文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループを取り巻く環境は、非常に速いスピードで変化を遂げ、スマートフォンゲーム市場では新作ゲームが各社より大量に市場へ投入されております。また、クオリティの高いゲームを求めるユーザーニーズに応えるために、開発期間の長期化や開発人員の確保、プロモーションコストの増大などにより、競争環境は一層厳しさを増しております。一方で、VR(バーチャルリアリティ)端末、新型ゲーム機の発売、家庭用ゲーム機を使ったオンラインゲーム市場が緩やかに増加してくるなど、プラットフォームの変化による新たな市場の創出も見込まれ、ゲーム市場の新たな発展に期待が寄せられます。
このような環境の中、当社では、新作ゲームの開発及び既存ゲームのMonthly Active User(月に1回以上ゲームにログインしている利用者数)の維持・拡大に注力してまいりました。
売上の多くを占めるスマートフォン向け「パズル&ドラゴンズ(以下「パズドラ」)」では、有名キャラクターとのコラボイベントや、アップデートを継続的に実施したことに加え、平成28年5月29日にはリアルイベント「ガンホーフェスティバル2016」を開催いたしました。本イベントの累計来場者数(全国9か所のイベント来場者数を含む)は過去最高の119,371名を記録し、サービス開始から5年目に突入した今もなお、幅広い層のユーザーに楽しまれており、国内のスマートフォンゲーム市場が飽和状態にあるなか、業績の維持に努めてまいりました。海外においては、平成27年9月よりテレビCMを開始した北米版「パズドラ」が、平成28年5月1日に累計ダウンロード数1,000万を突破いたしました。また、中国版「パズドラ」では、中国の総合的なインターネットサービスの大手Tencent社と中国ゲームユーザーの嗜好に合わせた改変を行い、平成28年5月26日より事前登録を開始し、7月19日にAndroid版、7月20日にiOS版の正式サービスを開始しております。
新作ゲームでは、平成28年7月28日に発売を開始したニンテンドー3DS™向け冒険パズルRPG「パズドラクロス」、平成28年中に正式サービス開始予定のスマートフォン向けゲーム、プレイステーション®4向けオンラインアクションゲーム「LET IT DIE(レット イット ダイ)」の開発を行ってまいりました。中でも「LET IT DIE」は、平成28年4月に米国ボストンで開催された大規模ゲームイベント「PAX EAST 2016」及び平成28年6月に米国ロサンゼルスで開催された世界最大のコンピュータゲーム見本市である「E3 2016(Electronic Entertainment Expo 2016)」にプレイアブル出展し、ユーザーの皆様から高い評価を頂くことができました。本作品は、家庭用ゲーム機であるプレイステーション®4向けではありますが、基本無料アイテム課金方式のオンラインゲームとして北米への先行配信を予定しております。
パートナーパブリッシング事業では、平成28年4月14日にプレイステーション®4向けステルスアドベンチャーゲーム「Republique(リパブリック)」の発売を開始いたしました。現在は、ゲームロフト社(本社:フランス)から日本国内におけるパブリッシング権を獲得したゲームロフト社のスマートフォン向けゲーム「ディズニー マジックキングダムズ」を、平成28年中の正式サービスへ向け準備を進めております。
この結果、当第2四半期連結累計期間は売上高61,443百万円(前年同期比25.4%減)、営業利益26,666百万円(前年同期比35.7%減)、経常利益26,334百万円(前年同期比36.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益16,807百万円(前年同期比36.1%減)となりました。
なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けて記載しておりません。
当第2四半期連結会計期間における資産合計は、118,735百万円(前連結会計年度末比10,657百万円増加)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い現金及び預金が増加したことによります。
負債合計は、16,425百万円(前連結会計年度末比1,295百万円減少)となりました。これは主に、法人税等を支払った結果、未払法人税等が減少したことによります。
純資産合計は、102,309百万円(前連結会計年度末比11,953百万円増加)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が増加したことによります。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前連結会計年度末に比べ14,320百万円増加し、当第2四半期連結累計期間末に95,713百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
営業活動によって得られた資金は22,116百万円となりました。
これは主に税金等調整前四半期純利益25,820百万円及び法人税等の支払額10,171百万円が含まれるためです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
投資活動によって使用された資金は2,706百万円となりました。
これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出1,717百万円が含まれるためです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
財務活動によって使用された資金は4,460百万円となりました。
これは主に配当金の支払額4,295百万円が含まれるためです。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は469百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。