第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません

 

3【財政状態、経営成績の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当社グループが属するインターネットサービス業界を取り巻く環境は急速な変化を続けております。平成28年通信利用動向調査によると、平成28年末時点で、スマートフォンを保有する世帯の割合は71.8%に達し、固定電話、パソコンを保有する世帯の割合との差はそれぞれ0.4%、1.2%となり、日常生活における主要な情報通信機器の一つと位置付けられるに至っています。また、平成28年末時点で、スマートフォンを使用してインターネットを利用する人の割合は57.9%となり、スマートフォンはPCと並ぶ主要なインターネットデバイスと位置付けられています。このように、スマートフォンの急速な普及とインターネットデバイスとしての重要性が増していることを受け、インターネットサービス業界では、スマートフォン向けの新規サービスが次々と創出され、市場拡大と競争の激化が続いております。

こうした環境の下、当社グループはスマートフォン向けサービスの提供を主な事業と位置付け、既存サービスの拡充および新規サービスの開発に注力しております。主力事業のソーシャルゲーム事業では、IPゲームに焦点を当てた戦略の下、新規IPゲームの開発・運用を通じた事業拡大に取り組んでおり、平成29年12月には新たにIPゲーム3本をリリースいたしました。広告メディア事業では、広告代理事業の他、次世代の主力事業創出を目的とした新規サービスの開発・運用にも取り組みました。

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、他社配信アニメ版権ゲームを中心とした既存IPゲームの好調な推移および新規IPゲーム開発の進捗に伴う売上が計上されたことから、売上高は10,083,522千円(前年同期比77.7%増)と伸長しました。利益面につきましては、広告宣伝費を中心に固定費が抑制されたものの、依然新規リリースIPゲームで開発と運用の並走による運用費の高止まりが利益幅を縮小させ、営業利益341,269千円(前年同期比33.7%減)、経常利益193,261千円(前年同期比57.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益75,385千円(前年同期比81.9%減)となりました。

引き続き新作IPゲームのリリースと、既存ゲームの成長を通じた売上拡大を目指すとともに、新たにリリースしたゲームの運用費用の最適化を通して収益性の向上に取り組んでまいります。

 

①コンテンツサービス

他社コンテンツゲームでは、既存の他社配信アニメ版権ゲームを中心に既存IPゲームが好調な推移を維持し、増収に寄与致しました。12月初旬に3本の新規IPゲームをリリース致しましたが、うち1本では通信障害や頻繁な改修が発生し、現在も早期の安定的な運用に向け取り組んでおります。監修プロセスを中心に、外部開発会社との協業による開発プロセスに改善の必要性があるとの認識の下、再発防止に向けた取り組みも進めております。オリジナルゲームについては、既存ユーザーの満足度維持・向上に焦点を当てたイベント施策に注力した結果、リリースからの経年に抗う売上水準を維持いたしました。また、複数の新規IPゲームの開発も進んでおり、開発進捗に伴う売上も計上されました。以上の結果、セグメント売上高は9,401,054千円(前年同期比93.7%増)となりました。

利益につきましては、広告宣伝費を中心に固定費の抑制がみられたものの、昨夏以降にリリースしたIPゲームが運用効率化の途上にあり運用費が高止まりしていることから、セグメント利益は437,879千円(前年同期比38.0%減)となりました。

なお、昨夏以降にリリースしたIPゲーム、他社配信アニメ版権ゲームの売上高については、配信会社からの一定の比率に応じた売上分配を得るかたちとなっており、売上への影響は相対的に小さいものの、支払手数料が無いため、利益に与える影響が大きくなります。

 

②広告メディアサービス

広告メディアサービスでは、広告代理業務の他、次世代の主力事業創出を目的とした取り組みの一環である『DRIP(Drecom Invention Project)』のもと、当社の有するインターネットサービスの知見を活かした新規サービスを試験的に立ち上げ、事業化に向けた試行を重ねました。

しかしながら、主要サービスの多くが事業開発段階にあることから、セグメント売上高は682,468千円(前年同期比20.5%減)、セグメント損失は96,609千円(前年同期はセグメント損失182,624千円)となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針、経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当社グループの研究開発活動は、ソーシャルゲーム分野を中心に行っており、当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は、89,787千円であります。