当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、人手不足に対応した省人化投資や大都市圏を中心とする国内設備投資に加え、10月の消費増税前の駆け込み需要を背景に、緩やかな拡大基調が継続していると考えられます。一方で、米中貿易摩擦の先行きや英国のEU離脱、主要各国の金融政策など国内景気に大きな影響を及ぼす可能性のある不確定要素も多く、今後の動向を注視する必要があると考えております。
当社グループの属するリース業界においては、業界全体の2019年12月累計のリース取扱高は、前年同期比8.6%増の3兆8,332億円と、消費増税後の反動減を吸収し、前年同期を上回る状況となっております。(出典:公益社団法人リース事業協会「リース統計」)
このような状況下において、当社賃貸・割賦事業では、主要顧客である官公庁自治体との良好な取引関係を活かして取引規模の拡大を図ると共に、大型のベンダーファイナンス案件の獲得やWindows10の入替需要を取り込んだICTレンタルの増加等により、当第3四半期連結累計期間における契約実行高、成約高共に前年同期を大幅に上回る結果となりました。
ファイナンス事業においては、それぞれの顧客の資金需要に沿った幅広いファイナンススキームの提案や、独自の顧客基盤の拡充、深耕等により、契約実行高、成約高共に前年同期を上回る結果となりました。
リサ事業においては、ファンドビジネスにおける投資有価証券の売却や配当収益により、売上高、営業利益共に前年同期を上回りました。
また、その他の事業においては、当期に大型の売却収益を計上したことから、売上高は前年同期を上回り、営業損失は改善しました。
経営成績においては、売上高、売上総利益共に営業資産の積み上げや投資有価証券の売却等により、賃貸・割賦事業をはじめ、すべてのセグメントで前年同期を上回っております。また、営業利益、経常利益については、主にリサ事業の増益に伴い前年同期比増となり、非支配株主に帰属する四半期純利益を控除した後の親会社株主に帰属する四半期純利益についても前年同期を上回る結果となりました。
以上により、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,681億55百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益93億13百万円(同12.2%増)、経常利益99億84百万円(同21.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益62億21百万円(同30.4%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
賃貸・割賦事業の売上高は、前年同期比3.2%増の1,289億2百万円となったものの、営業利益は販売費及び一般管理費の増加等により、前年同期比9億43百万円減少し25億63百万円となりました。
ファイナンス事業の売上高は、前年同期比11.3%増の50億83百万円となり、営業利益は前年同期比2億円増加し27億81百万円となりました。
リサ事業の売上高は、当期の大型のファンドによる営業投資有価証券の売却や配当収益により前年同期比20.7%増の158億31百万円となり、営業利益は前年同期比11億7百万円増加し53億58百万円となりました。
その他の事業の売上高は、当期に大型の賃貸資産の売却等があったことから前年同期比42.7%増の183億94百万円となり、営業損失は前年同期比5億27百万円改善し1億90百万円となりました。
②財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて469億54百万円増加し、9,426億37百万円となりました。主な要因としては、営業投資有価証券が53億42百万円減少したものの、営業貸付金が341億91百万円、リース債権及びリース投資資産が87億88百万円、割賦債権が64億28百万円増加したことによります。
負債は、前連結会計年度末に比べて469億53百万円増加し、8,366億37百万円となりました。主な要因としては、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が287億59百万円減少したものの、コマーシャル・ペーパーが380億円、短期借入金が291億9百万円、社債(1年内償還予定の社債を含む)が100億円増加したことによります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて1百万円増加し、1,060億円となりました。主な要因としては、非支配株主持分が53億37百万円減少したものの、利益剰余金が当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益等により49億29百万円、その他の包括利益累計額が4億9百万円増加したことによります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
①契約実行高
契約実行高は、提出会社の取引が大半を占めているため、提出会社の状況について記載しております。
②営業資産残高
(注)当第3四半期連結会計期間におけるリサ事業の営業資産残高の内訳は、営業貸付金が9,183百万円、買取債権が10,125百万円、営業投資有価証券が10,916百万円、販売用不動産が1,647百万円、投資有価証券が18,088百万円となっております。
③営業実績
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
(注)1.セグメントの区分は、主な営業取引の種類により区分しております。
2.各セグメントの主要品目は以下のとおりであります。
①賃貸・割賦事業……情報・事務用機器、産業・土木・建設機械等の賃貸(リース・レンタル)及び
割賦販売業務等
②ファイナンス事業…金銭の貸付業務、ファクタリング業務及び営業目的の収益を得るために所有する
有価証券の投資業務等
③リサ事業……………株式会社リサ・パートナーズが行っている企業投資、債権投資、不動産、
ファイナンス及びアドバイザリー業務
④その他の事業………物品売買、賃貸取引の満了・中途解約に伴う物件売却、手数料取引、
ベンチャー企業向け投資、ヘルスケア関連及び太陽光発電売電業務等
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。