第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 当第2四半期連結累計期間における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロ

ー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における世界経済は、長期化している新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に終息が見えない中、欧米を中心にワクチン接種が進んだことで経済活動が再開しつつあります。こうした世界情勢の中、わが国経済は、輸出入及び生産分野においてそれぞれ増加、回復傾向にありましたが、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言の発令に伴う飲食店の時短営業やイベントの入場制限要請などが続き、個人消費の停滞が続くなど国内経済活動の回復に向けた動きは鈍く、先行き不透明な状況が続いております。

当社事業と関連性が高い証券市場では、海外市場の反発や投資家の積極的な買いに支えられ横ばい傾向であり、投資信託市場では純資産総額が過去最大となるなど増加傾向が続いております。

このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、2,751百万円(前年同期比45百万円減、1.6%減)、営業利益は370百万円(前年同期比33百万円増、9.8%増)となりました。また、経常利益は、380百万円(前年同期比35百万円増、10.3%増)となりました。

 

セグメントの経営成績は以下のとおりであります。

 

<投資情報事業>

ネット証券会社に提供している個人投資家向けコンテンツ開発は堅調を継続するとともに、連結子会社である株式会社キャピタル・アイが提供する資本市場関係者向けリアルタイムニュース『キャピタルアイ・ニュース』も順調に推移しております。

その結果、売上高は700百万円(前年同期比0.6百万円増、0.1%増)、営業利益は274百万円(前年同期比5百万円増、1.9%増)となりました。

 

<ドキュメントソリューション事業>

企業年金関連のソリューションサービスが大きく業績に寄与するとともに、生命保険関連の印刷・物流サービスの受注も堅調に推移しております。

一方、連結子会社である株式会社東京ロジプロの物流サービスについては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大と緊急事態宣言に伴う経済活動の停滞の影響を大きく受けており苦戦しております。株式会社アイコスについては翻訳・通訳サービスの受注微増傾向となりました。

その結果、売上高は1,012百万円(前年同期比22百万円増、2.3%増)、営業利益は113百万円(前年同期比31百万円増、39.1%増)となりました。

 

<ファンドディスクロージャー事業>

投資信託市場の純資産総額の増加傾向は継続しており、これらの影響により当社における投資信託関連の印刷受注量は前年同期比で増加しました。また、新サービスの企画・開発及び既存サービスの改良に注力したこと、外注費や販売費及び一般管理費の削減効果もあり、前年同期比で増収増益となっております。

その結果、売上高は723百万円(前年同期比10百万円増、1.5%増)、営業利益は147百万円(前年同期比10百万円増、7.7%増)となりました。

 

<ITソリューション事業>

主力事業である事業会社向けの受託開発を行っているビジネスソリューションの受注が減少しております。販売費及び一般管理などのコスト削減を実施しておりますが、前年同期比で減収減益となっております。

その結果、売上高は315百万円(前年同期比79百万円減、20.2%減)、営業利益は27百万円(前年同期比0.9百万円減、3.3%減)となりました。

 

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ58百万円増加し、5,249百万円となりました。

流動資産合計は82百万円増加し、4,654百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が185百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が103百万円減少したことによるものであります。

固定資産合計は23百万円減少し、594百万円となりました。主な要因は、のれんが償却により21百万円減少したことによるものであります。

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ79百万円減少し、760百万円となりました。

流動負債は28百万円減少し、685百万円となりました。主な要因は、買掛金が23百万円減少したことによるものであります。固定負債は50百万円減少し、74百万円となりました。

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ137百万円増加し、4,489百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益263百万円の計上による増加と、剰余金の配当130百万円による減少であります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ184百万円増加し、4,115百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とこれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、取得した資金は344百万円(前年同期は416百万円の取得)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益378百万円、のれんの償却額21百万円、売上債権の減少額153百万円であります。また、支出の主な内訳は、仕入債務の減少額23百万円、法人税等の支払額130百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、支出した資金は29百万円(前年同期は27百万円の支出)となりました。支出の主な内訳は、無形固定資産の取得による支出21百万円、有形固定資産の取得による支出9百万円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、支出した資金は130百万円(前年同期は173百万円の支出)となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額130百万円であります。

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(7) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間において、該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。