1【提出理由】

当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

(1) 当該事象の発生年月日

2025年7月4日(取締役会決議日)

 

(2)当該事象の内容

①連結決算における特別損失の計上

当社の連結子会社AUN PHILIPPINES INC.(アウンフィリピン)が保有する投資有価証券の一部について、取得価額に比べて実質価額が著しく下落したため、減損処理により投資有価証券評価損21,985千円を特別損失として計上いたしました。

 

②個別決算における販売費及び一般管理費、営業外費用の計上

2025年3月3日に公表しました通り、上場20周年記念特別株主優待実施の決定に伴い、当連結会計年度末において将来見込まれる株主優待費用に対する所要額38,733千円の株主優待引当金繰入額を販売費及び一般管理費として計上いたしました。

また、AUN PHILIPPINES INC. (アウンフィリピン)について、上記に記載しました投資有価証券評価損の計上の影響により2025年5月末時点において、同社の状況が大きく改善しておらず、今後の回収見込みが不確実であるため同社への貸付金に対して51,975千円の貸倒引当金繰入額を営業外費用として計上いたしました。

なお、当該貸倒引当金繰入額は当社の個別財務諸表にのみ計上されるものであり、連結決算において消去されるため、連結損益への影響はありません。

 

(3)当該事象の損益及び連結損益に与える影響額

 当該事象により、2025年5月期の個別決算及び連結決算において、下記のとおり販売費及び一般管理費並びに営業外費用を計上いたしました。

 

〈連結〉

投資有価証券評価損   21,985千円

 

〈個別〉

株主優待引当金繰入額  38,733千円

貸倒引当金繰入額    51,975千円

 

なお、貸倒引当金繰入額は連結決算においては消去されるため、連結損益への影響はありません。