第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀の金融政策を背景とした個人所得や企業収益、雇用に改善がみられる一方で、為替の変動や中国をはじめとする海外経済の減速懸念等から先行きは依然として不透明な状況が続いております。

当社グループが属するモバイルビジネス環境は急速な変化を続けており、内閣府が平成28年3月に実施した消費動向調査では、平成28年3月末のスマートフォン(*1)の世帯普及率は従来型の携帯電話の普及率を初めて上回る67.4%(*2)に達し、スマートフォンの普及は拡大の一途を辿っております。

このような中、当社グループでは増加するスマートフォンユーザーを取り込むべく新たな集客の仕組みづくりに努めるほか、当社の主要顧客層(20代~40代の女性)のニーズに合致した商品ラインナップの拡充に努めてまいりました。

当第1四半期連結累計期間におきましては、前連結会計年度において株式会社caramoの株式を譲渡した影響とZappallas,Inc.(U.S.)や株式会社PINK、キャリア公式サイトの売上が減少したことにより、売上高が前年同期比で減少いたしました。利益面につきましては、既存のキャリア公式サイトの売上減少による影響や、新たな形式の占いサービスの企画開発への積極的な投資により営業利益が減少いたしました。また、為替変動に伴う外貨建債権等の評価替えによる為替差損90,588千円等を計上いたしました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,163,922千円(前年同期比19.6%減)、営業利益39,322千円(前年同期比63.9%減)、経常損失49,953千円(前年同期は176,625千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失37,407千円(前年同期は197,013千円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

*1:iPhoneやAndroidに代表される、パソコンと同等の機能を持ち合わせた多機能携帯端末のこと。

*2:内閣府経済社会総合研究所「消費動向調査(平成28年3月実施調査結果)」より引用。

 

 セグメント別の概況は、以下のとおりであります。

 なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

 

 ①モバイルサービス事業

<占い>

 主力の占いサービスにおいては、幅広いユーザーに対応したサービスを提供すべく、新たな形式の占いサービスの企画開発や既存サービスの改善に取り組んでまいりました。当第1四半期連結会計期間においては、前連結会計年度末にオープンしたサブスクリプション(*3)型占いアプリ「Rint」のAndroid版をリリースするなど、ライトユーザー向け占いアプリの企画開発に引き続き注力してまいりました。また、既存のキャリア公式サイトではクレジット決済機能を拡充するなど、既存サービスの改善にも取り組んでまいりました。その他、電話占いやチャット占いの順調な売上の増加もありましたが、既存のキャリア公式サイトの売上の減少により全体としては前年同期比で売上高及び営業利益が減少いたしました。

*3:定額料金で一定期間利用できるサービスのこと。

 

<ゲーム>

 当第1四半期連結会計期間において、女の子のための感動ファンタジー「Toys' Parade」をリリースしたほか、ストーリーに特化したドラマゲームアプリシリーズ「six doubts」の第4弾、「そろそろ、なかったコト探偵」のリリースに向けた開発に取り組んでまいりました。今後は、ターゲットに届けるためのプロモーション投資を重点施策の1つとして掲げ、効果検証を行いながら積極的にプロモーションをかけていく予定です。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は905,766千円(前年同期比6.9%減)、セグメント利益は170,526千円(前年同期比22.5%減)となりました。

 

 ②海外事業

 海外事業につきましては、米国に拠点を置く当社100%子会社であるZappallas,Inc.(U.S.)が占いコンテンツビジネスを展開しております。売上高につきましては、スポンサーシップ広告の契約先の変更に伴う一時的な売上高の落ち込み、更には、為替の影響もあり前年同期比で減少する結果となった一方で、利益面につきましては、人件費の削減やのれんの減損損失を前連結会計年度において特別損失として計上したことから、のれん償却費等の販売管理費が減少した結果、セグメント利益に黒字転換いたしました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は91,488千円(前年同期比36.3%減)、セグメント利益は140千円(前年同期は973千円のセグメント損失)となりました。

 

 ③その他の事業

 その他の事業につきましては、モバイルサイト開発運営受託業務やオンラインショッピングサイトの運営のほか、株式会社PINKにおいて旅行事業を行っております。

 売上高につきましては、ママ向けオンラインショッピングサイト「cuna select」について増加いたしましたが、前連結会計年度において、株式会社caramoを連結範囲から除いたことや、株式会社PINKがテロの多発による海外情勢の悪化などの影響で売上が減少した結果、前年同期比で減少いたしました。利益面につきましては、占いASP事業等で利益を確保したものの、前連結会計年度における株式会社caramoの譲渡、株式会社PINKの売上減少により、セグメント損失となりました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は166,821千円(前年同期比49.7%減)、セグメント損失は1,252千円(前年同期は7,283千円のセグメント利益)となりました。

 

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

 当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して90,681千円減少し、8,338,248千円となりました。その主な要因は、未収消費税等(四半期連結貸借対照表上は「その他」で表示)の減少額11,159千円、のれんの減少額67,909千円によるものであります。

 負債合計は、前連結会計年度末と比較して70,266千円減少し、652,705千円となりました。その主な要因は、未払金の減少額53,076千円、未払消費税等(四半期連結貸借対照表上は「その他」で表示)の増加額28,216千円、長期借入金の減少額40,000千円によるものであります。

 純資産は、前連結会計年度末と比較して20,415千円減少し、7,685,542千円となりました。その主な要因は、利益剰余金の減少額37,407千円、為替換算調整勘定の増加額16,991千円によるものであります。

 

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 なお、当社は事業及び財務の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等は次のとおりであります。

 

会社の支配に関する基本方針について

 当社の取締役会は、当社株式の大量取得を目的とする買付けや買収提案が行われる場合において、その受入れの当否は最終的には株主の皆様のご判断に委ねるべきものと認識しております。また、経営支配権の異動を通じた企業活動の活性化の意義や効果についても、何らこれを否定するものではありません。

 しかしながら、株式の大量取得や買収提案の中には、その目的等からみて対象企業の企業価値や株主共同の利益を損なうおそれのあるものも見受けられ、そのような株式の大量取得を目的とする買付けや買収提案は不適切であると当社は考えます。

 現在のところ、当社株式の大量取得を目的とする買付けや買収提案に係る具体的な脅威が生じているわけではなく、また当社としても買収防衛策等の具体的な取組みをあらかじめ定めるものではありません。

 ただし、株主から負託を受けた経営者の責務として、当社株式の取引や株主の異動状況を常に注視するとともに、株式の大量取得を目的とする買付けや買収提案に際しては、直ちに当社として最も適切と考えられる措置を講じてまいります。

 具体的には、株式大量取得者との交渉や社外の専門家を交えての当該買収提案の評価を行い、当該買付行為(又は買収提案)が当社の企業価値及び株主共同の利益に資さない場合には、当社は具体的な対抗措置の要否及びその内容等を速やかに決定し、対抗措置を実行する体制を整えます。

 

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。