

△1,182

合計

153,551

133,668

19,882

3,492

16,390

11,570

4,819

 

 

当第3四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日)

(単位:百万円)

セグメントの名称

売上高

売上原価

差引利益

資金原価

売上総利益

販売費及び
一般管理費

営業損益

賃貸・割賦事業

125,930

114,915

11,014

2,254

8,760

5,841

2,919

ファイナンス事業

3,562

3,562

786

2,776

1,056

1,719

リサ事業

7,753

3,453

4,299

248

4,051

2,549

1,501

その他の事業

9,655

7,563

2,092

118

1,973

1,740

232

調整

△37

△8

△28

△28

1,213

△1,241

合計

146,864

125,923

20,941

3,408

17,532

12,401

5,131

 

(注)1.セグメントの区分は、主な営業取引の種類により区分しております。

2.各セグメントの主要品目は以下のとおりであります。

①賃貸・割賦事業……情報・事務用機器、産業・土木・建設機械等の賃貸(リース・レンタル)及び

割賦販売業務等

②ファイナンス事業…金銭の貸付業務、ファクタリング業務及び営業目的の収益を得るために所有する

有価証券の投資業務等

③リサ事業……………株式会社リサ・パートナーズが行っている企業投資、債権投資、不動産、

ファイナンス及びアドバイザリー業務

④その他の事業………物品売買、賃貸取引の満了・中途解約に伴う物件売却、手数料取引業務、

ヘルスケア関連業務及び太陽光発電売電業務等

 

(7)主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変動はありません。