当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が続いております。一方、新興国などの景気の下振れや英国のEU離脱問題など、不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響が懸念されます。また、4月中旬に発生した熊本地震による被害が足許の景気を下押しするなど、その先行きは不透明な状況にあります。
このような経済状況のもとで、当社グループの主要事業であるインターネットマーケティングサービス分野では、
スマートフォンやタブレット端末などの普及や高速データ通信環境の整備が進み、消費者がインターネット及びスマ
ートフォンアプリを利用する時間がますます広がりを見せております。また、リアルタイムで広告掲載の入札を行う
ターゲティング広告など新たな広告配信技術により、企業によるインターネット及びスマートフォンアプリを活用し
たマーケティングへの取り組みは今後さらに拡大してくるものと予測されます。
当第2四半期連結累計期間は、季節需要の広告案件を取込み売上高が拡大した一方、売上総利益率が低下し、営業利益及び経常利益は減益となりました。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益は法定実効税率の引下げにより横ばいで着地しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は18,764,259千円(前年同期比108.2%)となりました。また、営業利益は2,930,903千円(前年同期比96.8%)、経常利益は2,981,452千円(前年同期比97.4%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,954,302千円(前年同期比100.3%)となりました。
当社グループは、当社グループの事業を、CPA型アドネットワーク事業、CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業、その他の各セグメントに分けております。各セグメントの業績は、次のとおりであります。
① CPA型アドネットワーク事業
主力サービスでありますアフィリエイト広告サービス「A8.net(エーハチネット)」及び「Moba8.net(モバハチネット)」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「adcrops(アドクロップス)」を提供しております。当第2四半期連結累計期間においては、各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行いました。A8.net(エーハチネット)の利用広告主数が順調に拡大し、特に美容カテゴリにおいて売上高が大きく伸長しました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,739,121千円(前年同期比121.5%)、全社費用控除前の営業利益は2,375,274千円(前年同期比115.0%)となりました。
② CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業
主力サービスでありますスマートフォン向け運用型広告サービス「nend(ネンド)」及びターゲティング・アドプラットフォーム「nex8(ネックスエイト)」等を提供しております。当第2四半期連結累計期間においては、nend(ネンド)の利用広告主数の減少及びCPC単価の減少などにより売上高が減少しました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は6,640,716千円(前年同期比90.4%)、全社費用控除前の営業利益は1,310,346千円(前年同期比82.1%)となりました。
③ その他
広告収入を収益モデルとした自社媒体事業及び他社媒体広告販売等を展開しております。当第2四半期連結累計期間の売上高は384,421千円(前年同期比114.0%)、全社費用控除前の営業利益は1,105千円(前年同期比37.3%)となりました。
○ 報告セグメント別の売上高の内訳
|
セグメントの名称 |
平成27年12月期第2四半期 |
平成28年12月期第2四半期 |
平成27年12月期 |
|||
|
金額(千円) |
構成比(%) |
金額(千円) |
構成比(%) |
金額(千円) |
構成比(%) |
|
|
CPA型アドネットワーク事業 |
9,663,327 |
55.7 |
11,739,121 |
62.6 |
20,331,029 |
56.8 |
|
CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業 |
7,342,108 |
42.3 |
6,640,716 |
35.4 |
14,816,866 |
41.4 |
|
その他 |
337,167 |
2.0 |
384,421 |
2.0 |
641,659 |
1.8 |
|
総売上高 |
17,342,603 |
100.0 |
18,764,259 |
100.0 |
35,789,555 |
100.0 |
なお、当社の主力サービスであるアドネットワーク事業における事業年度末(当第2四半期末)の利用広告主数(稼働広告主ID数)、参加メディア数(登録パートナーサイト数)は、以下のとおりであります。
|
サービス |
区分 |
平成28年12月期 |
平成27年12月期末 |
|
「A8.net(エーハチネット)」 |
稼働広告主ID数 |
3,049 |
2,907 |
|
登録パートナーサイト数 |
2,059,390 |
1,957,945 |
|
|
「Moba8.net(モバハチネット)」 |
稼働広告主ID数 |
1,107 |
1,131 |
|
登録パートナーサイト数 |
270,126 |
261,598 |
|
|
「nend(ネンド)」 |
稼働広告主ID数 |
427 |
442 |
|
登録パートナーサイト数 |
618,436 |
504,829 |
|
|
当社 |
稼働広告主ID数 |
4,583 |
4,480 |
|
登録パートナーサイト数 |
2,947,952 |
2,724,372 |
(2)財政状態
(総資産)
当社グループの当第2四半期連結会計期間末における総資産は21,493,493千円となり、前連結会計年度末に比べ259,813千円増加いたしました。主な増加要因は、投資有価証券が1,702,373千円(前連結会計年度末は1,538,802千円)と163,570千円増加、売掛金が4,423,564千円(前連結会計年度末は4,331,781千円)と91,782千円増加、現金及び預金が12,593,165千円(前連結会計年度末は12,507,446千円)と85,718千円増加したことによるものであります。
(負債)
当社グループの当第2四半期連結会計期間末における負債は6,828,333千円となり、前連結会計年度末に比べ335,903千円増加いたしました。主な増加要因は、未払法人税等が983,104千円(前連結会計年度末は1,172,093千円)と188,988千円減少した一方、買掛金が4,848,550千円(前連結会計年度末は4,344,564千円)と503,985千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当社グループの当第2四半期連結会計期間末における純資産は14,665,159千円となり、前連結会計年度末に比べ76,090千円減少いたしました。主な減少要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益を1,954,302千円計上した一方、配当金の支払いにより1,319,175千円減少、自己株式を687,563千円取得したことにより減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から現金及び現金同等物に係る換算差額も加え185,718千円増加し12,593,165千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、2,211,267千円の収入(前年同四半期は1,693,202千円の収入)となりました。これは、主に法人税等の支払額が1,168,620千円であった一方、税金等調整前四半期純利益を2,987,484千円計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、179,733千円の支出(前年同四半期は149,254千円の収入)となりました。これは、主に投資有価証券の償還による収入が836,413千円であった一方、投資有価証券の取得による支出が1,045,890千円であったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、1,831,917千円の支出(前年同四半期は979,440千円の支出)となりました。これは、主に株式の発行による収入が11,508千円であった一方、配当金の支払額が1,153,500千円であったこと、自己株式の取得による支出が689,925千円であったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。