第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済に不確実性はあるものの、個人消費や生産、雇用情勢について改善傾向が見られ、景気は緩やかな回復基調が続いております。その一方で、少子高齢化に伴う人口減少により将来の成長力が不透明であることから平成28年8月に閣議決定された、働き方改革の推進、子育て・介護の環境整備、保育士・介護人材の処遇改善等を掲げた「未来への投資を実現する経済対策」の具体化が進められております。

 このような状況のもと、当社グループでは、人生のどの段階においてもなくてはならない企業グループを目指し、子育て支援サービス事業、総合人材サービス事業、介護関連サービス事業において、就業人口の増加と、高いサービス品質で利用者様から選ばれ続ける保育・介護施設の運営に注力することで、事業の拡大に邁進いたしました。

 さらに、平成28年12月1日に、当社については「ライク株式会社」へ、連結子会社で総合人材サービス事業を営むジェイコム株式会社については「ライクスタッフィング株式会社」へ商号を変更いたしました。求職者様、スタッフ様、保育・介護施設の利用者様、顧客企業様、株主様等全てのステークホルダーに愛される企業グループでありたいという気持ちを込めた「LIKE(ライク)」を根幹にブランドを統一し、グループシナジーの最大化を図ってまいります。また、人材育成を強みにする企業グループとして従業員の確保と育成に注力し、平成28年7月13日に公表いたしました平成29年5月期から平成31年5月期までの中期経営計画の達成を目指してまいります。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高19,027,328千円(前年同期比42.7%増)、営業利益801,247千円(同53.1%増)、経常利益955,087千円(同80.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は560,315千円(同62.1%減)と、平成28年7月11日の「平成28年5月期決算短信」で公表いたしました第2四半期連結累計期間の連結業績予想を上回る結果となりました。なお、前期はサクセスホールディングス株式会社の公開買付に伴う段階取得に係る差益1,282,768千円を特別利益に計上しております。

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

 なお、女性活躍推進法の制定や待機児童問題の深刻化により、当社グループで提供できるサービスも広がると考えられることから、第1四半期連結会計期間より保育関連サービス事業を「子育て支援サービス事業」へ改称いたしました。

(総合人材サービス事業)

 総合人材サービス事業につきましては、人材不足が深刻化する中、多くの企業で人材の確保が経営課題となっておりますが、主に連結子会社であるライクスタッフィング株式会社において、販売員が不足するモバイル・アパレル等のサービス業界、インターネット販売の普及に伴い需要が増加しているコールセンターや物流、保育士・介護士の不足が社会問題化している保育・介護業界を中心に事業拡大に努めました。業務経験や社会経験の浅い方であってもご活躍いただくため、マッチング・就業フォロー・研修体制や顧客企業に対する多様な働き方のご提案等を強化し、就業人口の増加に注力いたしました。

 さらに、平成28年9月30日に、販売業務に特化した求人検索サイト「ジョブトル」に続き、保育施設を運営する連結子会社株式会社サクセスアカデミーと連携し、保育業界での多様な働き方を実現することで就業人口を最大化すべく求人検索サイト「保育士求人マッチ」をオープンいたしました。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は8,999,596千円(前年同期比19.3%増)、営業利益905,548千円(同13.7%増)となりました。

(子育て支援サービス事業)

 子育て支援サービス事業につきましては、待機児童問題と保育士不足がますます深刻化する中、認可保育園や学童クラブ等の運営と、企業・病院・大学等が設置する事業所内保育の受託運営を行う連結子会社であるサクセスホールディングス株式会社及び株式会社サクセスアカデミーにおいて、引き続き、保護者様に選ばれ続ける品質の高い保育とご利用いただきやすい立地や設備を備えた新規施設の開園と、ライクスタッフィング株式会社との連携による保育士が働きやすい環境を作る現場を重視した本部体制の構築に注力いたしました。平成28年6月に認可保育園の新規開設が2ヶ所あったことから開設費用が発生したこと、高品質のサービスを維持するため事業所内保育の受託契約の価格更新前に保育士の昇給を行ったことから原価率が悪化しており、営業利益が予算を下回る結果となりました。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は7,051,392千円(前年同期比136.7%増)、営業利益65,602千円(前年同期比488.8%増)となりました。なお、前年同期については、持分法適用関連会社であったサクセスホールディングス株式会社の株式を公開買付けにより取得し連結子会社化したことに伴い、平成27年7月から9月までの同社及びその子会社である株式会社サクセスアカデミーの連結業績を反映しております。

(介護関連サービス事業)

 介護関連サービス事業につきましては、神奈川県・東京都・埼玉県といった首都圏において24時間看護師が常駐し看取り介護を行う有料老人ホームを運営する連結子会社である株式会社サンライズ・ヴィラにおいて、ライクスタッフィング株式会社への採用業務の委託により介護人材が充足した結果、入居率が実質満床、空室待ちとなっている施設もあり、今期より収益に寄与しております。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,646,448千円(前年同期比8.4%増)、営業利益96,406千円(前期は46,149千円の営業損失)となりました。

(その他)

 マルチメディアサービス事業におきましては、直営携帯電話ショップ2店舗において、引き続き販売強化に努めた結果、前期は法人顧客からのiPad導入案件の一時的な受注があったこともあり、当第2四半期連結累計期間における売上高は329,891千円(前年同期比7.3%減)、営業利益は12,834千円(同29.3%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

  当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益の計上、長期借入れによる収入といったプラス要因が、法人税等の支払額、有形固定資産の取得による支出、長期借入金の返済による支出といったマイナス要因を上回り、前期末に比べ1,112,770千円増加し、6,365,703千円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

  営業活動の結果得られた資金は1,503,344千円(前年同期比6,026.5%増)となりました。この主な内容は、税金等調整前四半期純利益の計上954,856千円、減価償却費の計上265,120千円、のれん償却額の計上292,601千円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動の結果使用した資金は310,411千円(前年同期比67.7%減)となりました。この主な内容は、有価証券の償還による収入103,046千円、子育て支援サービス事業における新規施設開園準備に伴う有形固定資産の取得による支出303,737千円、差入保証金の差入による支出93,677千円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は80,162千円(前年同期は3,876,498千円の獲得)となりました。この主な内容は、短期借入金の純減少額200,000千円、長期借入れによる収入1,000,000千円、長期借入金の返済による支出629,603千円、配当金の支払額233,321千円であります。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5)主要な設備

 当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画していた重要な設備の新設について完了したものは次のとおりであります。

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

金額

(千円)

完了年月

子会社

(株式会社サクセスアカデミー)

認可保育園

(東京都2園)

子育て支援サービス事業

保育設備

297,362

2016年6月