文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安・原油安を背景として企業収益は改善傾向にあり、景気は緩やかな回復傾向にありますが、新興国・資源国等の景気下ブレ懸念もあり、全体として先行きは不透明な状況にあります。
国内の雇用情勢におきましては、厚生労働省が発表した平成27年9月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.24倍と、前月を0.01ポイント上回り、また、総務省が発表した平成27年9月の完全失業率(季節調整値)については、3.4%と、前月と比べ同水準となり、雇用情勢につきましては、改善傾向にあります。
国内の雇用情勢の改善により、労働需給が逼迫する中で、平成27年9月30日に、改正労働者派遣法が施行されました。派遣期間制限の無かった政令指定業務の廃止による新たな派遣期間の制限や、特定労働者派遣事業における届出制から許可制への移行等が主な法改正の内容となっております。
このような状況のもと、理学系研究職、工学系技術職を中心とした「人材サービス事業」につきましては、新たな拠点の開設を実施し、全国66拠点といたしました。
また、平成28年3月期第1四半期より新たに「CRO事業」セグメントを新設いたしましたが、「CRO事業」につきましては、国際展開を図るべく、平成27年5月に、アメリカにおける西海岸の拠点として、『WDB SILICON VALLEY,INC.』を、さらに東海岸における拠点として、フィラデルフィアに『WDB MEDICAL DATA,INC.』を設立し、事業を開始いたしました。将来はアジア地域等への展開も視野に入れており、グローバルな事業展開を目指していきたいと考えております。
以上のような活動の結果、第2四半期連結累計期間の売上高は、14,560百万円(前年同期比8.7%増)となりました。
営業利益におきましては、1,330百万円と、前年同期と比べ188百万円(前年同期比16.5%増)の増益となりました。また、経常利益は1,331百万円と前年同期と比べ181百万円(前年同期比15.8%増)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は781百万円と前年同期と比べ143百万円(前年同期比22.4%増)の増益となりました。
各セグメントの業績につきましては、下記の通りとなっております。
① 人材サービス事業
理学系研究職並びに工学系技術職人材サービスの売上高が増加しました結果、売上高は13,568百万円と前年同期と比べ991百万円(前年同期比7.9%増)の増収、セグメント利益(営業利益)は、1,347百万円と前年同期と比べ165百万円(前年同期比14.0%増)の増益となりました。
(注)セグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額であります。
② CRO事業
当セグメントについては、第1四半期に続き、WDBアイシーオー株式会社の受注状況が堅調に推移したことにより、売上高は574百万円と前年同期と比べ114百万円(前年同期比25.0%増)の増収、セグメント利益(営業利益)は、112百万円と前年同期と比べ61百万円(前年同期比120.0%増)の増益となりました。
(注)セグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額であります。
③ その他
当セグメントの売上高は、海水生物の生態影響試験・魚介類の販売事業、有機化学品の製造事業が堅調に推移したことにより、417百万円と前年同期と比べ54百万円(前年同期比15.0%増)の増収となりましたが、セグメント利益(営業利益)は12百万円と前年同期と比べ1百万円(前年同期比13.4%減)の減益となりました。
(注)セグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額であります。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、主として受取手形及び売掛金の減少により、総資産は、12,636百万円となり、前連結会計年度末と比較して250百万円の減少となりました。負債につきましては、主として買掛金ならびに、未払消費税等の減少により、3,956百万円となり、前連結会計年度末と比較して901百万円の減少となりました。また、純資産は、8,680百万円となり、前連結会計年度末と比較して651百万円の増加となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結会計期間末と比較して1,229百万円増加し、4,508百万円となりました。また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下の通りであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益1,369百万円を計上しましたが、主として未払消費税等の減少によるその他流動負債の減少ならびに、法人税等の支払額が614百万円となったことにより、187百万円の収入(前年同期は922百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主として敷金の差入による支出66百万円により、66百万円の支出(前年同期は29百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済による支出58百万円、配当金支払による支出130百万円により、195百万円の支出(前年同期は431百万円の支出)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、0百万円であります。これは、株式会社WDB環境バイオ研究所に係るものであります。なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変化はありません。