第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大により、経済活動が抑制されており、急速に減速しております。

 このような経済状況のもとで、当社グループの主要事業であるインターネットマーケティングサービス分野では、インターネット上のコンテンツやプライバシーに関する取組が推進されており、インターネット広告の仕組みや広告を掲載するメディアに影響が出ております。

 一方、インターネットユーザーの動画視聴時間の増加や今後の通信環境のさらなる高速化等もあり、動画広告市場の成長が見込まれております。

 当第2四半期連結累計期間において当社グループは、プロシューマー支援事業の枠組みを再考し、既存事業の更なる成長と今後の事業の柱となる事業の開発を推進してまいりました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による一部広告主の予算削減や、検索アルゴリズムの変更等の影響により売上高が減収となりました。また、利益面においては、減収に伴い売上高固定費比率が上昇し減益となりました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は15,436,534千円(前年同四半期比86.7%)となりました。また、営業利益は1,723,052千円(前年同四半期比87.3%)、経常利益は投資事業組合運用益を計上したこと等により1,866,854千円(前年同四半期比93.7%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,243,687千円(前年同四半期比96.3%)となりました。

 

 当社グループは、第1四半期連結会計期間より、従来「CPA型アドネットワーク事業」「CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業」としていた報告セグメントの名称を、「CPAソリューション事業」「ADコミュニケーション事業」に変更しております。当該変更は報告セグメントの名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。

 

① CPAソリューション事業

   当社グループは、主力サービスでありますアフィリエイト広告サービス「A8.net」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」等を提供しております。当第2四半期連結累計期間においては、seedAppはコロナ禍でスマホゲームのインストールが促進され増収となった一方、A8.netにおいては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による一部広告主の予算削減や検索アルゴリズムの影響を受け減収となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,673,472千円(前年同四半期比92.5%)、セグメント利益は2,111,805千円(前年同四半期比96.4%)となりました。

② ADコミュニケーション事業

   当社グループは、主力サービスでありますスマートフォン向け運用型広告サービス「nend」等を提供しております。当第2四半期連結累計期間においては、新規事業の企画・開発を進めているものの、nendの稼働広告主の減少や昨年12月に撤退したnex8の影響を受け減収となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,438,093千円(前年同四半期比71.9%)、セグメント利益は151,618千円(前年同四半期比33.9%)となりました。

③ その他

   当社グループは、シーサー株式会社が運営する「Seesaaブログ(シーサーブログ)」を代表とするメディア事業等を展開しております。当第2四半期連結累計期間においては、メディア事業の広告収入が減速し減収となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は324,968千円(前年同四半期比82.9%)、セグメント損失は37,394千円(前年同四半期のセグメント損失は85,928千円)となりました。

 

○ 報告セグメント別の売上高の内訳

セグメントの名称

2019年12月期第2四半期

2020年12月期第2四半期

2019年12月期

金額(千円)

構成比(%)

金額(千円)

構成比(%)

金額(千円)

構成比(%)

CPAソリューション事業

12,623,656

70.9

11,673,472

75.6

24,064,731

70.4

ADコミュニケーション事業

4,779,683

26.9

3,438,093

22.3

9,391,889

27.4

その他

391,773

2.2

324,968

2.1

743,867

2.2

総売上高

17,795,113

100.0

15,436,534

100.0

34,200,488

100.0

 なお、主力サービスであるアフィリエイト広告サービスにおける当第2四半期連結会計期間末の利用広告主数(稼
働広告主ID数)、参加メディア数(登録パートナーサイト数等)は、下記のとおりであります。

サービス

区分

2020年12月期

第2四半期末

2019年12月期末

「A8.net(エーハチネット)」

稼働広告主ID数

3,259

3,468

登録パートナーサイト数

2,818,620

2,711,938

「nend(ネンド)」

稼働広告主ID数

178

267

登録パートナーサイト枠数

1,003,715

982,499

 

(2) 財政状態の状況

(総資産)

 当社グループの当第2四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ1,130,857千円減少し、25,994,334千円となりました。主な減少要因としましては、現金及び預金が18,415,261千円(前連結会計年度末は18,610,946千円)と195,684千円減少、有価証券が795,002千円(前連結会計年度末は1,019,563千円)と224,561千円減少、投資有価証券が1,479,266千円(前連結会計年度末は1,871,905千円)と392,639千円減少したことによるものであります。

(負債)

 当社グループの当第2四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末に比べ162,739千円増加し、6,234,620千円となりました。主な増加要因としましては、買掛金が4,505,941千円(前連結会計年度末は4,207,343千円)と298,597千円増加したことによるものであります。

(純資産)

 当社グループの当第2四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末に比べ1,293,596千円減少し、19,759,714千円となりました。主な減少要因としましては、親会社株主に帰属する四半期純利益を1,243,687千円計上した一方、配当金の支払いにより1,439,423千円減少、自己株式の取得により999,972千円減少したことによるものであります。

 

  (3) キャッシュ・フローの状況

  当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から195,684千円減少し18,415,261千円となりました。

  当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、1,708,066千円の収入(前年同四半期は1,267,783千円の収入)となりました。これは、主に法人税等の支払額が538,927千円であった一方、税金等調整前四半期純利益を1,832,839千円計上したことによるものであります。

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、537,355千円の収入(前年同四半期は612,739千円の支出)となりました。これは、主に投資有価証券の取得による支出が91,590千円であった一方、投資有価証券の償還による収入が501,400千円、投資事業組合からの分配による収入が153,798千円であったことによるものであります。

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、2,439,193千円の支出(前年同四半期は1,283,651千円の支出)となりました。これは、配当金の支払額が1,436,113千円、自己株式の取得による支出が1,003,079千円であったことによるものであります。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

  当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

  当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

  該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。