第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

 

 

回次

第27期
第2四半期
連結累計期間

第28期
第2四半期
連結累計期間

第27期

会計期間

自  平成29年4月1日
至  平成29年9月30日

自  平成30年4月1日
至  平成30年9月30日

自  平成29年4月1日
至  平成30年3月31日

売上高

(千円)

5,248,438

5,072,939

11,328,815

経常利益

(千円)

292,321

64,890

667,357

親会社株主に帰属する四半期
(当期)純利益

(千円)

253,267

112,653

519,447

四半期包括利益又は包括利益

(千円)

253,159

121,919

514,495

純資産額

(千円)

2,926,987

3,247,302

3,188,070

総資産額

(千円)

5,273,215

6,826,909

6,193,833

1株当たり四半期(当期)

純利益金額

(円)

48.00

21.28

98.45

潜在株式調整後1株当たり
四半期(当期)純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

53.7

45.8

49.7

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

291,017

178,267

661,981

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

145,897

364,602

209,204

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

57,069

998,916

529,967

現金及び現金同等物の
四半期末(期末)残高

(千円)

1,300,632

2,906,552

2,081,187

 

 

回次

第27期
第2四半期
連結会計期間

第28期
第2四半期
連結会計期間

会計期間

自  平成29年7月1日
至  平成29年9月30日

自  平成30年7月1日
至  平成30年9月30日

1株当たり四半期純利益金額

(円)

27.34

14.17

 

(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.売上高には、消費税等は含まれておりません。

3.第27期第2四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式は存在しないため記載しておりません。

4.第27期及び第28期第2四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、希薄化効果を有している潜在株式は存在しないため記載しておりません。

5.当社は、平成30年4月1日付で普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行いましたが、第27期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり四半期(当期)純利益金額を算定しております。

6.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、前第2四半期連結累計期間及び前連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。

 

 

2 【事業の内容】

当第2四半期連結累計期間における事業の内容の変更と主な関係会社の異動は、以下のとおりであります。

第1四半期連結会計期間において、重要性が増したため、ゲーム事業を行っております、(株)ウィットワンを連結の範囲に含めております。

また、当第2四半期連結会計期間において人材ソリューション事業を行っておりました、連結子会社だった(株)トーテックの株式70%を譲渡したため持分法適用会社となりました。

その他の事業の内容及び主な関係会社について、当第2四半期連結累計期間において重要な変更はありません。

なお、当第2四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」及び「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。

 

第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済において通商動向等による不確実性があるものの、総じて着実な成長を続けるなかで、わが国の景気も各種政策の効果もあって、雇用・所得環境の改善が続いており、個人消費も底堅く推移し、緩やかな回復が続きました。

ゲーム業界におきましては、スマホゲーム、コンシューマーゲーム、PCゲームいずれも拡大をしております。スマホゲームは、他プラットフォームタイトルからの展開が新たなゲームユーザーの流入を生んでおり、コンシューマー市場では、人気タイトルと合わせハードの販売が好調であり、PCゲームでは、マルチプレイヤーの様々な人気タイトルのリリースなどにより裾野が広がっております。ワールドワイドに向けたタイトルが増えるなか、国内においても海外タイトルの存在感が拡大してきております。また、ゲームプレイの配信・観戦環境の充実とともにタイトルの普及や評価への影響度も高まってきております。

モバイル業界におきましては、大手キャリアは新料金プランや大容量に向けプランの充実等によりユーザーの新規獲得及び繋ぎ止めを強化しております。格安SIMを提供するMVNOにおいては、ハイエンドクラスに相当する端末ラインアップが増えるなか、着実に契約数が伸びておりますが、競争環境が激しくなるなか、再編等も起きております。また、スマホの進化の一服感と最新機種の高額化に伴い、買い替えサイクルの長期化が進んでおります。

このような事業環境のなか、当社は、ゲーム事業におきましては、開発案件の進捗管理に努めるとともに、運営におけるノウハウの向上及び事業領域の拡大に取り組んでまいりました。モバイル事業におきましては、auショップ部門においては、販促強化による販売台数の確保、販売店部門においては、MNPの獲得強化及び格安スマホ等の販売拡大に取り組んでまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績につきましては、以下のとおりです。

