第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生はありません。

なお、第18期有価証券報告書の「事業等のリスク」の「(4)当社グループを取り巻くグループ環境について a.グループ会社との関係性について」につき、「第1 企業の概況 2 事業の内容」に記載のとおり、ソフトバンク株式会社が当社の親会社から、その他の関係会社となりましたので、事業等のリスクから削除しております。なお、ソフトバンク株式会社は平成27年7月1日付でソフトバンクグループ株式会社に商号変更しております。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

当社グループを取り巻く環境は、国内スマートフォンの契約台数の伸びが鈍化する一方で、ゲーム業界では、本年9月に「東京ゲームショウ2015」が開催され、出展社数は過去最高を記録することとなりました。出展社480社の過半(246社)を海外出展社が占めており、国際的なゲーム展示会として拡大するとともに、出展内容は、従来からの家庭用ゲーム機向けのゲームに加え、日本では既に幅広く浸透しているスマートフォン向けゲーム、さらにはゲームの新たな可能性を示すVR(バーチャルリアリティ(※1))や、自分のプレイ動画を実況を交えて配信するゲーム実況など、様々なゲームの楽しみ方が提案され、日本のゲーム市場は一段と盛り上がりを見せております。

このような環境の下、当社は重要な経営指標をMAU(Monthly Active User(※2))とし、ユーザー数の維持・拡大を目指し、継続的なゲームの運営に努めてまいりました。

スマートフォン向けゲームでは、主力タイトル「パズル&ドラゴンズ(以下「パズドラ」)」に新たなゲーム要素「ランキングダンジョン」を実装し、ハイレベル帯のユーザーの皆様にもさらに楽しんで頂けるよう新しい「パズドラ」の遊びを提案いたしました。「パズドラ」は既にサービス開始から3年半が経過し、ユーザーの皆様のプレイ習熟度が向上していることから、課金率は低下いたしましたが、MAUは依然として高水準を維持しております。

一方、「サモンズボード」では第2四半期より継続して行っているテレビCMが奏功した結果、新規顧客獲得が加速しダウンロード数を着実に伸ばしてまいりました。さらに「ディバインゲート」では、ゲームの世界観やキャラクター設定の奥深さなどが根強いファンを獲得し、平成28年1月からテレビアニメ化が決定するなど、今後はゲームを核としたマルチプラットフォーム展開を開始してまいります。

海外展開においては、中国版「パズドラ」の準備を順調に進めてまいりました。日本と中国のスマートフォンゲームユーザーは、ゲームプレイの習慣や嗜好が異なることから、日本で配信中の「パズドラ」を大部分において改変を行ってまいりました。その上で、7月から中国市場におけるテストサービスを実施し、正式サービスへ向けた準備を着実に進めております。また、北米版「パズドラ」においては、9月28日から北米におけるテレビCMを実施し、新規顧客獲得の増加を目指してまいります。

その他、新作ゲーム開発については、平成27年内にサービス開始を予定していたスマートフォン向け新作ゲーム及びPlayStation®4向け新作ゲーム「LET IT DIE」においては、さらにゲームを楽しんで頂けるようゲーム性を追求することを目的とし、平成28年にサービス開始を延期することといたしました。

この結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高119,219百万円(前年同期比10.2%減)、営業利益58,858百万円(前年同期比19.9%減)、経常利益59,063百万円(前年同期比18.5%減)、四半期純利益37,251百万円(前年同期比25.1%減)となりました。

なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けて記載しておりません。

 

※1 VR(バーチャルリアリティ)とは、仮想現実のことで、コンピュータグラフィックスや音響効果を組み合
    わせて人工的に現実感を作り出す技術であります。

 

※2 MAU(Monthly Active User マンスリーアクティブユーザー)とは、月に1回以上、ゲームにログインして
    いる利用者であります。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間の資産合計は、95,723百万円(前連結会計年度末比65,357百万円減少)となりました。これは主に、公開買付けによりソフトバンク株式会社から自己株式を取得した結果、現金及び預金が63,607百万円減少したことによります。なお、ソフトバンク株式会社は平成27年7月1日付でソフトバンクグループ株式会社に商号変更しております。

負債合計は、11,673百万円(前連結会計年度末比18,203百万円減少)となりました。これは主に、法人税等を支払った結果、未払法人税等が14,884百万円減少したことによります。

純資産合計は、84,049百万円(前連結会計年度末比47,154百万円減少)となりました。これは主に、スマートフォンゲームの売上高が堅調に推移した結果、利益剰余金が四半期純利益の計上により37,251百万円増加し、また純資産が自己株式の取得に伴い79,999百万円減少したことによります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。 

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は669百万円であります。
 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。