第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、底堅い企業収益が下支えとなり、緩やかな回復基調が続きましたが、海外の不安定な政治動向や地政学的リスクの影響が懸念され、先行きは不透明な状況で推移しました。

国内の雇用情勢におきましては、厚生労働省が発表した平成29年9月の有効求人倍率(季節調整値)が、1.52倍と、前月と同水準となり、また、総務省が発表した平成29年9月の完全失業率(季節調整値)についても、2.8%と、前月と同水準となり、全体として改善基調が続いております。

当社グループの中核事業である「人材サービス事業」につきましては、WDB株式会社において、全国に展開しております研修所が順調に稼働しておりますとともに、平成29年7月には新宿支店を開設し、営業を開始いたしました。新卒者の常用雇用派遣を行っておりますWDB工学株式会社、WDBエウレカ株式会社につきましても、全国的にスタッフを派遣しており、それぞれの分野において順調に業容を拡大しております。雇用情勢の改善によるスタッフの確保は引き続き厳しい状況が予想されますが、当社グループ独自の研修制度や、地域に密着した営業活動の実施により、今後も様々な顧客ニーズにお応えしてまいります。

「CRO事業」につきましては、WDBアイシーオー株式会社の業績が堅調に推移しておりますほか、平成29年3月と同6月に子会社化しました Oy Medfiles Ltd.(メドファイルズ社)と株式会社コーブリッジが、それぞれの強みを活かした業務を行っており、当第2四半期連結会計期間より当社グループの連結経営成績に貢献しております。この他にもアメリカやインドの各拠点が、連携して営業活動を行っており、当社グループの「CRO事業」における更なる成長と利益率の向上に取り組んでおります。

以上のような活動の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、18,450百万円(前年同期比16.1%増)となりました。
 営業利益につきましては、2,090百万円と前年同期と比べ460百万円(前年同期比28.2%増)の増益となりました。また、経常利益につきましては、2,121百万円と前年同期と比べ488百万円(前年同期比29.9%増)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、1,870百万円と前年同期と比べ1,039百万円(前年同期比125.1%増)の増益となりました。

 

 

各セグメントの業績につきましては、下記の通りとなっております。

 

①  人材サービス事業

理学系研究職派遣ならびに工学系技術職派遣が堅調に推移したため、当セグメントの売上高は、16,792百万円と前年同期と比べ1,931百万円(前年同期比13.0%増)の増収、セグメント利益(営業利益)は、2,150百万円と前年同期と比べ443百万円(前年同期比26.0%増)の増益となりました。

(注)セグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額であります。

 

②  CRO事業

当セグメントにつきましては、WDBアイシーオー株式会社の受注が堅調に推移したこと、Oy Medfiles Ltd.(メドファイルズ社)の業績が当第2四半期連結会計期間より貢献したこと等により、売上高は1,148百万円と前年同期と比べ524百万円(前年同期比84.0%増)の増収、セグメント利益(営業利益)は、75百万円と前年同期と比べ36百万円(前年同期比93.0%増)の増益となりました。

(注)セグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額であります。

 

③  その他

当セグメントの売上高は、510百万円と前年同期と比べ108百万円(前年同期比26.9%増)の増収、セグメント利益(営業利益)は70百万円と前年同期と比べ33百万円(前年同期比87.9%増)の増益となりました。

(注)セグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額であります。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、主として現金及び預金の増加により、総資産は19,213百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,703百万円の増加となりました。負債につきましては、主として未払金の増加により6,061百万円となり、前連結会計年度末と比較して941百万円の増加となりました。また、純資産は13,152百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,762百万円の増加となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結会計期間末と比較して3,495百万円増加し、9,714百万円となりました。また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下の通りであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益3,065百万円を計上しましたが、有形固定資産売却益945百万円の計上および売上債権177百万円の増加ならびに、法人税等の支払額が779百万円となったことにより、1,539百万円の収入(前年同期は1,112百万円の収入)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、主として有形固定資産の売却による収入1,530百万円により、1,488百万円の収入(前年同期は4百万円の支出)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、主として配当金支払による支出171百万円により、176百万円の支出(前年同期は155百万円の支出)となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、0百万円であります。これは、株式会社WDB環境バイオ研究所に係るものであります。なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変化はありません。