文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間は、2017年7月に着工したメッツァ(メッツァビレッジ及びムーミンバレーパーク)が2018年10月に竣工、メッツァビレッジが2018年11月9日に先行して開業し、テナントの賃料や各種施設・サービスの利用料の売上計上を開始いたしました(ムーミンバレーパークは2019年3月16日開業予定)。メッツァビレッジの来場者は、2018年12月2日に10万人を超え、順調に推移しております。本業の投資銀行事業については、収益額は大きいものの時期や規模が計算し難い投資回収(エグジット)中心から、不動産・航空機アセットマネジメント収入やアレンジメント手数料、メッツァ賃貸収入等を中心とする安定的な収入を確保する体質への改善が進みました。当第1四半期連結累計期間の売上高は、投資回収(エグジット)案件がなかったものの、不動産アセットマネジメントやM&A関連を中心に業務受託による売上増加に加え、前連結会計年度の第2四半期以降の子会社増加も寄与して、1,020百万円(前年同期比66.8%増)となりましたが、売上原価はメッツァビレッジの運営費用や子会社増加によって564百万円(前年同期比223.7%増)となり、売上総利益は455百万円(前年同期比4.2%増)にとどまりました。販売費及び一般管理費は、メッツァビレッジの運営費用に加え、ムーミンバレーパークの開業準備費用が増加、子会社増加の影響も受けて1,202百万円(前年同期比77.3%増)となった結果、営業損失は747百万円(前年同期は241百万円の損失)、経常損失は804百万円(前年同期は261百万円の損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、非支配株主に帰属する四半期純損失211百万円により、599百万円(前年同期は40百万円の利益)となりました。
(単位:百万円)
なお当社は、不動産小口化投資商品組成のための不動産(信託受益権を含む。)取得、新たな投資商品組成及びM&A対応のための資金を調達するため、2018年11月8日開催の取締役会で第19回新株予約権(第三者割当)の発行を、2018年11月15日付の取締役会で発行条件等をそれぞれ決議し、2019年12月4日に発行しました。本新株予約権の発行及び行使による差引手取概算額は、当初行使価額で本新株予約権が全て行使されたと仮定した場合において1,759百万円となります。
セグメント別の業績は以下のとおりであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を含めた売上高で表示しております。
投資銀行業務の業務受託による売上は、不動産アセットマネジメント業務、M&A関連業務により増加しました。しかしながら、投融資業務(アセット投資、企業投資)においては投資回収(エグジット)案件がなく、企業投資においては評価損が発生しました。新規投融資は子会社への追加の投資を中心に実行しております。なお、前連結会計年度の第2四半期から損益計算書を連結しているSGI-Group B.V.及びその子会社4社が行う航空機アセットマネジメント業務は、堅調に推移しております。
また当社は、メッツァビレッジについて連結子会社である㈱ムーミン物語へのマスターリースを開始し、賃料収入を計上しました。
以上の結果、投資銀行事業の売上高は405百万円(前年同期比15.6%減)、セグメント損失は128百万円(前年同期は229百万円の利益)となりました。
公会計事業は、地方公共団体に対する統一的な基準による財務書類作成のコンサルティング業務と並行して、市場拡大が見込まれるPPP/PFI手法の導入検討等を推進しております。そして既取引先には、財務書類作成に加え、財務分析レポート作成や公営企業の経営戦略策定等のコンサルティング受託の営業活動を推進しております。
前連結会計年度の第3四半期から損益計算書を連結している㈱ジオプラン・ナムテックが行う都市インフラ管理システム事業は、既存の保守案件が順調に推移し、新規案件も取り込むことによって、着実に業務を拡大させました。
公共コンサルティング事業の売上高は、182百万円(前年同期比97.9%増)、セグメント利益は10百万円(前年同期は6百万円の損失)となりました。
エンタテインメント・サービス事業では、メッツァビレッジが開業して、テナント賃貸、レストラン・駐車場等の運営を開始しました。2018年12月からは「チームラボ 森と湖の光の祭」を開催するなど、積極的な集客施策を展開しました。2019年3月開業予定のムーミンバレーパークについては、内外装工事により施設整備を進めるとともに開業後の運営準備を進め、2018年12月には入園料(おとな1500円、こども1000円)及び有料アトラクション料金を決定し、2019年1月から入園チケットの前売りを開始しました。
また、㈱ムーミン物語が44.5%出資する㈱ライツ・アンド・ブランズについては、重要性が増したため、当第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。同社は、日本国内におけるムーミンキャラクターに関する独占的なサブライセンス権を供与されておりサブライセンス業務を行っておりますが、今後、コンテンツ開発やムーミンバレーパークにおけるオリジナル商品へのライセンス管理等へ事業領域を拡大していく予定です。
エンタテインメント・サービス事業の売上高は、メッツァビレッジ開業及び㈱ライツ・アンド・ブランズの新規連結により484百万円(前年同期比1,025.6%増)となりましたが、メッツァビレッジ運営費用及びムーミンバレーパークの準備費用等によりセグメント損失は392百万円と(前年同期は183百万円の損失)となりました。
㈱アダコテックは、解析システムの検証・組み込み等に多数のお引き合いをいただき、複数の適用プロジェクトが進捗しております。
その他の売上高は7百万円(前年同期比195.0%増)、セグメント損失は4百万円(前年同期は6百万円の損失)となりました。
(総資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末より13.4%増加し、15,893百万円となりました。これは主として、現金及び預金が1,262百万円、メッツァビレッジ及びその他の不動産開発案件の竣工等により仕掛販売用不動産が2,757百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が100百万円、仕掛販売用不動産からの振替等により販売用不動産が3,932百万円、ムーミンバレーパークの内外装工事等により建設仮勘定が378百万円、㈱ライツ・アンド・ブランズの新規連結によりのれんが82百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末より38.2%増加し、7,551百万円となりました。これは主として、メッツァ開業資金の調達のための借入れにより短期借入金が908百万円、長期借入金が253百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末より2.5%減少し、8,341百万円となりました。これは主として、新株予約権の行使等により資本金が149百万円、資本剰余金が48百万円、非支配株主持分が190百万円増加したものの、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が592百万円減少したことによるものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
当第1四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について、重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に比べ連結会社の従業員数は10名増加し、当第1四半期連結累計期間末において166名となり、臨時従業員の平均雇用人員数は前連結会計年度から59名増加し、106名となりました。これは主に、当第1四半期連結会計期間にメッツァビレッジ運営及びムーミンバレーパーク開業準備にあたって、エンタテインメント・サービス事業の従業員数が9名増加し49名となり、臨時従業員の平均雇用人員数が61名増加し、90名となったことによるものであります
当第1四半期累計期間において、提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
当第1四半期連結累計期間において、販売の実績に著しい変動がありました。その内容については「(1)経営成績の状況」に記載の通りであります。
また、生産の実績に著しい変動がありました。生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 生産高は、評価損等による減少を除く販売用不動産及び仕掛販売用不動産の増減額に売上原価を加えた金額により表示しております。
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。
当第1四半期連結会計期間において、新たに連結の範囲に含んだ連結子会社が締結している経営上の重要な契約は以下のとおりであります。
(注) 対価として一定料率のロイヤリティを支払います。