第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、円安や株高を背景とした企業業績や雇用・所得環境の改善が見られ、景気は緩やかな回復傾向にありますが、中国を中心としたアジア圏の経済の減速など、先行きは不透明な状況でもあります。 

景気動向に左右されにくい葬祭市場に対し遺影写真等画像映像のデジタル加工、通信出力サービスを主に提供するメモリアルデザインサービス事業、1冊から本格的写真集という新しい写真のアウトプット手法を提案するパーソナルパブリッシングサービス事業、空中結像という今までにないユニークな技術で、新しい市場を創造し、夢の実現を目指すエアリアルイメージング事業、それぞれに位置づけや特色が異なる三つの事業を展開してまいりました。

このような状況のもと、既存事業での着実な成長と、新規事業への先行投資のバランスに配慮して、事業を推進してまいりました。

当第2四半期累計期間の売上高は、各事業において伸長し2,393,934千円(前年同四半期比102.9%)となりましたものの、利益面につきましては、パーソナルパブリッシングサービス事業におけるOEM供給の立ち上げにより費用が先行したことに加え、「ギフトネットコム」サービスの終了に向けたコストが発生したため、経常利益は268,607千円(前年同四半期比94.2%)、四半期純利益は175,677千円(前年同四半期比97.3%)となりました。 

 

セグメントの業績は次のとおりであります。各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部売上を含んでおります。

(メモリアルデザインサービス事業)

当事業におきましては、遺影写真加工収入が想定をやや下回りましたものの、動画など葬儀演出関連売上の着実な増加に加え、ハード機器やサプライ品、額の売上は順調に推移しました。また、新たに立ち上げた葬儀社向けECサービスの浸透にも努めてまいりました。

利益面では、売上の増加に伴い粗利益も順調に増加し、販売費及び一般管理費におきましては、優先順位を明確にして、適切にコントロールしてまいりました。

その結果、売上高は1,102,635千円(前年同四半期比103.7%)、セグメント利益は332,302千円(前年同四半期比104.0%)となりました。

 

 

(パーソナルパブリッシングサービス事業)

当事業におきましては、プロフェッショナル写真市場向けには、全国12箇所でのセミナーの実施や新製品のリリースなどにより、新規顧客の開拓や既存顧客の売上増加に注力してまいりました。その結果プロフェッショナル写真家向け売上は順調に推移いたしました。

一般消費者向けには、各種キャンペーンの実施に加え、豊富なデザインテンプレートの提供や企業とのタイアップによるサービスの提供にも取り組んでまいりました。競争環境が厳しい中、写真愛好家やこだわり層へ重点的にアプローチしてまいりましたが、一般消費者向け売上は想定を下回りました。また、OEM提供を本格的に開始しましたが、注文は想定を下回っており、OEM元を通じて各種挽回策を実行しております。

費用面では、OEM供給体制の立ち上げに伴って、人件費や減価償却費、地代家賃等の経費が増加いたしました。

その結果、売上高は1,266,641千円(前年同四半期比102.1%)、セグメント利益は206,146千円(前年同四半期比91.9%)となりました。 

 

(エアリアルイメージング事業)

当事業は、空中結像技術を用いた新しい画像・映像表現により市場を創造することを目指し、平成23年3月に開始した事業であります。

当事業におきましては、空中結像を可能にするAIプレートの量産を最重要課題として取り組んでおります。

ガラス製プレートにつきましては、量産方法は確立しており、量産を継続しながら、品質の安定や向上、歩留まりの向上に向けた改善を進めております。また、並行して他の生産方法によるトライや大型化に向けた取り組みも行っております。

樹脂製プレートにつきましては、想定より技術的課題の難易度が高く、解決に時間を要していることは、反省材料として受け止めております。ただ技術的課題の解決策は見えており、着実に進捗しております。まずは試作品を完成させてから、量産化に向けスケジュール化したいと考えております。並行して、ガラス製の生産方式と同様の手法による試作品の作製も進めております。

マーケティング面につきましては、10月に3企業1大学の協力を得て、展示会CEATECに出展し、1m角の大型プレートも展示いたしました。アミューズメントパークへの納入に加え、旅行代理店への導入や店舗サイネージでの活用など実績も積んでまいりましたが、量産品への移行が遅れ、売上は想定を下回っております。

その結果、売上高は23,182千円(前年同四半期比111.6%)、セグメント損失は54,304千円(前年同四半期は49,937千円の損失)となりました。 

 

(その他)

「ギフトネットコム」サービスは、平成27年4月末をもって新規のギフトコードの販売を終了し、サービスは平成27年10月末をもって終了いたしました。従いまして、サービスの維持および販売済みギフトコードの交換への対応を行ってまいりました。

以上の結果、粗利ベースでの手数料収入は1,607千円(前年同四半期は実績なし)、セグメント損失は15,776千円(前年同四半期は実績なし)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期会計期間末における資産は、前事業年度末に比べ34,361千円増加し、4,530,173千円となりました。これは主に、現金及び預金が56,387千円減少する一方で、受取手形及び売掛金が47,676千円、商品及び製品が38,528千円増加したことによるものであります。 

当第2四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ26,308千円減少し、607,040千円となりました。これは主に、未払消費税等が32,665千円減少したことによるものであります。 

当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ60,669千円増加し、3,923,133千円となりました。これは主に、四半期純利益を175,677千円計上した一方で、剰余金の配当による減少133,519千円によるものであります。 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ56,387千円減少し、1,049,149千円となりました。なお、当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間において営業活動の結果獲得した資金は、197,547千円(前年同四半期は216,612千円の獲得)となりました。これは主に、税引前四半期純利益267,283千円、減価償却費129,879千円を計上した一方、法人税等の支払額88,440千円を計上したことによるものであります。 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間において投資活動の結果使用した資金は、140,130千円(前年同四半期は268,087千円の使用)となりました。これは主に、印刷、製本関連の機械装置など有形固定資産の取得96,811千円、写真集関連システムの機能強化など無形固定資産の取得44,555千円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間において財務活動の結果使用した資金は、113,801千円(前年同四半期は134,046千円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払132,152千円によるものであります。 

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更はありません。
 

(5) 研究開発活動

当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は49,570千円であります。

なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。