当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が続いております。
国際的にも海外景気の緩やかな回復等を背景に、持ち直しが続くことが期待されます。
このような経済状況のもとで、当社グループの主要事業であるインターネットマーケティングサービス分野では、
国内におけるスマートフォンの普及の一巡や、運用型広告の市場拡大とともに、アドフラウド(広告詐欺)が問題視されておりますが、インターネットおよびスマートフォンアプリを活用したマーケティングへの取り組みは堅調に拡大していくものと予測され、特に動画広告市場の成長が見込まれます。
当第3四半期連結累計期間において当社グループは、連結子会社を含む組織再編による効率化およびメディア事業等を運営するシーサー株式会社を完全子会社化するなど、事業強化を推進してまいりました。
売上高は、主力サービスである「A8.net(エーハチネット)」の事業規模が堅調に拡大し増加、営業利益、経常利益は、売上高の増収効果により増益となりました。さらに、親会社株主に帰属する四半期純利益は繰越欠損金のある連結子会社の吸収合併に伴い、税金費用が減少したこと等により増益となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、30,253,997千円(前年同期比107.4%)となりました。また、営業利益は、4,655,514千円(前年同期比105.9%)、経常利益は4,663,280千円(前年同期比104.4%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,416,495千円(前年同期比115.0%)となりました。
当社グループは、当社グループの事業を、CPA型アドネットワーク事業、CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業、その他の各セグメントに分けております。各セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間からセグメント区分の変更を行っており、前年同期比等については変更後の区分方法に組み替えたものによっております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」の「Ⅱ 3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
① CPA型アドネットワーク事業
当社グループは、主力サービスでありますアフィリエイト広告サービス「A8.net(エーハチネット)」、スマ
ートフォンアプリ向けCPI広告サービス「adcrops(アドクロップス)」および「seedApp(シードアップ)」等
を提供しております。当第3四半期連結累計期間においては、広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動や参加メディアの広告媒体収益の最大化に注力いたしました。「A8.net(エーハチネット)」の利用広告主数が順調に拡大し、特に健康およびインターネット接続カテゴリ等において売上高が堅調に推移いたしました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は19,804,358千円(前年同期比108.2%)、全社費用控除前の営業利益は3,817,659千円(前年同期比112.4%)となりました。
② CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業
当社グループは、主力サービスでありますスマートフォン向け運用型広告サービス「nend(ネンド)」、リタ
ーゲティング広告配信サービス「nex8(ネックスエイト)」および海外メディア向けSSP「medi8(メディエイ
ト)」等を提供しております。当第3四半期連結累計期間においては、売上高が堅調に推移した一方、動画広告等の新規事業開発費用が先行いたしました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は10,199,706千円(前年同期比103.4%)、全社費用控除前の営業利益は1,593,980千円(前年同期比94.2%)となりました。
③ その他
当社グループは、当第3四半期連結会計期間より新たにグループ会社に加わったシーサー株式会社が運営する「Seesaaブログ(シーサーブログ)」を代表とするメディア事業等を展開しております。当第3四半期連結累計期間においては、メディア事業の広告収入が堅調に推移した一方、のれんの償却額を計上しております。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は249,931千円、全社費用控除前の営業利益は28,548千円となりました。
○ 報告セグメント別の売上高の内訳
|
セグメントの名称 |
平成28年12月期第3四半期 |
平成29年12月期第3四半期 |
平成28年12月期 |
|||
|
金額(千円) |
構成比(%) |
金額(千円) |
構成比(%) |
金額(千円) |
構成比(%) |
|
|
CPA型アドネットワーク事業 |
18,300,055 |
65.0 |
19,804,358 |
65.5 |
24,552,525 |
65.4 |
|
CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業 |
9,865,859 |
35.0 |
10,199,706 |
33.7 |
12,963,414 |
34.6 |
|
その他 |
- |
- |
249,931 |
0.8 |
- |
- |
|
総売上高 |
28,165,915 |
100.0 |
30,253,997 |
100.0 |
37,515,940 |
100.0 |
なお、主力サービスであるアフィリエイト広告サービスにおける当第3四半期連結会計期間末の利用広告主数(稼
働広告主ID数)、参加メディア数(登録パートナーサイト数等)は、下記のとおりであります。
|
サービス |
区分 |
平成29年12月期 |
平成28年12月期末 |
|
「A8.net(エーハチネット)」 |
稼働広告主ID数 |
3,406 |
3,249 |
|
登録パートナーサイト数 |
2,317,570 |
2,154,462 |
|
|
「nend(ネンド)」 |
稼働広告主ID数 |
404 |
394 |
|
登録パートナーサイト枠数 |
794,434 |
694,137 |
(2)財政状態の状況
(総資産)
当社グループの当第3四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ2,015,017千円増加し、25,329,053千円となりました。主な増加要因としましては、有価証券が798,408千円(前連結会計年度末は1,245,375千円)と446,966千円減少した一方、投資有価証券が2,479,199千円(前連結会計年度末は1,714,984千円)と764,215千円増加、のれんが668,629千円(前連結会計年度末は26,855千円)と641,773千円増加、現金及び預金が15,156,184千円(前連結会計年度末は14,544,263千円)と611,921千円増加したことによるものであります。
(負債)
当社グループの当第3四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末に比べ67,526千円減少し、6,608,623千円となりました。主な減少要因としましては、買掛金が5,028,165千円(前連結会計年度末は4,738,384千円)と289,781千円増加した一方、未払法人税等が341,852千円(前連結会計年度末は841,825千円)と499,973千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当社グループの当第3四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末に比べ2,082,544千円増加し、18,720,429千円となりました。主な増加要因としましては、配当金の支払いにより1,381,262千円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益を3,416,495千円計上したことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。