文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、欧州、中近東及び東アジア地域等での情勢不安に起因する地政学リスクの高まりを受けて、世界経済全体としては不透明な状況が継続しているものの、企業収益の改善を背景に、雇用情勢や個人所得環境に改善が見られ、緩やかな回復基調が続いております。
当社グループが属するIT業界は、EC市場及びインターネット広告市場の拡大を背景としたネット通販サイトの構築需要やインターネット広告需要が拡大しております。また、企業の相次ぐ情報漏えい事件の影響によりセキュリティへのIT投資意欲の高まりやクラウドサービス市場の拡大を背景としたクラウドサービス需要が拡大するなど、企業のIT投資は順調に推移いたしました。
このような状況の中で、当社グループはECサイト構築パッケージ「ecbeing」を活用したECソリューション事業の業績拡大に注力したことに加え、セキュリティビジネスや当社独自のサービスである「SCクラウド」の拡大に注力してまいりました。
これらの結果、売上高は72億37百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益は8億6百万円(同4.4%増)、経常利益は9億15百万円(同12.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億9百万円(同14.2%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① ECソリューション事業
ECソリューション事業は、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」の販売、保守及びホスティング売上高が伸長したことにより、売上高は32億45百万円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益は7億66百万円(同19.1%増)となりました。
② システムインテグレーション事業
システムインテグレーション事業は、ウェブフォーム・ワークフロー「X-point」や不正接続PC検知・排除システム「L2Blocker」のプロダクト売上高が伸長しました。また、ネットワーク構築売上高及び当社独自のサービスである「SCクラウド」のクラウドサービス売上高の伸長により、売上高は19億16百万円(前年同期比20.2%増)、セグメント利益(経常利益)は5億13百万円(同10.3%増)となりました。
③ 物品販売事業
物品販売事業は、パソコンの販売が増加したこと等により、売上高は20億75百万円(前年同期比6.3%増)、セグメント利益は45百万円(同97.0%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、3億50百万円(前年同期は6億79百万円の獲得)となりました。これは、主に仕入債務が2億95百万円減少、法人税等の支払が5億29百万円あったものの、税金等調整前四半期純利益が9億64百万円、売上債権が1億69百万円減少したこと等によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果得られた資金は、3億68百万円(前年同期は12億5百万円の使用)となりました。これは、主に投資有価証券の取得による支出が4億94百万円、無形固定資産の取得による支出が1億77百万円あったものの、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入が10億18百万円あったこと等によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は、7億23百万円(前年同期は2億82百万円の使用)となりました。これは、主に自己株式の取得による支出が6億4百万円、配当金の支払が1億61百万円あったこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間のおけるグループ全体の研究開発活動の金額は、28,950千円であります。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについての重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 資産の変動について
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は124億96百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億99百万円の減少となりました。これは、主に投資有価証券が4億20百万円増加したものの、現金及び預金が4億78百万円、有価証券が2億46百万円減少したこと等によるものであります。
② 負債の変動について
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は38億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億46百万円の減少となりました。これは、主に買掛金が2億95百万円減少したこと等によるものであります。
③ 純資産の変動について
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は86億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ47百万円の増加となりました。これは、主に自己株式を4億94百万円取得したものの、利益剰余金が4億3百万円、その他有価証券評価差額金が90百万円増加したこと等によるものであります。
(7)経営者の問題認識と今後の方針について
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営者の問題認識と今後の方針についての重要な変更はありません。