当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスの感染症拡大により、厳しい状況からのスタートとなりました。各国の状況、対応は様々ですが、一部では経済活動も再開され、緩やかな回復基調へ推移するだろうと期待されておりました。しかしながら足元では、変異種を含めた新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い、経済活動が再び制限され、依然として厳しい状況が続いております。
当社グループが関連する国内建設業界は、公共工事は堅調に推移したものの、民間建設工事の一部の現場において、工事の中断や遅延、着工の延期など、弱含みで推移しており、今後の工事動向に留意する必要があります。海外におきましても、販売子会社が所在するフィリピン共和国では、政府による外出・移動制限措置が緩和されつつあるものの、先行き不透明な厳しい状況が続いております。
このような環境の中で、当社グループは、2021年3月期を最終年度とする中期経営計画において、「トランスフォームにより新たな価値を創造し、業界の質的発展を牽引する企業グループを目指す」という経営ビジョンを掲げ、経営基盤の強化、収益基盤の革新、海外展開の加速、新たな成長事業の創出、この4施策に取り組んでおります。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高28,757,406千円(前年同期比16.1%減)、営業利益1,573,140千円(前年同期比43.3%減)、経常利益1,425,687千円(前年同期比45.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益856,372千円(前年同期比51.1%減)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
①販売事業
次世代足場に対する関心は、依然として高く、新規及び継続案件ともに、引合いは堅調に推移いたしました。しかしながら、先行き不透明な情勢が、企業マインドを押し下げ、顧客が購入の最終決定を保留するという動きがみられました。
これらの結果、売上高7,995,773千円(前年同期比28.9%減)、営業利益839,818千円(前年同期比40.6%減)となりました。
②レンタル事業
工事の中断や遅延、着工の延期により、仮設機材稼働の出荷は減少いたしました。収益面では、大型現場終了に伴う仮設機材の返却による機材整備費の増加、センター移転に伴う仮設機材の移動運搬費の増加などにより、セグメント利益率が低下いたしました。
これらの結果、売上高18,577,021千円(前年同期比4.7%減)、営業利益1,832,124千円(前年同期比20.4%減)となりました。
③海外事業
販売子会社であるDIMENSION-ALL INC.(フィリピン)におきましては、当第3四半期連結累計期間の前半に発令された、マニラ首都圏の外出・移動制限措置により事業活動が制限され、大幅な減収となりました。製造子会社である、ホリーコリア(韓国)及びホリーベトナム(ベトナム)においては、原材料・部品の調達に大きな影響はなく、日本向けの仮設機材の製造及び販売は、順調に推移いたしました。
これらの結果、売上高3,868,601千円(前年同期比30.1%減)、営業損失43,991千円(前年同四半期は営業利益300,476千円)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、58,137,349千円となり、前連結会計年度末と比べ1,145,187千円減少いたしました。この主な要因は、現金及び預金の増加954,428千円、受取手形及び売掛金の減少2,222,073千円、商品及び製品の増加549,501千円、賃貸資産(純額)の減少1,149,312千円等によるものであります。
負債合計は、39,235,956千円となり、前連結会計年度末と比べ1,548,775千円減少いたしました。この主な要因は、支払手形及び買掛金の減少915,494千円、短期借入金の増加2,473,420千円、未払法人税等の減少589,662千円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の減少2,194,196千円等によるものであります。
純資産合計は、18,901,393千円となり、前連結会計年度末と比べ403,587千円増加いたしました。この主な要因は、利益剰余金の増加204,392千円、為替換算調整勘定の増加92,641千円等によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更を行っております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載しております。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、69,297千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。