当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染再拡大が急激に進行し、度重なる緊急事態宣言、蔓延防止等重点措置の主要都市への発出、延長のほか、若い世代へのワクチンの迅速な接種等の対策を進める事態となりました。一方、東京オリンピックの開催は無観客を前提とし、期待される経済への波及効果は限定的なものとなり、様々な業種で多大な影響を受ける状況が続きました。
当業界においては、老朽化した火力発電所の休止や廃止による供給力の減少から夏季における電力需給状況が極めて逼迫するとの懸念があったものの、低迷する経済の影響や全国的な猛暑がそれほど継続しなかったことなどから重大な事態へと進行することなく推移し、日本卸電力取引市場の取引単価も高騰することなく比較的平易な状況となりました。
このような状況のもと、九州地区のみならず関東、東北地区においてもエフオンの電力小売事業に活用するため子会社発電所との間で特定卸供給契約を締結しトレース付きの非化石証書を購入することで、当社グループの発電した電力を再生可能エネルギー100%の電気として販売する環境が整いました。グリーンエナジー事業の売上高については、親会社が発電子会社から調達した電力はセグメント間での内部売上高として表示し、その分外部顧客への売上高は減少しております。電力小売事業の推進により、今後、その割合は増加していく見込です。発電事業においては、一部発電所においてトラブルによる送電量低下が発生したものの、各発電所所内電力の省エネルギー化を推進し全体としての送電量は前年同期を上回る実績となりました。売上高としては、木材市場の高騰の影響はないものの積極的な燃料調達に注力したことにより各発電事業の木質チップ燃料バランスが想定値と乖離し見込を下回る結果となりましたが、山林事業の施業地の拡充により一定程度の外部収入を確保できたことでセグメント全体ではほぼ前年同期と同水準となりました。一方、セグメント利益に関しては、売上高の伸び悩みに反して軽油やガソリンといった輸送に伴う燃料費の高騰による物流費、外注費用の増加や新宮発電所稼働準備に係る人員増加に伴う人件費、旅費、採用教育費が大幅に増加したほか、山林事業に係る減価償却費が収益を圧迫する要因となりました。省エネルギー事業に関しては、既存プロジェクトの売上が堅調に推移し一定の利益水準を確保することができました。また、その他のセグメントにおける電力小売事業は、外部販売高を伸ばすとともにグループ発電所の定期点検時の電力供給を担当しております。
当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高3,452百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益457百万円(前年同期比44.2%減)、経常利益419百万円(前年同期比46.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益301百万円(前年同期比45.5%減)となりました。
(省エネルギー支援サービス事業)
当第1四半期連結累計期間においては、前連結会計年度中に終了したプロジェクトにより既存プロジェクトに係る売上高は減少しているものの、既存の継続プロジェクトの業績は堅調に推移しており一定の利益水準を確保することができました。セグメント間の内部売上高は、グループ内発電所建設の終盤に差掛り大幅に減少しております。
当第1四半期連結累計期間の本事業セグメントの業績は、売上高では1,345百万円(前年同期比31.0%減)、営業利益22百万円(前年同期比23.3%減)となりました。
(グリーンエナジー事業)
当第1四半期連結累計期間においては、エフオン日田がボイラー内珪砂循環装置のトラブルで一時的に送電量が減少したものの、エフオン白河、エフオン豊後大野、エフオン壬生発電所は順調に高稼働率を維持できました。一方、木材市場の高騰から木質チップ燃料の積極的な調達を推進したことで、良質の燃料を得られず燃料調達コストの増加をまねく結果となりました。軽油やガソリンの価格上昇が物流コストを押し上げ、山林事業の外部委託費等のほか発電所運営に関連する費用の増加につながったことや、新宮発電所稼働準備に係る人員増加に伴う人件費、旅費、採用教育費が大幅に増加したほか、山林事業の施業に係る大型設備の減価償却費が負担となり、本事業セグメントの売上高は増加したものの、利益は大幅に減少いたしました。
当第1四半期連結累計期間の本事業セグメントの業績は、売上高では3,338百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益497百万円(前年同期比38.7%減)となりました。
②財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、原材料在庫及びエフオン新宮発電所に係る固定資産の増加により、前連結会計年度より3,057百万円増加し、48,660百万円となりました。
負債の合計は、主に発電所建設工事に係る借入金が増加し前連結会計年度末より2,928百万円増加し31,607百万円となりました。
純資産合計は、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加により、前連結会計年度より128百万円増加し17,053百万円となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。