当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、追加すべき事項が生じております。
その内容は「2[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1) 経営成績の状況 <新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業及び業績への影響>」をご覧ください。
なお、文中の将来に関する事項は、本四半期報告書現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間は、メッツァにおいて2019年11月から各種施策を実施した結果、第1四半期には来園者数が前期の第4四半期と比べて19.8%増加し31万4千人となりましたが、当第2四半期は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、ムーミンバレーパークを2020年3月に16日間臨時休園したことにより、来園者数は第1四半期比で28.3%減少し22万5千人となりました。一方、投資銀行事業においては、業務受託、投資回収、航空機アセットマネジメントがそれぞれ堅調に推移しました。
当第2四半期連結累計期間の経営成績については、投資銀行事業が堅調に推移し、前第2四半期の2019年3月開業のムーミンバレーパークの運営収益が期初から貢献したものの、臨時休園による機会損失や前期の第4四半期に公共コンサルティング事業の子会社を連結除外したことなどにより、売上高は4,269百万円(前年同期比30.3%増)、売上原価は2,968百万円(前年同期比27.6%増)、売上総利益は1,301百万円(前年同期比36.8%増)となりました。販売費及び一般管理費は、前第2四半期のメッツァの開業準備費用がなくなり、その他一時的費用や人件費も減少したことにより前年同期比25.7%減の1,796百万円なった結果、営業損失は495百万円(前年同期は1,467百万円の損失)、経常損失は560百万円(前年同期は1,567百万円の損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、臨時休園期間中の固定費(人件費、減価償却費等)71百万円を特別損失として計上したことや、非支配株主に帰属する四半期純損失73百万円により、581百万円(前年同期は1,244百万円の損失)となりました。
(単位:百万円)
セグメント別の業績は以下のとおりであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を含めた売上高で表示しております。なお、報告セグメントに含まれない事業セグメント「その他」に含まれていた㈱アダコテックが、前期の第3四半期に連結の範囲から除外されたことにより、「その他」の区分は廃止しております。
投資銀行事業は、業務受託や航空機アセットマネジメントが堅調に推移する中で、アセット投資及び企業投資の回収があったことにより、売上高は1,404百万円(前年同期比1.7%増)となりました。セグメント損益は、前第2四半期連結累計期間に企業投資の減損等360百万円がありましたが、これが12百万円に減少したことにより、35百万円のセグメント損失(前年同期は404百万円の損失)となりました。
公共コンサルティング事業では、公会計事業として地方公共団体に対する統一的な基準による財務書類作成のコンサルティング業務に加え、財務分析レポート作成や公営企業会計導入、経営戦略策定等の受託業務の営業活動を推進しております。また地方創生事業として市場拡大が見込まれるPPP/PFI手法の導入検討等の受託業務を推進しております。
なお当社は、2019年7月1日付で都市インフラ管理システムに関する事業を行う㈱ジオプラン・ナムテックの株式の一部を譲渡し、同社を持分法適用関連会社に変更したため、前期の第4四半期より連結の範囲から除外しております。
公共コンサルティング事業の売上高は126百万円(前年同期比71.6%減)、セグメント損失は13百万円(前年同期は76百万円の利益)となりました。
エンタテインメント・サービス事業では、メッツァにおいて2019年11月から平日の駐車料金無料化、「1デーパス」発売、イベントの充実、ストーリーガイド配布やストーリーの扉の設置などのサービス・コンテンツ等の充実により顧客満足度を高めることを通じて、来園者数を拡大し収益を向上される施策を推進しました。そして、このような施策を踏まえ、ムーミンバレーパークは2020年3月14日にチケット内容・料金を改定しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、ムーミンバレーパークは2020年3月に16日間臨時休園となり開園期間中も外出自粛の影響を受けたことにより、当第2四半期のメッツァの来園者数は第1四半期比で28.3%減の22万5千人、メッツァ関連の売上高は第1四半期比で37.1%減の800百万円となった結果、当第2四半期連結累計期間のメッツァ関連の売上高は2,071百万円(前年同期比125.1%増)に留まりました。
ライセンス事業では、日本国内におけるムーミンキャラクターの使用許諾に関する独占的な権利を供与されたサブライセンサーとして事業を展開しております。2019年4月より原画展「ムーミン展THE ART AND THE STORY」が全国巡回しており、東京、大分、石川、名古屋までの4会場で約24万人の来場者を動員しています。また、アニメ放映権を保有する新作テレビアニメシリーズ「ムーミン谷のなかまたち」は、NHK BS4Kで2019年4月から現在まで継続して放映(再放送含む)され、当第2四半期連結累計期間からネット配信やBD/DVD販売・レンタルも始まりました。ムーミンバレーパークの開業による話題と合わせ注目度が大きく拡大したことにより2019年10月以降17社の新規契約先を獲得し、ライセンス事業の売上高は778百万円(前年同期比28.2%増)となりました。
エンタテインメント・サービス事業の売上高は、臨時休園による機会損失があったものの、前第2四半期の2019年3月16日に開業したムーミンバレーパークの運営収益が期初から貢献したことやライセンス事業が増収となった結果、2,850百万円(前年同期比82.3%増)となりました。セグメント損失は、前第2四半期連結累計期間の開業準備費用負担がなくなったことにより160百万円(前年同期は691百万円の損失)となりました。
<新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業及び業績への影響>
2019年12月中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症が、中国及び日本を含む世界各国で拡大しました。これによる当社グループの事業及び業績への影響は以下の通りです。
① 投資銀行事業
(アレンジメント・アセットマネジメント等の業務受託、アセット投資)
