第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

  当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)  業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が見られるなど、景気は緩やかな回復傾向にあるものの、新興国の経済減速、英国EU離脱問題に加え米国大統領選出に伴う影響等による海外経済の不確実性の高まりから、景気の先行きは楽観できない状況で推移いたしました。

このような環境のもと、当社グループでは第三次中期経営計画(平成28年3月期~平成30年3月期)において、言葉に関する事業領域の拡大による新たな価値創造を推し進め、企業のグローバル展開に伴う翻訳・通訳需要の獲得に努めてまいりました。

これらの結果、当社グループのコアビジネスである翻訳事業の売上高が前年同期比4.4%増と堅調に推移したことに加え、大型国際会議の運営によりコンベンション事業の売上高が前年同期比181.8%増と大幅に増加したことから、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比15.3%増の7,752百万円となりました。利益面においては、翻訳事業とコンベンション事業の売上増が寄与したことから、営業利益は前年同期比64.6%増の570百万円、経常利益は前年同期比70.0%増の583百万円となりました。また、前年第3四半期に投資有価証券売却益を計上していたため、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比18.6%増の362百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各セグメントの業績は次のとおりであります。

①  翻訳事業

特許分野では、企業の知的財産関連部署からの受注は好調に推移しましたが、特許事務所との取引が低調であったため、売上高は前年同期比1.1%減の1,346百万円となりました。医薬分野では、外資製薬会社からの安定した受注に加え、国内製薬会社における受注拡大やCRO(医薬品開発受託機関)から長期案件を獲得したこともあり、売上高は前年同期比4.5%増の1,807百万円となりました。工業・ローカライゼーション分野では、電機・電子部品関連企業からの堅調な受注に加え、情報通信関連企業との取引が拡大したことから、売上高は前年同期比4.1%増の1,413百万円となりました。金融・法務分野では、企業の管理系部署における受注拡大に加え、銀行からのスポット案件獲得もあり、前年同期比21.6%増の569百万円となりました。

これらの結果、翻訳事業の売上高は前年同期比4.4%増の5,138百万円となりました。

②  派遣事業

語学スキルの高い人材を派遣する派遣事業においては、金融関連企業やITサービス関連企業からの求人が堅調に推移し、売上高は前年同期比0.9%増の663百万円となりました。

③  通訳事業

通訳事業においては、IR通訳や医薬品関連企業などからの受注が堅調に推移するとともに、第3四半期において外資通信機器メーカーから大型の通訳案件を獲得したことから、売上高は前年同期比19.7%増の588百万円となりました。

④  語学教育事業

語学教育事業においては、株式会社アイ・エス・エス・インスティテュートが運営する通訳者・翻訳者育成講座のうち春季レギュラーコース(4月~9月開講)は計画通り集客できましたが、秋季レギュラーコース(10月~3月開講)の集客は計画を下回ったことから、売上高は前年同期比横ばいの162百万円となりました。

⑤  コンベンション事業

コンベンション事業においては、当期6月に福岡で開催された大型国際会議「第99回ライオンズクラブ国際大会」をはじめ「第40回国際外科学会世界総会(ICS2016)」、「診療情報管理協会国際連盟第18回国際大会」などを運営し、売上高は前年同期比181.8%増の1,073百万円となりました。

⑥  その他

その他のセグメントにおいては、外国への特許出願に伴う明細書の作成や出願手続きを行う株式会社外国出願支援サービスが好調に推移したことなどから、売上高は前年同期比10.2%増の127百万円となりました。

 

 

 

(2)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)  研究開発活動

該当事項はありません。