当第1四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善が続く中、全体としては緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、世界経済は、米中貿易摩擦による経済成長の減速懸念や金融資本市場の変動の影響等に留意が必要な状況となっております。
このような経済状況のもとで、当社グループの主要事業であるインターネットマーケティングサービス分野では、インターネット上のコンテンツやプライバシーに関する取組が推進されており、インターネット広告の仕組みや広告を掲載するメディアに影響が出ております。
一方、インターネットユーザーの動画視聴時間の増加や今後の通信環境のさらなる高速化等もあり、動画広告市場の成長が見込まれております。
当第1四半期連結累計期間において当社グループは、ITP(※)への継続的な対応や動画広告への取り組みを推進してまいりました。しかしながら、ITPや検索アルゴリズムの変更等の影響により売上高が減収となりました。また、営業利益、経常利益は、減収に加えパートナーサイトの広告枠の確保等により利益率が悪化し減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、シーサー株式会社において繰延税金資産の取崩しを行った影響により減益幅が拡大しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、8,724,816千円(前年同期比96.6%)となりました。また、営業利益は、964,546千円(前年同期比79.9%)、経常利益は、967,733千円(前年同期比78.9%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は628,003千円(前年同期比76.7%)となりました。
※ ITP(Intelligent Tracking Prevention)とは、iOS上の機能で、Safariブラウザが広告配信等を目的とする追跡用Cookieを識別すると一定期間後にCookieの利用制限等を行うことを言います。
当社グループは、当社グループの事業を、CPA型アドネットワーク事業、CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業、その他の各セグメントに分けておりますが、各セグメントの業績は、次のとおりであります。
① CPA型アドネットワーク事業
当社グループは、主力サービスでありますアフィリエイト広告サービス「A8.net(エーハチネット)」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp(シードアップ)」等を提供しております。当第1四半期連結累計期間においては、ITPへの継続的な対応やadcrops(アドクロップス)の広告配信を停止しseedApp(シードアップ)への統合作業を実施する等、事業の選択と集中を行いました。前年同期比では、adcrops(アドクロップス)の事業撤退による影響等もあり、CPA型アドネットワーク事業は減収減益となりました。この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は6,089,699千円(前年同期比98.5%)、全社費用控除前の営業利益は1,017,237千円(前年同期比87.8%)となりました。
② CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業
当社グループは、主力サービスでありますスマートフォン向け運用型広告サービス「nend(ネンド)」及びリターゲティング広告配信サービス「nex8(ネックスエイト)」等を提供しております。当第1四半期連結累計期間においては、nend(ネンド)の動画広告に注力しました。前年同期比では、ITPの影響によってCookieをベースにしたターゲティング広告の鈍化やオーバーレイ広告の配信停止を実施したことにより売上高は減収となりました。また、利益面においては動画広告の比率が高まっているものの利益率は静止画広告よりも低水準で推移しており減益となりました。この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,445,395千円(前年同期比92.6%)、全社費用控除前の営業利益は255,819千円(前年同期比85.3%)となりました。
③ その他
当社グループは、シーサー株式会社が運営する「Seesaaブログ(シーサーブログ)」を代表とするメディア事業等を展開しております。当第1四半期連結累計期間においては、前年同期比において、メディア事業の広告収入がオーバーレイ広告の配信停止等により低調に推移しました。その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は189,721千円(前年同期比90.9%)、全社費用控除前の営業損失は39,227千円(前年同期は営業利益258千円)となりました。
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○ 報告セグメント別の売上高の内訳
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なお、主力サービスであるアフィリエイト広告サービスにおける当第1四半期連結会計期間末の利用広告主数(稼働広告主ID数)、参加メディア数(登録パートナーサイト数等)は、下記のとおりであります。
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サービス |
区分 |
2019年12月期 |
2018年12月期 |
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「A8.net(エーハチネット)」 |
稼働広告主ID数 |
3,502 |
3,491 |
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登録パートナーサイト数 |
2,583,454 |
2,539,128 |
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「nend(ネンド)」 |
稼働広告主ID数 |
273 |
314 |
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登録パートナーサイト枠数 |
945,536 |
928,948 |
(2)財政状態の状況
(総資産)
当社グループの当第1四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ23,262千円増加し、25,813,509千円となりました。主な増加要因としましては、現金及び預金が16,887,642千円(前連結会計年度末は17,778,004千円)と890,361千円減少した一方、売掛金が4,380,240千円(前連結会計年度末は3,703,909千円)と676,331千円増加、有価証券が1,011,567千円(前連結会計年度末は800,590千円)と210,977千円増加したことによるものであります。
(負債)
当社グループの当第1四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末に比べ827,321千円増加し、6,781,763千円となりました。主な増加要因としましては、買掛金が4,953,119千円(前連結会計年度末は4,384,454千円)と568,665千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当社グループの当第1四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末に比べ804,058千円減少し、19,031,745千円となりました。主な減少要因としましては、親会社株主に帰属する四半期純利益を628,003千円計上した一方、配当金の支払いにより1,439,423千円減少したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。