当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に景気は緩やかな回復基調が続きました。米国においても雇用環境改善に伴う個人消費・設備投資増を受けて堅調に推移し、欧州経済も緩やかな回復を続けております。
このような環境のもと、当社グループでは第三次中期経営計画(平成28年3月期~平成30年3月期)において、言葉に関する事業領域の拡大による新たな価値創造を推し進め、企業のグローバル展開に伴う翻訳・通訳需要の獲得に努めてまいりました。
これらの結果、当社グループのコアビジネスである翻訳事業の売上高は前年同期比5.7%増加したことに加え、派遣事業の売上高が前年同期比25.7%増加、通訳事業の売上高が前年同期比30.3%増加したものの、コンベンション事業が低調に推移したことにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比1.3%減の4,903百万円となりました。利益面においては、コンベンション事業の売上減の影響により、営業利益は前年同期比17.5%減の281百万円、経常利益は前年同期比20.0%減の283百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比10.1%減の203百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各セグメントの業績は次のとおりであります。
① 翻訳事業
特許分野では、特許事務所における受注が好調に推移したことから、売上高は前年同期比7.3%増の969百万円となりました。医薬分野では、外資製薬会社との安定した取引に加え、国内製薬会社における受注拡大により、売上高は前年同期比10.8%増の1,324百万円となりました。工業・ローカライゼーション分野では、自動車関連企業からの受注が好調に推移したことにより、売上高は前年同期比3.2%増の918百万円となりました。金融・法務分野では、企業の管理系部署との取引が拡大しているものの、前年に獲得した金融機関からのスポット案件の反動減もあり、売上高は前年同期比7.4%減の369百万円となりました。
これらの結果、翻訳事業の売上高は5.7%増の3,581百万円となりました。
② 派遣事業
語学スキルの高い人材を派遣する派遣事業においては、金融関連企業やITサービス関連企業、医薬品関連企業からの求人が好調に推移し、売上高は前年同期比25.7%増の554百万円となりました。
③ 通訳事業
通訳事業においては、大手情報通信関連企業や金融関連企業などからの受注が好調に推移したことから、売上高は前年同期比30.3%増の458百万円となりました。
④ 語学教育事業
語学教育事業においては、株式会社アイ・エス・エス・インスティテュートが運営する通訳者・翻訳者育成講座の集客が前期を下回ったことから、売上高は前年同期比6.9%減の100百万円となりました。
⑤ コンベンション事業
コンベンション事業においては、大型国際会議の多かった前期の反動減により、売上高は前年同期比80.1%減の118百万円となりました。
⑥ その他
その他のセグメントにおいては、外国への特許出願に伴う明細書の作成や出願手続きを行う株式会社外国出願支援サービスの売上が堅調に推移したことなどから、売上高は前年同期比5.5%増の90百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は2,620百万円となり、前連結会計年度末に比べ78百万円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは169百万円の収入(前年同期は267百万円の収入)となりました。
主な要因は、税金等調整前四半期純利益の計上による収入298百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは12百万円の収入(前年同期は11百万円の支出)となりました。
主な要因は、関係会社の整理による収入39百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは99百万円の支出(前年同期は96百万円の支出)となりました。
主な要因は、配当金の支払額92百万円であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。