売上高は、ゲーム事業においては、運営受託収益が拡大しており、また、開発及び運営に関連する派遣等のその他収益も伸びているものの、一方で、一部案件の納品が下期にずれ込んだことや増床タイミングの関係から開始時期が下期にずれ込んだ新規開発案件があったことにより、全体としては前期並みとなりました。なお、レベニューシェア収益については、想定以上に好調であった前期には及ばないものの、概ね見通しに近い水準で推移いたしました。モバイル事業においては、auショップ部門については、春商戦後の落ち込みが想定より大きかったことや新型iPhoneの発売時期による買い控えの影響により、販売台数が減少した一方、販売店部門については、MNPの獲得強化や格安スマホの取り扱い強化により販売が好調に推移した結果、全体としては概ね前期並みの販売推移となりました。

以上のとおり、ゲーム事業及びモバイル事業は、概ね前期並みの推移となりましたが、第1四半期連結会計期間まで人材ソリューション事業を構成していた(株)トーテックについて、当第2四半期連結会計期間以降は持分法による連結処理となったことから、売上高は、5,072百万円と前年同期と比べ175百万円(3.3%減)の減収となりました。

営業利益及び経常利益は、ゲーム事業において、運営受託等の収益拡大による利益拡大があるものの、上記の下期にずれ込んだ案件による上期減収インパクトの相当分が上期減益要因となり、また、増床に伴う費用や採用強化及び開発環境整備等による販管費増加により、営業利益は86百万円と前年同期と比べ204百万円(70.2%減)の減益となり、経常利益は64百万円と前年同期と比べ227百万円(77.8%減)の減益となりました。

親会社株主に帰属する四半期純利益は、のれん等の減損損失39百万円及び関係会社株式売却益115百万円を計上し、法人税等を加減した結果、112百万円と前年同期と比べ140百万円(55.5%減)の減益となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

なお、当第2四半期連結会計期間より、セグメント区分を変更しております。第1四半期連結会計期間まで独立したセグメントであった人材ソリューション事業について、当該セグメントを構成していた(株)トーテックが、平成30年7月2日付にて、当社の連結子会社から持分法適用会社になり、連結業績に占める割合が低下したことから、その他事業に含めております。なお、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

①ゲーム事業

当セグメントにおきましては、(株)ゲームスタジオ、(株)トライエース、(株)ブーム、(株)エヌジェイワン及び(株)ウィットワンにてゲームの開発受託及び運営受託等を行っております。

当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高については、運営受託収益が拡大しており、また、開発及び運営に関連する派遣等のその他収益が伸びているものの、一部案件の納品が下期にずれ込んだことや増床タイミングの関係から開始時期が下期にずれ込んだ新規開発案件があったため、2,913百万円と前年同期と比べ11百万円(0.4%減)の減収となりました。

セグメント利益については、運営受託等の収益拡大による利益拡大があるものの、上記の下期にずれ込んだ案件による上期減収インパクトの相当分が上期減益要因となり、また、増床に伴う費用や採用強化及び開発環境整備等による販管費増加により、216百万円のセグメント利益(営業利益)となりました。前年同期比については、前期は、第1四半期連結会計期間に納品が重なるなど特殊要因による利益計上があったことやレベニューシェア収益が想定以上に好調であったことから、215百万円(49.9%減)の減益となりました。

②モバイル事業

当セグメントにおきましては、(株)ネプロクリエイトにてauショップ等のキャリアショップ及び複数の通信事業者の端末・サービスを取り扱う販売店PiPoPark(ピポパーク)を運営しております。

当第2四半期連結累計期間におきましては、auショップ部門においては、春商戦後の落ち込みが想定より大きかったことや新型iPhoneの発売時期による買い控えの影響により、販売台数が減少した一方、販売店部門においては、MNPの獲得強化や格安スマホの取り扱い強化により販売が好調に推移した結果、全体としては概ね前期並みの販売推移となりました。

