当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況が続いており、企業収益に与える影響については、先行き不透明な状況が続いております。
このような経済状況のもとで、当社グループの主要事業であるインターネットマーケティングサービス分野では、消費者のデジタルシフトが進む中、特に動画視聴時間の増加や今後の通信環境のさらなる高速化などもあり、インターネット広告は、大手プラットフォーマーを中心に需要が高まっております。一方、インターネット広告がマスメディアとしての役割を果たす中、個人情報保護の動きが加速しており、消費者の行動を追跡できるCookieなどの利用を制限する動きが活発化しております。
当第2四半期連結累計期間において当社グループは、既存事業の更なる成長と今後の柱となる事業の開発を推進してまいりました。また、テレワークへの移行によってオフィスの在り方を見直し固定費の削減に努めました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による一部広告主の予算削減や消費者の消費に至る導線の変化等の影響により減収減益となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は14,059,399千円(前年同四半期比91.1%)となりました。また、営業利益は1,272,554千円(前年同四半期比73.9%)、経常利益は投資事業組合運用益を計上したこと等により1,438,655千円(前年同四半期比77.1%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は969,237千円(前年同四半期比77.9%)となりました。
① CPAソリューション事業
当社グループは、主力サービスでありますアフィリエイト広告サービス「A8.net」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」等を提供しております。当第2四半期連結累計期間においては、受注件数は徐々に増加傾向が見られるものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一部広告主の予算削減や検索アルゴリズムの変動などの影響を受け減収となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,124,261千円(前年同四半期比95.3%)、セグメント利益は1,830,187千円(前年同四半期比86.7%)となりました。
② ADコミュニケーション事業
当社グループは、主力サービスでありますスマートフォン向け運用型広告サービス「nend」等を提供しております。当第2四半期連結累計期間においては、新規事業の企画・開発を推進した一方、大手プラットフォーマーへの広告予算の寡占化を背景として、nendの稼働広告主が減少したことにより減収となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,670,721千円(前年同四半期比77.7%)、セグメント損失は44,751千円(前年同四半期はセグメント利益151,618千円)となりました。
③ その他
当社グループは、シーサー株式会社が運営する「Seesaaブログ(シーサーブログ)」を代表とするメディア事業等を展開しております。当第2四半期連結累計期間においては、ブログメディア事業においてPV減少に伴い広告収入が減少したことなどにより減収となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は264,416千円(前年同四半期比81.4%)、セグメント損失は41,606千円(前年同四半期はセグメント損失37,394千円)となりました。
○ 報告セグメント別の売上高の内訳
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セグメントの名称 |
2020年12月期第2四半期 |
2021年12月期第2四半期 |
2020年12月期 |
|||
|
金額(千円) |
構成比(%) |
金額(千円) |
構成比(%) |
金額(千円) |
構成比(%) |
|
|
CPAソリューション事業 |
11,673,472 |
75.6 |
11,124,261 |
79.1 |
22,565,645 |
76.8 |
|
ADコミュニケーション事業 |
3,438,093 |
22.3 |
2,670,721 |
19.0 |
6,143,384 |
20.9 |
|
その他 |
324,968 |
2.1 |
264,416 |
1.9 |
670,968 |
2.3 |
|
総売上高 |
15,436,534 |
100.0 |
14,059,399 |
100.0 |
29,379,998 |
100.0 |
なお、主力サービスであるアフィリエイト広告サービスにおける当第2四半期連結会計期間末の利用広告主数(稼
働広告主ID数)、参加メディア数(登録パートナーサイト数等)は、下記のとおりであります。
|
サービス |
区分 |
2021年12月期 第2四半期末 |
2020年12月期末 |
|
「A8.net(エーハチネット)」 |
稼働広告主ID数 |
3,256 |
3,182 |
|
登録パートナーサイト数 |
2,965,290 |
2,889,117 |
|
|
「nend(ネンド)」 |
稼働広告主ID数 |
134 |
191 |
|
登録パートナーサイト枠数 |
1,032,769 |
1,018,937 |
(2) 財政状態の状況
(総資産)
当社グループの当第2四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ711,884千円減少し、25,609,691千円となりました。主な要因としましては、その他流動資産が1,173,515千円(前連結会計年度末は348,491千円)と825,023千円増加した一方、現金及び預金が18,591,706千円(前連結会計年度末は19,532,772千円)と941,065千円減少したこと及び有価証券が800,821千円(前連結会計年度末は1,096,914千円)と296,093千円減少したことによるものであります。
(負債)
当社グループの当第2四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末に比べ39,326千円減少し、5,763,964千円となりました。主な要因としましては、未払法人税等が466,718千円(前連結会計年度末は434,076千円)と32,642千円増加した一方、賞与引当金が78,913千円(前連結会計年度末は155,074千円)と76,161千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当社グループの当第2四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末に比べ672,557千円減少し、19,845,727千円となりました。主な要因としましては、親会社株主に帰属する四半期純利益を969,237千円計上した一方、配当金の支払いにより1,393,555千円減少したこと及び自己株式の取得により183,635千円減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から123,085千円減少し19,409,687千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、947,495千円の収入(前年同四半期は1,708,066千円の収入)となりました。これは、主に法人税等の支払額が406,160千円であった一方、税金等調整前四半期純利益を1,432,853千円計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、469,967千円の収入(前年同四半期は537,355千円の収入)となりました。これは、主に投資有価証券の取得による支出が161,152千円であった一方、投資有価証券の償還による収入が351,725千円であったこと及び投資事業組合からの分配による収入が136,709千円であったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、1,574,962千円の支出(前年同四半期は2,439,193千円の支出)となりました。これは、配当金の支払額が1,390,995千円であったこと及び自己株式の取得による支出が183,966千円であったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。