文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
日本におけるスマートフォンゲーム市場は、スマートフォンの普及拡大に伴って成長し、平成29年には9,600億円(出典:株式会社矢野経済研究所)になるとの予測もありますが、その成長速度はこれまでと比べ緩やかになり、安定的に推移しております。
一方で、日本における家庭用ゲーム市場は緩やかな減少を続けてまいりましたが、新型ゲーム機等、新しいゲームの楽しみ方や技術が提案され、平成29年上半期の国内家庭用ゲーム市場規模は5年ぶりにプラス(出典:「ファミ通」2017年度上半期国内家庭用ゲーム市場規模速報)に転じるなど、ゲーム市場拡大の兆しも見えてきております。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、主力ゲームである「パズル&ドラゴンズ(以下「パズドラ」)」の売上高が減少したことから、対前年同期比で減収となりました。このような状況の中、当社では「新規価値の創造」に向け、グローバル配信を前提とした新作ゲームの開発及び既存ゲームのMAU(Monthly Active User:月に1回以上ゲームにログインしている利用者)の維持・拡大に向けた取り組みに注力してまいりました。
「パズドラ」においては、引き続き長期的にお楽しみいただくことを主眼に、新ダンジョン等の追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボレーションなど、継続的にアップデート及びイベントを実施してまいりました。その結果、国内においては平成29年7月に4,600万ダウンロードを突破し、北米においては平成29年9月に1,200万ダウンロードを突破しております。また、「パズドラレーダー」においては、平成29年8月に500万ダウンロードを突破し、平成29年10月にはプレイヤー同士がオンラインで対戦することができる「対戦モード」を実装することで、「パズドラ」に新たな遊びを提供いたしました。
スマートフォン向けパネルRPG「ディバインゲート」においては、平成29年9月に新たなストーリーが始まった「ディバインゲート零」のサービスを開始いたしました。
プレイステーション®4向けオンラインアクションゲーム「LET IT DIE(レット イット ダイ)」においては、他社ゲームとのコラボレーションや新キャラクター・アイテム等の実装、遊びやすさの改善、プロモーションでは動画の配信や平成29年9月に開催された「東京ゲームショウ2017」への出展など、世界規模でユーザー層の拡大及び継続的にお楽しみいただくための取組みを継続してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は69,996百万円(前年同期比19.9%減)、営業利益28,175百万円(前年同期比22.9%減)、経常利益28,132百万円(前年同期比22.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益17,939百万円(前年同期比22.6%減)となりました。
なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けて記載しておりません。
当第3四半期連結会計期間における資産合計は、66,355百万円(前連結会計年度末比11,322百万円増加)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い現金及び預金が増加したことによります。
負債合計は、8,935百万円(前連結会計年度末比5,112百万円減少)となりました。これは主に、法人税等を支払った結果、未払法人税等が減少したことによります。
純資産合計は、57,420百万円(前連結会計年度末比16,435百万円増加)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が増加したことによります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は514百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。