当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当社グループが属するインターネットサービス業界を取り巻く環境は急速な変化を続けております。平成28年通信利用動向調査によると、平成28年末時点で、スマートフォンを保有する世帯の割合は71.8%に達し、固定電話、パソコンを保有する世帯の割合との差はそれぞれ0.4%、1.2%となり、日常生活における主要な情報通信機器の一つと位置付けられるに至っています。また、平成28年末時点で、スマートフォンを使用してインターネットを利用する人の割合は57.9%となり、スマートフォンはPCと並ぶ主要なインターネットデバイスと位置付けられています。このように、スマートフォンの急速な普及とインターネットデバイスとしての重要性が増していることを受け、インターネットサービス業界では、スマートフォン向けの新規サービスが次々と創出され、市場拡大と競争の激化が続いております。
こうした環境の下、当社グループはスマートフォン向けサービスの提供を主な事業と位置付け、既存サービスの拡充および新規サービスの開発に注力しております。主力事業のソーシャルゲーム事業では、IPゲームに焦点を当てた戦略の下、新規IPゲームの開発・運用を通じた事業拡大に取り組んでおり、平成29年7月には新たにIPゲーム2本をリリースいたしました。広告メディア事業では、広告代理事業の他、次世代の主力事業創出を目的とした新規サービスの開発・運用にも取り組みました。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、7月にリリースした新作IPゲーム2本の寄与の他、他社配信アニメ版権ゲームが引き続き安定推移を維持したこと、新規IPゲーム開発の進捗に伴う売上が計上されたことから、売上高は6,201,150千円(前年同期比82.2%増)と伸長しました。利益面につきましては、新作IPゲームのリリース前後の積極的なプロモーションに伴う広告宣伝費やスムースな運用への移行に伴う運用費の高止まりが利益幅を縮小させ、営業利益167,348千円(前年同期比54.0%減)、経常利益59,664千円(前年同期比81.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益36,020千円(前年同期比79.0%減)となりました。
引き続き新作IPゲームのリリースと、既存ゲームの成長を通じた売上拡大を目指すとともに、新たにリリースしたゲームの運用費用の最適化を通して収益性の向上に取り組んでまいります。
①コンテンツサービス
他社コンテンツゲームでは、7月初旬にリリースした新規IPゲームが順調と評価できる立ち上がりをみせた他、既存の他社配信アニメ版権ゲームも国内外で堅調な推移を維持いたしました。『ダービースタリオン マスターズ』は、ユーザーニーズに対する訴求において課題がみられ、実施した施策の売上寄与が限定的となったことから、軟調な推移となりました。今後は、11月のリリース1周年や冬季の売上拡大期に向けて、運用施策を見直し復調を目指します。オリジナルゲームについては、既存ユーザーの満足度維持・向上に焦点を当てたイベント施策に注力した結果、リリースからの経年に抗う売上水準を維持いたしました。また、複数の新規IPゲームの開発も進んでおり、新規IPゲームの開発進捗に伴う売上も計上されました。以上の結果、セグメント売上高は5,692,323千円(前年同期比99.6%増)となりました。
利益につきましては、7月にリリースした新作ゲームにおいてリリース前後で積極的に広告宣伝費を投下したこと、運用の効率化が途上にあり運用費が高止まりしていることから、セグメント利益は334,769千円(前年同期比33.4%減)となりました。
なお、7月初旬にリリースした新規IPゲーム及び他社配信アニメ版権ゲーム2本の売上高については、配信会社からの一定の比率に応じた売上分配を得るかたちとなっており、売上への影響は相対的に小さいものの、支払手数料が無いため、利益に与える影響が大きくなります。
②広告メディアサービス
広告メディアサービスでは、広告代理業務の他、次世代の主力事業創出を目的とした取り組みの一環である『DRIP(Drecom Invention Project)』のもと、当社の有するインターネットサービスの知見を活かした新規サービスを試験的に立ち上げ、事業化に向けた試行を重ねました。
しかしながら、主要サービスの多くが事業開発段階にあることから、セグメント売上高は508,826千円(前年同期比13.3%減)、セグメント損失は167,421千円(前年同期はセグメント損失130,338千円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、4,375,445千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは793,724千円の支出(前年同四半期は361,046千円の収入)となりました。主な要因は減価償却費の計上額が123,247千円である一方、売上債権の増加額552,651千円、たな卸資産の増加額274,099千円、前受金の減少額247,077千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは762,069千円の支出(前年同四半期は388,651千円の支出)となりました。主な要因は無形固定資産の取得による支出283,723千円、関係会社株式の取得による支出243,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは3,008,123千円の収入(前年同四半期は293,807千円の収入)となりました。主な要因は長期借入れによる収入2,978,000千円によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針、経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当社グループは、コンテンツサービス及び広告メディアサービスにおいて、スマートフォンアプリへの需要に対応するため、主にアプリケーションの研究開発を行っております。当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は53,885千円であります。