当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、当四半期報告書提出日現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、一部地域が緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象となっております。当社グループが運営するメッツァがある埼玉県飯能市は、現時点において緊急事態宣言等の対象外であるものの、今後、感染拡大によりメッツァの来園者数が低い水準で推移した場合、関連事業において売上高の減少等の影響も想定されることから、状況を注視しております。
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間は、投資銀行事業において、事業承継等のニーズに対応したプライベートエクイティ投資強化の方針のもと、案件の組成を推進しました。メッツァについては、コロナ禍による来園者数減少に対応して費用を削減した収支均衡策を継続しております。来園者数は、感染拡大防止策をとりイベント等で集客した結果、第1四半期までは回復基調で推移しましたが、当第2四半期は2021年1月の緊急事態宣言によって大きく減少することとなりました。またライセンス関連については、ブランディングを通じてムーミンの国内市場拡大のための施策を展開しました。
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、メッツァの来園者数が前年同期比で24.9%減となったものの、プライベートエクイティ投資において複数の案件が投資回収に至り、航空機アセットマネジメントも好調に推移した結果、売上高は4,874百万円(前年同期比14.2%増)となり、売上総利益は原価率の低い投資銀行事業の業務受託等の売上高が伸長したことにより2,384百万円(前年同期比83.2%増)となりました。販売費及び一般管理費は、前期からメッツァをはじめとして全社的に費用削減を推進してきたことにより前年同期比14.1%減の1,543百万円なった結果、営業利益は840百万円(前年同期は495百万円の損失)、経常利益は831百万円(前年同期は560百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は618百万円(前年同期は581百万円の損失)となりました。
(単位:百万円)
セグメント別の業績は以下のとおりです。なお、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を含めた売上高で表示しております。
投資銀行事業では、事業承継などに関連する複数の業務を受託し、これらの案件へのプライベートエクイティ投資が回収に至りました。また、航空機アセットマネジメントにおいてコロナ禍の影響により金融機関や所有者(レッサー)から機体検査や機体返還などの技術サービス提供依頼が増加したことにより、売上高が増加しました。販売費及び一般管理費については、前期において漸次、人件費を中心に削減を進めたことにより、当第2四半期連結累計期間においても前年同期比で減少しました。
以上の結果、投資銀行事業の売上高は2,669百万円(前年同期比90.1%増)、セグメント利益は1,322百万円(前年同期は35百万円の損失)となりました。
公共コンサルティング事業では、公会計事業として地方公共団体に対する統一的な基準による財務書類作成のコンサルティング業務に加え、財務分析レポート作成や公営企業会計導入、経営戦略策定等の受託業務について、大規模自治体を軸に営業活動を推進しました。
また地方創生事業として市場拡大が見込まれるPPP/PFI手法の導入検討等の受託業務を推進しました。
公共コンサルティング事業の売上高は118百万円(前年同期比6.3%減)、セグメント損失は3百万円(前年同期は13百万円の損失)となりました。
エンタテインメント・サービス事業では、㈱ムーミン物語のムーミンバレーパークと㈱ライツ・アンド・ブランズのムーミンのライセンス事業を両輪として、ムーミンのブランディングを通じた国内市場拡大によるライセンス収入の拡大を基本戦略として事業を推進しております。
ムーミンバレーパークを含むメッツァでは、万全の感染拡大防止策をとったうえで、秋のイベント「ムーミンバレーパーク ハーベスト」、冬のイベント「ウインターワンダーランド」、そして2021年3月からは春のイベント「SPRING FESTIVAL」を開催するなど、各種イベント等により集客に努めました。この結果、来園者数は第1四半期に前期の第4四半期比で37.2%増の24万人と増加基調になったものの、当第2四半期は2回目の緊急事態宣言によって、2021年1月に大きく落ち込みました。来園者数は2月、3月に徐々に回復してきましたが、前第2四半期連結累計期間比では24.9%減となった結果、メッツァ関連の売上高は前年同期比37.1%減の1,301百万円となりました。
ライセンス関連については、前期に緊急事態宣言により多くのイベントが中止に追い込まれ、ライセンシーの主要販路である大型商業施設等が2020年4月、5月に休業となったことで成長が一時的に鈍化しましたが、その後経済活動の再開とともに徐々に回復してきました。本事業では、ムーミンのブランディングのため、原画展「ムーミン展THE ART AND THE STORY」、コミックス展「ムーミンコミックス展」の全国巡回への協力や、コロナ禍によりイベント活動が制限される中でも、ライセンシーと協力して様々な企画を打ち出すなど活発に活動したことによって、売上高は前年同期比19.4%増の929百万円となり、コロナ禍前の水準を上回る成果となりました。
以上の結果、エンタテインメント・サービス事業の売上高は2,231百万円(前年同期比21.7%減)となりました。利益面については、メッツァにおいて前期からコスト削減を推進していることにより、営業費用は20.7%減の2,386百万円となりましたが、売上高の減少をカバーするに至らず、155百万円のセグメント損失(前年同期は160百万円の損失)となりました。
(総資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末より5.1%増加し、17,430百万円となりました。これは主として、ムーミンバレーパークの建物、内外装等の減価償却等により有形固定資産が250百万円減少したものの、現金及び預金が436百万円、受取手形及び売掛金が669百万円、営業投資有価証券が100百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末より3.8%増加し、9,629百万円となりました。これは主として、短期借入金が42百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が75百万円、未払法人税等が131百万円、流動負債のその他に含まれる未払金が225百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末より6.8%増加し、7,800百万円となりました。これは主として、非支配株主持分が52百万円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が551百万円増加したことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ436百万円増加し2,578百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、774百万円(前年同期は766百万円の増加)となりました。これは主に、売上債権の増加により656百万円減少したものの、税金等調整前四半期純利益により833百万円、減価償却費により336百万円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、52百万円(前年同期は206百万円の減少)となりました。これは主に、ムーミンバレーパークにおける固定資産の取得による支出により49百万円減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、299百万円(前年同期は841百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入れによる収入により100百万円増加したものの、長期借入金の返済による支出により160百万円、ファイナンス・リース債務に返済による支出により110百万円減少したことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について、重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間において、販売の実績に著しい変動がありました。その内容については「(1)経営成績の状況」に記載の通りであります。
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。