売上高は、端末仕入れ価格の上昇により、1,836百万円と前年同期と比べ100百万円(5.8%増)の増収となりました。

セグメント利益については、採用環境の激化により人件費が計画より少なく推移したことから、26百万円と前年同期と比べ14百万円(127.9%増)の増益となりました。

③その他

当セグメントにおきましては、クレジット決済事業及び外食事業等を行っております。また、セグメント区分の変更に伴い、人材ソリューション事業を含めております。当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

当第2四半期連結累計期間におきましては、(株)トーテックの連結子会社から持分法適用会社への異動により、売上高は338百万円と前年同期と比べ290百万円(46.2%減)の減収となりました。セグメント損益(営業損益)は、0.8百万円(81万円)のセグメント利益(営業利益)(前年同期は、0.8百万円(86万円)のセグメント損失(営業損失))となりました。

 

 

  

(2) 財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は6,826百万円となり、前連結会計年度末と比べ633百万円の増加となりました。主な要因は、現金及び預金815百万円の増加、のれんの減損等による145百万円の減少、ゲーム事業で上期に開発完了したことによる売掛金531百万円の減少等によるものであります。

  当第2四半期連結会計期間末の負債は3,579百万円となり、前連結会計年度末と比べ573百万円の増加となりました。主な要因は、(株)ウィットワンにおける会社分割承継対価等のための資金調達等による長期借入金の増加1,082百万円、返済等による短期借入金の減少287百万円によるものであります。

 当第2四半期連結会計期間末の純資産は3,247百万円となり、前連結会計年度末と比べ59百万円の増加となりました。主な要因は親会社株主に帰属する四半期純利益112百万円によるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、812百万円増加し2,906百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は、178百万円(前年同四半期は291百万円の増加)となりました。主なプラス要因は、税金等調整前四半期純利益140百万円、売上債権の減少額406百万円等であり、主なマイナス要因は、関係会社株式売却益115百万円、法人税等の支払額100百万円、仕入債務の減少額157百万円等であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は、364百万円(前年同四半期は145百万円の減少)となりました。主なマイナス要因は、固定資産の取得による支出155百万円、差入保証金の差入による支出222百万円等であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増加は、998百万円(前年同四半期は57百万円の増加)となりました。主なプラス要因は、長期借入金の借入による収入1,500百万円、主なマイナス要因は、短期借入金の減少額287百万円、長期借入金の返済による支出131百万円等であります。

 

 (4) 研究開発活動

ゲーム事業において、(株)トライエースでゲームエンジンの研究開発活動などを行っており、当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は37百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 

(資金の借入)

当社は、平成30年9月28日付で次の内容の金銭消費貸借契約を締結し、実行しております。

 

(1)使途

(株)ウィットワンにおける会社分割継承対価及び運転資金

(2)借入先

(株)三井住友銀行、(株)三菱UFJ銀行、(株)千葉銀行、(株)東京スター銀行

(3)借入総額

9億円

(4)借入実行日

平成30年9月28日

(5)借入期間

3年間~5年間

(6)担保又は保証

無担保、(株)ウィットワン連帯保証

 

(注)  当社が当該金銭消費貸借契約において確約している財務制限条項の内容については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」の(財務制限条項)をご参照ください。

 

(企業結合関係)

当社は平成30年7月23日開催の取締役会決議に基づき、(株)ISAOと当社連結子会社である(株)ウィットワンとの間で、(株)ISAOのゲーム運営サポート事業を吸収分割により、(株)ウィットワンにて承継することに関して、平成30年7月23日付けで基本合意契約書を締結し、平成30年8月22日付けで吸収分割契約を締結し、平成30年10月1日付けでゲーム運営サポート事業を承継いたしました。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(重要な後発事象)をご参照ください。

また、当社は、平成30年7月2日開催の取締役会において、(株)トーテック(以下、トーテック社という。)の株式の70%をDELTA Holdings(株)(以下、DELTA社という。)へ譲渡することを決議し、同日付で譲渡いたしました。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(企業結合等関係)をご参照ください。