第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな景気回復基調にありますが、米国での新たな政策に

よる影響をはじめ、欧州経済や新興国経済の動向、相次ぐ自然災害による影響など、依然として先行き不透明な状

況が続いております。国内の雇用情勢におきましては、厚生労働省が発表した平成30年9月の有効求人倍率(季節調

整値)が、1.64倍と、前月と比べ0.01ポイントの上昇となり、また、総務省が発表した平成30年9月の完全失業率(季節調整値)についても、2.3%と、前月から0.1ポイント低下するなど、雇用環境は改善を続けております。

当社グループは、中核である「人材サービス事業」の他、「CRO事業」・「受託研究・製造事業」・「インタラクション事業」の4つの領域において事業を展開し、それを支援する領域として「グループ戦略補助事業」があり、24社の子会社で構成されております。

当社グループの中核事業である「人材サービス事業」につきましては、WDB株式会社において、全国に展開しております支店が、地域に密着したきめ細かなサービスを提供しておりますとともに、スタッフ養成のための研修所が順調に稼働し、より一層の収益向上に貢献しております。更に、技術者の新卒者を対象として常用雇用派遣を行っておりますWDB工学株式会社についても、全国にスタッフを派遣しており、順調に業容を拡大しております。

「CRO事業」につきましては、当社グループとして「人材サービス事業」に次ぐ第2の収益の柱として注力しております事業領域であり、WDBアイシーオー株式会社を中心に、それぞれの強みを活かした事業展開を行っており、順調に業容を拡大しております。
 また、8月には米国でCRO事業を行っているWDB Medical Data社が、米国のCROであるDZS Software Solutions社をグループ会社化致しました。この結果、CRO事業は国内4社、海外9社で構成される、計13社の体制となりました。

「研究開発・製造事業」につきましては、現在子会社3社で構成されており、それぞれの事業会社の特性を活かした活動を継続し、引き続きグループの業績に寄与していくことを目指しております。

以上のような活動の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、20,421百万円(前年同期比10.7%増)となりました。

営業利益につきましては、2,482百万円と前年同期と比べ391百万円(前年同期比18.7%増)の増益となりました。また、経常利益につきましては、2,501百万円と前年同期と比べ380百万円(前年同期比17.9%増)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年第1四半期に固定資産売却益945百万円があった影響により、1,537百万円と前年同期と比べ332百万円(前年同期比17.8%減)の減益となりました。

 

各セグメントの業績につきましては、以下の通りとなっております。

 

①人材サービス事業

理学系研究職派遣ならびに工学系技術職派遣が堅調に推移したため、当セグメントの売上高は、18,255百万円と前年同期と比べ1,462百万円(前年同期比8.7%増)の増収、セグメント利益(営業利益)は、2,520百万円と前年同期と比べ370百万円(前年同期比17.2%増)の増益となりました。

(注)セグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額であります。

 

 ②CRO事業

WDBアイシーオー株式会社の受注が堅調に推移したこと、また2017年3月に子会社化したフィンランドのメドファイルズ社および2017年6月に子会社化した株式会社コーブリッジが売り上げに寄与したため、売上高は1,789百万円と前年同期と比べ641百万円(前年同期比55.9%増)の増収、セグメント利益(営業利益)は、106百万円と前年同期と比べ31百万円(前年同期比41.3%増)の増益となりました。

(注)セグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額であります。

 

 ③その他

当セグメントの売上高は、376百万円と前年同期と比べ133百万円(前年同期比 26.2%減)の減収、セグメント利益(営業利益)は16百万円と前年同期と比べ54百万円(前年同期比 76.5%減)の減益となりました。

(注)セグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額であります。

 

 (2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、主として現金及び預金、投資有価証券の増加により、総資産は21,271百万円となり、前連結会計年度末と比較して619百万円の増加となりました。負債につきましては、主として未払法人税等の減少により6,182百万円となり、前連結会計年度末と比較して670百万円の減少となりました。また、純資産は15,089百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,290百万円の増加となりました。

 

 (3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結会計期間末と比較して1,500百万円増加し、11,215百万円となりました。また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下の通りであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益2,486百万円を計上しましたが、法人税等の支払額が1,328百万円となったことにより、971百万円の収入(前年同期は1,539百万円の収入)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主として投資有価証券の取得による支出242百万円及び有形固定資産の取得による支出42百万円により、327百万円の支出(前年同期は1,488百万円の収入)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、主として配当金支払による支出198百万円により203百万円の支出(前年同期は176百万円の支出)となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、0百万円であります。これは、株式会社WDB環境バイオ研究所に係るものであります。なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変化はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。