当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中東情勢の悪化や通商問題を巡る緊張の増大が海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があることから、輸出が引き続き弱含む中で、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、雇用・所得環境の改善が続く中、景気は緩やかな回復が続くことが期待されております。その一方で、人手不足感が高まる中、人口減少・少子高齢化の進行という最大の課題に立ち向かうために掲げられた「人づくり革命」や「働き方改革」により、幼児教育・保育の無償化や働き方の多様化が実現され、年齢や性別に関係なく、多くの人が長く働ける環境を整えるための各種政策が推進されております。
このような状況のもと、当社グループでは、ゆりかごからハッピーエンディングまで、人生のどの段階においてもなくてはならない企業グループを目指し、子育て支援サービス事業、総合人材サービス事業、介護関連サービス事業において、多様な人々の「働く」を支援することによる就業人口の増加と、高いサービス品質で利用者様から選ばれ続ける保育・介護施設の運営に注力することで、待機児童、人材不足、介護離職といった社会課題の解決に取り組むとともに、事業の拡大に邁進いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高24,723,848千円(前年同期比5.4%増)、営業利益816,378千円(同24.8%減)、経常利益924,911千円(同25.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益480,076千円(同3.0%増)となりました。
営業利益及び経常利益の減益の要因は、主に、子育て支援サービス事業において、認可保育園における売上に計上する運営補助金の加算額が前年同期より約90,000千円減少したこと、2019年4月に新規開設した認可保育園の賃借料の補助金が第3四半期連結会計期間以降に入金予定であること、2020年4月の認可保育園の新規開設予定が21ヶ所とライクアカデミー株式会社設立以来最大数となることに対し新規開設に向けた人材の確保が好調で人件費が増加していることとなりますが、計画に織り込んでいるものであり、かつ、子育て支援サービス事業全体では計画を上回って進捗しておりますので、2019年7月12日に公表いたしました通期業績予想に影響はございません。
各セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(総合人材サービス事業)
総合人材サービス事業につきましては、全ての業界・業種・職種において人材の確保が深刻な課題となる中、連結子会社であるライクスタッフィング株式会社においては販売員が不足するモバイル・アパレル等のサービス業界、インターネット販売の普及等に伴い需要が拡大するコールセンター、人材不足が社会問題化する保育・介護業界を、ライクワークス株式会社においては販売チャネルの変遷に伴い需要が逼迫する製造・物流業界を中心に事業の拡大に努めました。引き続き、業界に特化し蓄積してきた知識やノウハウ等の現場力を活かし、業務経験や社会経験の浅い方や、週5日フルタイム以外の勤務を希望される方であってもご活躍いただけるよう、マッチング・就業フォロー・研修体制や顧客企業に対する多様な働き方のご提案等を強化し、就業人口の増加に注力いたしました。
また、次の成長軸となる新規事業の開拓も進めており、2018年12月に開始した建設業界向けサービスの拡大、2019年4月に開始した障がいを持たれる方の就労移行支援事業所「ライクチャレンジサポート」の安定した運営に注力しております。
さらに、2019年4月に改正入国管理法が施行され、新たな在留資格である「特定技能」が新設されたことから、グループで120名以上の外国籍正社員が活躍している実績を活かし、ライクスタッフィング株式会社が外国人材の就労支援を行う「登録支援機関」として出入国在留管理庁長官の登録を受けております(登録番号:19登-001950)。また、2019年12月にはライク株式会社に「国際事業部」を、ライクスタッフィング株式会社に「紹介事業部」を新設し、介護・宿泊・外食・建設・製造業界を中心に外国人材の活躍を推進すべく、国内外問わず外国人材の採用と顧客企業への人材紹介を強化するとともに、生活のサポートを含む働きやすい環境の整備を進めており、ライクケア株式会社との連携により介護分野における特定技能1号の在留資格の取得及び就業も実現いたしました。
以上の結果、新規事業の推進に伴う先行投資もあったことから、当第2四半期連結累計期間における売上高は10,324,111千円(前年同期比1.4%減)、営業利益794,620千円(同2.1%減)となりました。
(子育て支援サービス事業)
子育て支援サービス事業につきましては、待機児童問題と保育士不足がますます深刻化し、幼児教育・保育の無償化等の様々な施策が推進される中、連結子会社であるライクキッズ株式会社及びライクアカデミー株式会社において、引き続き、認可保育園や学童クラブ等の運営と、企業・病院・大学等が設置する企業主導型保育等の事業所内保育の受託運営を行うとともに、保護者様・お子様に選ばれ続ける高品質の保育とご利用いただきやすい立地や設備を備えた新規施設の開設と、人材確保に悩む事業者様に対する事業所内保育のご提案に注力いたしました。また、ライクスタッフィング株式会社との連携により採用機能を強化するとともに、保育士が働きやすい環境を作ることで定着率の向上を図った結果、人材の確保も順調に進んでおり、2020年4月に21ヶ所の認可保育園の開設を予定しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は10,812,518千円(前年同期比10.1%増)、営業利益259,746千円(同58.6%減)となりました。
