当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(重要な子会社の株式の譲渡)
当社は、28年10月3日開催の取締役会にて当社が100%出資する連結子会社、株式会社グリモアの全株式を、Happy Elements株式会社に譲渡することを決議し、平成28年10月19日付で株式譲渡契約を締結いたしました。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」をご参照ください。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当社グループが属するインターネットサービス業界を取り巻く環境は急速な変化を続けております。内閣府が平成28年3月に実施した消費動向調査では、平成28年3月末のスマートフォンの二人以上の世帯における普及率は従来型の携帯電話の普及率を初めて上回り67.4%に達し、スマートフォンの普及は拡大の一途を辿っております。また、平成27年通信利用動向調査(総務省)によると、平成27年末時点で、スマートフォンを使用してインターネットを利用する人の割合は54.3%となり、スマートフォンはPCと並ぶ主要なインターネットデバイスと位置付けられています。このように、スマートフォンの急速な普及とインターネットデバイスとしての重要性が増していることを受け、インターネットサービス業界では、スマートフォン向けの新規サービスが次々と創出され、市場拡大と競争の激化が続いております。
こうした環境の下、当社グループはスマートフォン向けサービスの提供を主な事業と位置付け、既存サービスの拡充および新規サービスの開発に注力しております。主力事業のソーシャルゲーム事業では、既存ゲームの運用のほか、IPゲームに焦点をあてた戦略の下、新規IPソーシャルゲームの開発に経営資源を集中投下し、事業拡大に取り組んでおります。平成28年11月には、新戦略下での新作第1弾となる「ダービースタリオン マスターズ」をリリースいたしました。
広告メディア事業では、主力サービスである動画リワード広告「DreeVee」で、新たなマネタイズ手法の導入に取り組む等、事業拡大と収益性の向上の両面から、拡大傾向にある広告メディア事業の成長加速に努めました。
また、前述の両事業に加え、次世代の主力事業創出を目的とした新規サービスの開発・運用にも取り組みました。
業績面では、「ダービースタリオン マスターズ」がユーザーの支持を獲得し好調に推移した他、他社配信アニメ版権ゲームが国内外で引き続き安定的に推移しました。その他の既存ゲームにつきましても、リリースからの経年に抗い、収益に寄与しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,676,012千円(前年同期比16.1%増)となりました。利益面につきましては、営業利益514,420千円(前年同期は営業損失319,155千円)、経常利益450,457千円(前年同期は経常損失322,003千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益417,533千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失689,692千円)となりました。
①コンテンツサービス
他社コンテンツゲームでは、既存の他社配信アニメ版権ゲームが、前四半期に引き続き、国内外で好調な推移を維持しました。また、平成28年11月リリースの新作ゲーム「ダービースタリオン マスターズ」が、ユーザーからの支持を得、広告宣伝施策の効果とあわせ、当初想定を上回る収益寄与となりました。オリジナルゲームにつきましても、イベント施策などによりリリースからの経年に抗い、収益に寄与いたしました。
なお、他社配信アニメ版権ゲーム2本の売上高については、配信会社からの一定の比率に応じた売上分配を得るかたちとなっていることから、売上への影響は相対的に小さいものの、支払手数料が無いため、利益に与える影響が大きくなります。
以上の結果、セグメント売上高は4,852,904千円(前年同期比11.3%増)、セグメント利益は705,782千円(前年同期比616.1%増)となりました。
②広告メディアサービス
広告メディアサービスでは、主力サービスである動画リワード広告「DreeVee」のサービス拡充に注力しました。旧サービス「poncan」と比較し、拡大された「DreeVee」の顧客リーチを活かし、新たな業種の顧客開拓に注力したほか、新たなマネタイズ手法の導入に取り組む等、収益の拡大に向け試行しました。また、次世代の主力事業創出を目的に、新規サービスの開発・運用にも取り組みました。しかしながら、いずれの事業も事業開発段階にあることから、セグメント売上高は859,269千円(前年同期比26.6%増)、セグメント損失は182,624千円(前年同期はセグメント損失384,606千円)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当社グループの研究開発活動は、ソーシャルゲーム分野を中心に行っており、当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は、164,218千円であります。