第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 業績の状況 

当第2四半期連結累計期間(平成29年6月1日~平成29年11月30日)におけるわが国経済は、国際情勢の不安定により先行き不透明な状況で推移していますが、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調が続いております。

インバウンド市場においては、2017年1月から11月までの訪日外国人旅行者数が2,616万人(前年同期比19.0%増) と、既に2016年の訪日外客数を上回り過去最高を記録しました。(日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」)今後もアジア諸国の経済成長に伴う訪日旅行者数の増加及び日本企業における外国人向けプロモーション需要はますます高まることが期待されております。

このような状況の中、当社グループは収益力の安定と拡大を最優先課題とし、当第2四半期連結累計期間においても「海外・多言語マーケティング支援の強化」、「アセット事業の安定稼働」、そして、「人材育成による組織体制の強化」に注力し、業容の拡大を図りました。

特に、マーケティング事業における「海外・多言語マーケティング支援の強化」においては、拡大を続けているインバウンド市場を背景に、当社が持つ多言語ノウハウと海外法人とのネットワークを活用した付加価値の高いサービス提供を引き続き行っております。また、2017年9月にベトナム社会主義共和国において、新たに子会社(AUN Vietnam Co., Ltd.)を設立し、現地における営業活動を開始しております。

また、国内及びすべての海外法人を対象としたグローバル人材の採用及び幹部候補向け・マネージャー向けの集合研修等、人材への投資を引き続き行っております。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は943,433千円(前年同期比1.5%減)、営業損失は3,692千円(前年同期は営業利益9,139千円)、経常利益は11,136千円(前年同期比2.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8,575千円(前年同期比16.0%減)となりました。

 

 

① マーケティング事業

マーケティング事業においては、アジア圏における旺盛な日本旅行需要を背景に、多言語(日本語以外の言語)プロモーション領域においては引き続き堅調に推移したものの、国内向け日本語PPCサービスの契約終了やグローバル人材の採用・教育等の先行投資により、前年同期比で売上及び利益はマイナスとなりました。

また、ベトナムにおいて、営業拠点網の拡充を目的として子会社を設立いたしました。今後も引き続き、アジア圏における多言語サービス展開のさらなる拡充に努め、海外法人のネットワークを活用した付加価値の高いサービスの提供を行うとともに、グローバル人材の採用及び教育に対する投資を継続的に取り組んでまいります。

以上の結果、当事業における売上高は926,284千円(前年同期比1.1%減)、セグメント利益は92,180千円(前年同期比0.5%減)となりました。

 

 

 

② アセット事業

アセット事業においては、ASEAN加盟国の中でも高い経済成長が続くフィリピン及びベトナムにおいて、日系企業の海外進出支援の一環として、企業向けのオフィスや海外出向者向けのコンドミニアムなどインフラ提供を行ってまいりました。今後のさらなる事業拡大を目指し、当連結会計年度においては、インターナショナル不動産&投資カンファレンスへの参加やVR(Virtual Reality)による内見開始、個別相談会やセミナーの開催等、プロモーション活動に注力してまいりました。2017年8月より執行役員人材を採用し、新体制での営業活動を開始しております。

以上の結果、当事業における売上高は17,148千円(前年同期比22.3%減)、セグメント損失は17,556千円(前年同期はセグメント損失3,348千円)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて7.7%増加し、736,555千円となりました。これは、主に受取手形及び売掛金の増加によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.5%増加し、357,553千円となりました。これは、主に建設仮勘定の増加によるものであります。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて16.5%増加し、307,559千円となりました。これは、主に買掛金の増加によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて8.7%増加し、28,090千円となりました。これは、主に長期前受金の増加によるものであります。

 

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.6%増加し、758,459千円となりました。これは、主に利益剰余金の増加によるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は454,141千円(前連結会計年度末は442,612千円)となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は、5,005千円(前年同期は85,808千円の支出)となりました。これは主に仕入債務の増加20,332千円等があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果獲得した資金は、1,905千円(前年同期は9,910千円の支出)となりました。これは主に投資事業組合からの分配によるの収入が9,200千円あったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は82千円(前年同期は66千円の支出)となりました。これはリース債務の返済による支出82千円によるものであります。