減益の要因は、主に、認可保育園における売上に計上する運営補助金の加算額が前年同期より約90,000千円減少したこと、2019年4月に新規開設した認可保育園の賃借料の補助金が第3四半期以降に入金予定であること、2020年4月の認可保育園の新規開設予定がライクアカデミー株式会社設立以来最大数となることに対し新規開設に向けた人材の確保が好調で人件費が増加していることとなりますが、計画に織り込んでいるものであり、かつ、子育て支援サービス事業全体では計画を上回って進捗しておりますので、2019年7月12日に公表いたしました通期業績予想に影響はございません。
(介護関連サービス事業)
介護関連サービス事業につきましては、連結子会社であるライクケア株式会社において、引き続き、神奈川県・東京都・埼玉県といった首都圏において24時間看護師が常駐し看取り介護を行う有料老人ホーム等を運営し、ご利用者様・ご家族様に選ばれ続ける高品質のサービスを提供することに注力いたしました。2018年5月に開設したサンライズ・ヴィラ西葛西、7月に新規開設したフェリエ ドゥ磯子、10月に新規開設したサンライズ・ヴィラ藤沢六会も順調に入居率を伸ばしており、サンライズ・ヴィラ西葛西は満床、フェリエ ドゥ磯子も満床間近となっております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,422,333千円(前年同期比15.1%増)、営業利益123,387千円(前年同期は32,233千円の営業損失)となりました。
(その他)
マルチメディアサービス事業におきましては、総合人材サービスにおけるモバイル業界向けサービスのためのアンテナショップとして携帯電話ショップ1店舗を運営しており、当第2四半期連結累計期間における売上高は164,284千円(前年同期比11.1%減)、営業利益は13,508千円(同5.6%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は29,195,996千円(前期末比1,112,821千円減)、純資産は12,409,474千円(同368,841千円増)、自己資本比率は31.2%(同1.9ポイント増)となりました。
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は12,247,621千円(前期末比841,301千円減)となりました。これは、短期借入金、1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金の返済等に伴う現金及び預金の減少109,601千円、受取手形及び売掛金の減少83,063千円等があったことによります。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は16,948,374千円(前期末比271,519千円減)となりました。これは、のれんの償却に伴う減少227,032千円等があったことによります。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は9,566,361千円(前期末比808,675千円減)となりました。これは、短期借入金の減少300,000千円、未払法人税等の減少162,898千円等があったことによります。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は7,220,160千円(前期末比672,988千円減)となりました。これは、長期借入金の減少680,654千円等があったことによります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は12,409,474千円(前期末比368,841千円増)となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上480,076千円、配当金の支払264,998千円、非支配株主持分の増加143,787千円等があったことによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益の計上といったプラス要因を法人税等の支払額、有形固定資産の取得による支出、長期借入金の返済による支出といったマイナス要因が上回り、前期末に比べ109,601千円減少し、7,499,068千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,590,222千円(前年同期比48.3%増)となりました。この主な内容は、税金等調整前四半期純利益の計上1,060,378千円、減価償却費の計上480,958千円、のれん償却額の計上227,032千円、法人税等の支払額342,681千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は431,870千円(前年同期比47.6%減)となりました。この主な内容は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入296,068千円、子育て支援サービス事業における新規施設開園準備等に伴う有形固定資産の取得による支出376,672千円、差入保証金の差入による支出343,407千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1,267,953千円(前年同期比31.7%減)となりました。この主な内容は、短期借入金の純減少額300,000千円、長期借入金の返済による支出727,179千円、配当金の支払額264,568千円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画していた重要な設備の新設について完了したものは次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
金額 (千円) |
完了年月 |
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子会社 (ライクアカデミー株式会社) |
認可保育園 (東京都1園) |
子育て支援サービス事業 |
保育設備 |
120,530 |
2019年6月 |
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。