第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き緩やかな回復基調で推移するものの、欧米の政治動向や海外経済の不確実性の高まりによる懸念など先行きは依然として不透明な状況が続きました。

 このような状況の中、当社グループは、「世界で活躍できるグローバルリーダーの育成」に向け、1歳から、幼児園~大学院、ビジネスパーソンに至るまで一気通貫で教育プログラムを提供できる「生涯教育プラットフォーム」の形成に取り組んでまいりました。

 文部科学省より設置認可されたビジネス・ブレークスルー大学(以下「BBT大学」という。)経営学部は前期と同程度の春期の入学生を確保いたしました。BBT大学大学院は、過去最高の春期学生の入学がありました。BBT大学では、BBT大学教員による出張講義や高校生徒の聴講生受入れ等によりグローバル人材育成に向けた取組み強化を目的に、沖縄尚学高等学校(沖縄県)と高大連携協定を締結いたしました。

 BBT大学オープンカレッジを含む各教育プログラムにつきましては、一部の教育プログラムが軟調に推移したものの、概ね前年同期並みで推移いたしました。法人向け教育サービスにつきましては、大型案件が継続受注できたほか、既存取引先の深耕が図れたことなどから堅調に推移いたしました。

 連結子会社が運営する「アオバジャパン・インターナショナルスクール(以下「A-JIS」という)」では、前期に国際バカロレア全教育プログラム(PYP、MYP、DP)の認定校になって以降、初めての修了生を輩出いたしました。また、前期に開設した「アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 早稲田キャンパス」では、順調に生徒数が増加したことに加え、国際バカロレア(IB)の初等教育プログラム(PYP)の認証取得に向けた教育カリキュラムや教員研修の強化に取り組みました。

 一方、当社グループとオーストラリアのサザンクロス大学による「ブレンド型学習」構築の共同プロジェクトでは、当社が独自開発した遠隔教育システム「AirCampus®」によるICTの活用とA-JISにおける対面指導を組み合わせ、IB教育実践の場で得られる学習データや学習者ニーズの調査、教育の全体像の把握から、学習者中心の教育に適した「ブレンド型学習」モデルの確立と構築を目指してまいります。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,297百万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は198百万円(同5.0%増)、経常利益は202百万円(同3.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は137百万円(同2.2%減)となり、売上高、営業利益、経常利益はいずれも第1四半期として過去最高の業績となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

① マネジメント教育サービス

 マネジメント教育サービス事業の売上高は709百万円(前年同期比6.5%減)、セグメント利益は87百万円(同3.8%増)となりました。法人向け教育サービスにおいて、前期に引き続き、大型案件を当第1四半期に継続受注できたほか、既存取引先の深耕や新規取引先数が増加するなど堅調に推移したものの、一部の教育プログラムにおいて軟調に推移した一方で、コスト構造の改善を進めた結果、減収増益となりました。

 

② 経営コンテンツメディアサービス

 経営コンテンツメディアサービス事業の売上高は83百万円(前年同期比1.1%減)、セグメント利益は42百万円(同5.5%増)となりました。BBT大学及びBBT大学大学院等の卒業生及び修了生が増加し、卒業生らが卒業または修了後の学びのために継続受講したコンテンツ視聴や有料会員サービスの提供が順調だったものの、一部視聴サービスにおいて軟調に推移した一方で、コスト構造の改善を進めた結果、減収増益となりました。

 

③ プラットフォームサービス

 プラットフォームサービス事業の売上高は498百万円(前年同期比16.1%増)、セグメント利益は84百万円(同12.0%増)となりました。昨年中に新規開設した「アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 芝浦キャンパス」及び「アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 早稲田キャンパス」を運営する現代幼児基礎教育開発㈱の業績が、両校の本格稼働に伴い期首から寄与したため、増収増益となりました。

 

(ご参考)

 サマーヒルインターナショナルスクール、アオバジャパン・バイリンガルプリスクール早稲田キャンパスは、国際バカロレア(IB)「初等教育プログラム」(PYP)の候補校(※)です。

 両校は、IBワールドスクール(IB認定校)としての認定に向けた申請段階にあります。このIBワールドスクールとは、「質の高い、チャレンジに満ちた国際教育に信念をもって取り組むことにコミットする」という理念を共有する学校です。サマーヒルインターナショナルスクール、アオバジャパン・バイリンガルプリスクール早稲田キャンパスも、このような教育に取り組むことが、生徒にとって重要なことであると信じています。

※IBの「初等教育プログラム」(PYP)、「中等教育プログラム」(MYP)、「ディプロマ資格プログラム」(DP)の3つのプログラム(及び「IBキャリア関連サーティフィケイト」)を実施することができるのは、国際バカロレア機構に認定された学校のみです。候補校であることは、IBワールドスクールとして認定されることを保証するものではありません。IB及びIBのプログラムの詳細については、ウェブサイト(http://www.ibo.org)をご覧ください。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末の流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ204百万円増加し、2,412百万円となりました。主な要因は、売掛金が22百万円及び繰延税金資産が8百万円減少したものの、現金及び預金が236百万円増加したことによるものであります。固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ147百万円増加し、4,772百万円となりました。主な要因は、無形固定資産が27百万円及び投資その他の資産が4百万円減少したものの、有形固定資産が179百万円増加したことによるものであります。

 これらの結果、総資産は前連結会計年度末に比べ352百万円増加し、7,185百万円となりました。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ357百万円増加し、2,561百万円となりました。主な要因は、未払費用が60百万円、未払金が32百万円及び未払法人税等が25百万円減少したものの、前受金が307百万円及び短期借入金が160百万円増加したことによるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ4百万円減少し、4,623百万円となりました。主な要因は、株主資本が剰余金の配当142百万円により減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上137百万円によって増加したことによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 該当事項はありません。