第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

日本におけるゲーム市場は、モバイルゲーム市場の緩やかな拡大と好調な家庭用ゲーム市場の成長に支えられ、平成29年は前年比13.7%増加し1兆5,686億円※1となりました。

一方、世界におけるゲームコンテンツ市場もスマートフォンの普及拡大に伴うモバイルゲーム市場の成長と家庭用ゲーム機の好調な販売によりパッケージゲーム市場も拡大したことから、平成29年は前年比21.1%増加し10兆8,964億円※1となりました。

当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、主に主力ゲームである「パズル&ドラゴンズ(以下「パズドラ」)」の売上高が減少したことから、対前年度比で減収となりました。このような状況の中、当社では既存ゲームのMAU(Monthly Active User:月に1回以上ゲームにログインしている利用者)の維持・拡大、「新規価値の創造」に向けたグローバル配信前提のゲーム開発及びパートナー・パブリッシング事業に注力してまいりました。

既存タイトルにつきましては、「パズドラ」は引き続き長期的にお楽しみいただくことを主眼に、新ダンジョンの追加やゲーム内容の改善、イベントの開催、他社有名キャラクターとのコラボレーションなどを継続的に実施してまいりました。平成30年9月22日には「東京ゲームショウ2018」において、「パズドラ」のプロゲーマーの頂点を決めるeスポーツイベント「パズドラチャンピオンズカップ」を開催いたしました。これらのゲーム内外における積極的なイベントの実施により、「パズドラ」の業績は安定化してきております。

新規タイトルにつきましても、平成30年6月27日にサービスを開始したスマートフォン向け妖怪探索位置ゲーム「妖怪ウォッチ ワールド」は、継続的なテレビCMの実施や位置情報を活用した異業種とのコラボレーションを行ったことなどによりユーザー数が拡大し、平成30年9月14日に200万ダウンロードを突破いたしました。

また、新規事業につきましては、当社、吉本興業株式会社及び株式会社サイバーエージェントが出資する合弁会社mspo株式会社(エムスポ)が、モバイルゲーム向け新サービス「mspo」の提供を平成30年9月28日より開始いたしました。「mspo」は既存のゲームアプリ上に自動でトーナメントを生成し、ユーザーのマッチングからポイントの付与、ギフト券への交換まで全てをワンストップで提供してまいります。

連結子会社のGRAVITY Co.,Ltd. につきましては、現在韓国や台湾を始めとした一部のアジア地域で展開しているスマートフォン向けゲーム「Ragnarok M: Eternal Love」のサービス地域を拡大するため、タイやフィリピンなどの東南アジアにおいて平成30年9月19日より事前登録を始め、平成30年10月31日よりサービスを開始する予定でおります。

この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は61,763百万円(前年同期比11.8%減)、営業利益17,265百万円(前年同期比38.7%減)、経常利益17,423百万円(前年同期比38.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益10,601百万円(前年同期比40.9%減)となりました。

なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けて記載しておりません。

 

※1:ファミ通ゲーム白書2018

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間における資産合計は、81,184百万円(前連結会計年度末比3,113百万円増加)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い現金及び預金が増加したことによります。

負債合計は、9,486百万円(前連結会計年度末比6,171百万円減少)となりました。これは主に、買掛金及び未払法人税等が減少したことによります。

純資産合計は、71,697百万円(前連結会計年度末比9,285百万円増加)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が増加したことによります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。 

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は888百万円であります。
 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。