既存アセットマネジメント(AM)案件は、現時点においてコロナ禍の大きな影響は受けておりませんが、一部は施設の属性に応じて、投資運用戦略の見直しが必要となっています。なお、当社出資案件を含む数件のAM案件において、当第2四半期に物件売却が成約しており、当期中の決済予定です。今後については、新規案件のソーシングや投資案件のエグジットで投資家の投資姿勢が慎重となる場合においては、影響を受ける可能性があります。
(企業投資)
一部業種の投資先企業が、休業するなどの影響を受けております。また投資案件のエグジットについては、投資家との面談に制限が出ており交渉に影響が生じています。今後、投資家の投資姿勢が慎重となる場合、エグジットに影響を与える可能性があります。新規投資については、現在の経済状況を鑑み、厳選して行う方針としていますが、今後は再生案件が増加する可能性があります。
(航空機アセットマネジメント)
航空機の保守・メンテナンスや技術に関するアドバイザリー業務への需要は、現時点では大幅に変動しないと見込んでおります。
② 公共コンサルティング事業
地方公共団体等の財務書類作成支援が主たる業務であるため、影響は軽微であると見込んでおります。
③ エンタテインメント・サービス事業
(メッツァ関連)
メッツァにおいて、お客様と運営スタッフの安全を考慮し、2020年3月2日以降(3月14日から3月27日を除く)ムーミンバレーパークを臨時休園とし、2020年4月8日以降は政府の緊急事態宣言によりメッツァビレッジも臨時休園としております。2020年5月4日に緊急事態宣言の期間が2020年5月31日まで延長されたことを受け、特定警戒都道府県である埼玉県では緊急事態措置が継続実施されていますが、営業再開は緊急事態措置の区域からの除外や解除宣言を条件とし、その他の状況も総合的に考慮して判断して参ります。なお、商業施設であるメッツァビレッジから先に営業を再開することを検討しております。
このような臨時休園や外出自粛の影響により、当第2四半期は第1四半期比で売上高の減少や特別損失71百万円を計上するなど、業績等に影響が出ております。第3四半期は当第2四半期より休園期間が長くなっていることから、当第2四半期と比べてセグメント損益は悪化すると予想しております。
(ライセンス事業)
全国巡回している原画展は2020年4~5月の岩手展が中止、その他の物販催事も予定されていた複数の会場で中止となり、今後もイベント等の開催に影響がある可能性があります。また、ライセンシーが運営する実店舗、主要販路である百貨店など大型商業施設の休業による影響がありますが、オンライン販売を始め今後需要が伸びると予想される販路や商品分野の強化により対応して参ります。
(総資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末より8.3%減少し、17,453百万円となりました。これは主として、現金及び預金が281百万円、不動産信託受益権の販売が進んだことにより営業投資有価証券が117百万円、不動産開発案件のエグジット(売却)により販売用不動産が301百万円、消費税の還付により流動資産のその他に含まれる未収消費税等が662百万円、ムーミンバレーパークの建物、内外装等の減価償却等により建物及び構築物(純額)が59百万円それぞれ減少したしたことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末より8.2%減少し、9,317百万円となりました。これは主として、長期借入金が134百万円増加したものの、不動産開発案件のエグジットに伴う借入金返済により短期借入金が294百万円、1年内返済予定の長期借入金が452百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末より8.3%減少し、8,135百万円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上等により利益剰余金が629百万円、非支配株主持分が99百万円それぞれ減少したことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ281百万円減少し2,231百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、766百万円(前年同期は2,969百万円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失により629百万円減少したものの、減価償却費により466百万円、営業投資有価証券の減少により115百万円、たな卸資産の減少により195百万円、その他に含まれる未収消費税等の減少により751百万円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、206百万円(前年同期は3,916百万円の減少)となりました。これは主に、ムーミンバレーパークのコンテンツ追加等に伴う固定資産の取得による支出により212百万円減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、841百万円(前年同期は6,067百万円の増加)となりました。これは主に、長期借入れによる収入により364百万円増加したものの、短期借入金の減少により440百万円、長期借入金の返済による支出により633百万円、ファイナンス・リース債務に返済による支出により106百万円減少したことによるものであります。
当社は、2019年11月8日開催の取締役会において、2020年9月期を最終年度とする3ヶ年の経営計画(以下「中期経営計画」)を見直し、2020年3月頃を目途に公表する予定としておりましたが、2020年3月19日開催の取締役会において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による業績への影響を見極めるため、中期経営計画の見直しを一旦取りやめて、新たな中期の経営計画策定を、事態収束後、改めて検討することといたしました。
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間において、連結会社の従業員数は前連結会計年度末に比べ25名減少し、当第2四半期連結累計期間末において142名となりました。これは主に、人員削減などにより投資銀行事業において14名減少したことなどによります。
当第2四半期累計期間において、当社の従業員数は前事業年度末に比べ15名減少し、当第2四半期累計期間末において24名となりました。これは主に、子会社フィンテックアセットマネジメント㈱への出向などにより、投資銀行事業において11名減少したことなどによります
なお、従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。
当第2四半期連結累計期間において、販売の実績に著しい変動がありました。その内容については「(1)経営成績の状況」に記載の通りであります。
また、生産の実績に著しい変動がありました。生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 生産高は、評価損等による減少を除く販売用不動産及び仕掛販売用不動産の増減額に売上原価を加えた金額により表示しております。
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。