当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年6月1日~2019年11月30日)におけるわが国経済は、企業収益の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しているものの、消費税増税に伴う個人消費への影響については、注視が必要な状況となっております。また、世界経済においては、米中貿易摩擦の深刻化や欧州の政治情勢等の影響等、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは収益力の安定と拡大を最優先課題とし、「マーケティング事業における多言語・海外向けサービスの収益拡大」、「新たなビジネスモデルの創出」、そして、「人材採用・育成・組織体制の強化」に注力し、拡大するインバウンド市場を背景に、当社が持つ多言語マーケティングのノウハウと、海外法人とのネットワークを活用した付加価値の高いサービスを提供することで、幅広い需要を取り込むことができました。
インバウンド市場においては、日韓関係の悪化を受け、韓国からの訪日客数が大幅に減少しているものの、ラグビーワールドカップ2019日本大会開催による欧米豪からの訪日客の増加したことに加え、東南アジアからの訪日客は好調を維持しており、2019年1月から11月までの訪日外国人旅行者数は、前年対比2.8%増の2,935万人となりました(日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」)。今後も日本企業における外国人向けプロモーション需要はますます高まることが期待されております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は969,879千円(前年同期比10.1%増)、営業損失は29,733千円(前年同期は営業損失28,230千円)、経常損失は26,355千円(前年同期は経常損失5,509千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は30,332千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失6,485千円)となりました。
セグメント別の業績は、次の通りであります。
① マーケティング事業
マーケティング事業は、SEO(検索エンジン最適化)、PPC(検索連動型広告)、ソーシャルメディア、スマートフォン広告などの企業のマーケティング活動を支援する各種サービスを日本語及び、多言語で国内外の企業に提供しております。
アジア圏における旺盛な日本旅行需要を背景に、成長分野である多言語(日本語以外の言語)プロモーション領域において、官公庁・自治体関連の入札案件への参加及び、セールスプロモーションの強化など、新規営業に注力してまいりました。
また、当社及び海外法人の経営資源(人・情報)を連携し、相互に有効活用したことで、付加価値の高いサービスを提供することができ、幅広い需要を取り込むことができました。
今後益々拡大が予想される海外・多言語マーケティング需要に対応すべく、グローバル人材の採用及び教育に対する投資を継続的に取り組んでまいります。
以上の結果、当事業における売上高は957,390千円(前年同期比18.0%増)、セグメント利益は71,276千円(前年同期比43.7%増)となりました。
② アセット事業
アセット事業は、当社グループの海外進出の経験により蓄積した知見を活かし、企業用のオフィスや海外出向者向けのコンドミニアムなどインフラ提供や海外不動産の販売及び仲介を行っております。
前連結会計年度においては、フィリピンの連結子会社が保有する販売用不動産の売却及び、顧客保有物件の転売が売上拡大に寄与したものの、当第2四半期連結累計年度においては、フィリピン国内の物件価格が値上がり基調にあることやフィリピンペソが円高で推移していることを考慮し、物件の転売等については、積極的に実施しておりませんでした。その結果、前年対比で売上及び、利益はマイナスで推移したものの、ベトナムにおける新規物件の開拓、プロモーション活動や取次店の開拓等、積極的な活動を継続する事で今後の足がかりを築いてまいりました。
以上の結果、当事業における売上高は12,488千円(前年同期比82.0%減)、セグメント損失は14,628千円(前年同期はセグメント利益5,526千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて6.2%減少し、907,350千円となりました。これは、主に現金及び預金の減少によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて14.6%増加し、311,636千円となりました。これは、主に建設仮勘定の増加によるものであります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて6.6%増加し、351,298千円となりました。これは、主に買掛金の増加によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて11.2%減少し、134,355千円となりました。これは、主に長期借入金の減少によるものであります。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて3.3%減少し、733,333千円となりました。これは、主に利益剰余金の減少によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は543,832千円(前連結会計年度末は629,768千円)となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は、8,420千円(前年同期は25,095千円の支出)となりました。これは主に売上債権の減少及び、その他の収入があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、35,708千円(前年同期は14,000千円の獲得)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は22,697千円(前年同期は191,333千円の獲得)となりました。これは長期借入金の返済による支出があったことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。