当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による各種経済政策により景気は緩やかな回復傾向にあるものの、中国経済の減速継続や、円高進行による企業収益への影響、英国のEU離脱が国民投票で決定するなど、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
このような環境のもと、当社グループでは第三次中期経営計画(平成28年3月期~平成30年3月期)において、言葉に関する事業領域の拡大による新たな価値創造を推し進め、企業のグローバル展開に伴う翻訳・通訳需要の獲得に努めてまいりました。
これらの結果、当社グループのコアビジネスである翻訳事業の売上高は前年同期比3.6%増加したことに加え、大型国際会議の運営によりコンベンション事業の売上高が前年同期比541.1%増と大幅に増加したことから、当第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比22.8%増の2,593百万円となりました。利益面においては、翻訳事業とコンベンション事業の売上増が寄与したことから、営業利益は前年同期比233.5%増の173百万円、経常利益は前年同期比258.2%増の177百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比478.4%増の112百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 翻訳事業
特許分野では、特許事務所における受注は堅調に推移し、企業の知的財産関連部署からの受注も好調に推移したことから、売上高は前年同期比7.1%増の438百万円となりました。医薬分野では、プリファードベンダー(注)契約を締結している外資製薬会社からの安定した受注と国内製薬会社や医療機器関連企業における受注拡大に加え、CROから長期案件を獲得したこともあり、売上高は前年同期比10.4%増の582百万円となりました。工業・ローカライゼーション分野では、電機・電子部品関連企業からの受注は堅調に推移する一方、自動車関連企業からの受注が低迷したため、売上高は前年同期比6.0%減の414百万円となりました。金融・法務分野の売上高は前年同期比0.03%増の184百万円となりました。これらの結果、翻訳事業の売上高は前年同期比3.6%増の1,619百万円となりました。
② 派遣事業
語学スキルの高い人材を派遣する派遣事業においては、金融関連企業やサービス関連企業、医薬品関連企業からの求人は堅調に推移したものの登録スタッフ不足が影響し、売上高は前年同期比1.9%減の218百万円となりました。
③ 通訳事業
通訳事業においては、保険・銀行・証券など金融関連企業や医薬品関連企業などからの受注が堅調に推移したことから、売上高は前年同期比7.3%増の174百万円となりました。
④ 語学教育事業
語学教育事業においては、株式会社アイ・エス・エス・インスティテュートが運営する通訳者・翻訳者育成講座のうち4月~9月開講のレギュラーコースにおいて計画通り集客できたことから、売上高は前年同期比2.6%増の57百万円となりました。
⑤ コンベンション事業
コンベンション事業においては、今年6月に福岡で開催された大型国際会議「第99回ライオンズクラブ国際大会」をはじめ「第19回日本臨床救急医学会総会・学術集会」、「第17回嗅覚・味覚国際シンポジウム(ISOT2016)」などを運営し、売上高は前年同期比541.1%増の478百万円となりました。
⑥ その他
その他のセグメントにおいては、外国への特許出願に伴う明細書の作成や出願手続きを行う株式会社外国出願支援サービスが好調に推移したことなどから、売上高は前年同期比38.6%増の44百万円となりました。
(注)プリファードベンダーとは、企業が優秀な人的リソースの確保と費用低減を狙い、優先的に業務を委託する特定の調達先(ベンダー)を指す。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。