第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続いていた雇用情勢や所得環境が一転し、世界規模での新型コロナウイルス感染症の拡大により経済活動の停滞が生じ、先行きに対する懸念が急速に拡大しております。当社事業と関連性が高い証券市場や投資信託市場においても、新型コロナウイルス感染症の影響を受け株価は一時急落し、投資信託の純資産総額も大幅に減少する状況となりました。

このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、2,796百万円(前年同期比98百万円減、3.4%減)、営業利益は337百万円(前年同期比127百万円減、27.4%減)となりました。また、経常利益は、344百万円(前年同期比121百万円減、26.0%減)となりました。

 

セグメントの経営成績は以下のとおりであります。

 

<投資情報事業>

ネット証券会社に提供している個人投資家向けコンテンツ開発は堅調を継続するとともに、連結子会社である株式会社キャピタル・アイが提供する資本市場関係者向けリアルタイムニュース『キャピタルアイ・ニュース』も順調に推移しております。一方、サービス品質強化のための人員体制の増強等により販売費及び一般管理費が増加し、前年同期比で増収減益となっております。

その結果、売上高は699百万円(前年同期比2百万円増、0.4%増)、営業利益は269百万円(前年同期比46百万円減、14.7%減)となりました。

 

<ドキュメントソリューション事業>

生命保険関連の印刷・物流サービスを中心に売上を大きく伸ばすとともに、企業年金関連のソリューションサービスでは、ロボットアドバイザーアプリの提供を新たに開始し、業績に寄与しております。一方、連結子会社である株式会社東京ロジプロの物流サービスと、株式会社アイコスの翻訳・通訳サービスは、非金融向け顧客比率の高いサービスであることから、新型コロナウイルス感染症の感染拡大と緊急事態宣言に伴う経済活動の停滞の影響を大きく受けております。

その結果、売上高は989百万円(前年同期比0.8百万円増、0.1%増)、営業利益は81百万円(前年同期比40百万円減、33.4%減)となりました。

 

<ファンドディスクロージャー事業>

投資信託市場の純資産総額の減少、公募投資信託の本数及び新規設定本数の減少が続いており、これらの影響により当社における投資信託関連の印刷受注量は前年同期比で減少しております。また緊急事態宣言に伴う経済活動停滞の影響や、新ソリューション展開のための費用の増加により、前年同期比で減収減益となっております。

その結果、売上高は712百万円(前年同期比91百万円減、11.4%減)、営業利益は136百万円(前年同期比58百万円減、29.9%減)となりました。

 

<ITソリューション事業>

主力事業である事業会社向けの受託開発を行っているビジネスソリューションの受注は第1四半期までは堅調に推移しておりましたが、緊急事態宣言に伴う経済活動停滞の影響を受けつつあります。一方、販売費及び一般管理費削減の効果により、前年同期比で減収増益となっております。

その結果、売上高は395百万円(前年同期比10百万円減、2.6%減)、営業利益は28百万円(前年同期比17百万円増、164.9%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ8百万円増加し、4,912百万円となりました。

流動資産合計は51百万円増加し、4,247百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が215百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が113百万円、仕掛品が33百万円減少したことによるものであります。

固定資産合計は42百万円減少し、665百万円となりました。主な要因は、のれんが償却により28百万円減少したことによるものであります。

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ35百万円減少し、793百万円となりました。

流動負債は36百万円減少し、667百万円となりました。主な要因は、買掛金が35百万円減少したことによるものであります。固定負債は前連結会計年度末とほぼ同額の126百万円となりました。

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ43百万円増加し、4,119百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益218百万円の計上による増加と、剰余金の配当173百万円による減少であります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ215百万円増加し、3,751百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とこれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、取得した資金は416百万円(前年同期は291百万円の取得)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益344百万円、のれんの償却額28百万円、売上債権の減少額137百万円であります。また、支出の主な内訳は、仕入債務の減少額35百万円、法人税等の支払額125百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、支出した資金は27百万円(前年同期は34百万円の支出)となりました。支出の主な内訳は、無形固定資産の取得による支出16百万円、有形固定資産の取得による支出11百万円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、支出した資金は173百万円(前年同期は77百万円の支出)となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額173百万円であります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間において、該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。