前第2四半期連結累計期間(自 2018年9月1日 至 2019年2月28日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額△112,969千円は、報告セグメントの減価償却費であります。
2.各報告セグメントのセグメント利益又は損失の合計と調整額の合計は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年9月1日 至 2020年2月29日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額△151,382千円は、報告セグメントの減価償却費であります。
2.各報告セグメントのセグメント利益又は損失の合計と調整額の合計は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であるため記載しておりません。
(資本業務提携契約、株式引受契約の締結)
当社は、2020年3月26日開催の取締役会において、LINE株式会社(以下「LINE」)との間で資本業務提携契約並びにLINEと未来Fund有限責任事業組合(以下「未来Fund」)との間で株式引受契約を行うことについて決議し、同日付で資本業務提携契約並びに株式引受契約を締結しました。
Ⅰ.LINEとの資本業務提携
1.資本業務提携の理由
当社出前館事業が対象とするフードデリバリー市場は、スマートフォンの普及やフードデリバリー事業に対する消費者の認知度・利便性の向上等により、働く女性の増加や働き方改革、単身世帯の増加、高齢化、住宅の高層化等を背景に、「普段使いできるサービス」としてのニーズが高まっております。
このような環境のもと、当社とLINEは、共同でLINEのアカウント基盤を活用した新しいビジネスモデルを構築することを目的として、2016年3月に業務提携に向けた合意書、同年5月に当該合意に基づく業務提携契約、同年10月に資本提携・業務提携強化に向けた合意書を締結し、当社はLINEの持分法適用会社となりました。当該提携関係のもと、フードデリバリー事業においては、2016年7月に「出前館」のLINE公式アカウントを開設する他、2017年7月にフードメニューをLINEアプリ上から手軽に検索・注文可能なフードデリバリーサービス「LINEデリマ」をリリースする等、当社が保有するデリバリーポータルサイトの運営ノウハウと加盟店基盤、及びLINEが保有するLINEアプリのユーザー基盤を掛け合わせることで、国内フードデリバリー市場におけるシェア拡大に向けた各種施策に取り組み、お互いのユーザーの送客や利用ユーザーの利便性の向上を通じた市場シェアの拡大において成果を上げることができ、結果として、出前館ユーザーへの利便性の向上のみならず、加盟店への提案力の強化、店舗オペレーション向上のための施策やフードデリバリーに対する社会的ニーズの高まりも相まって、現在21,200店舗を超える加盟店、317万人を超えるアクティブユーザー数(直近1年以内に利用した出前館ユーザー)を有する、フードデリバリー業界の中で国内最大規模の地位を確立しております。
一方、2016年に日本におけるフードデリバリー市場の成長性に着目した海外大手フードデリバリー事業者が日本市場に参入して以降、競争環境は加速度的に激しさを増してきており、今後も国内外の大手フードデリバリー事業者の市場参入が予定される中、より一層の競争激化が予想されます。大手の競合他社は、デリバリー機能を自社で有さない飲食店(約600,000店舗)を対象として、利用するユーザーに対する配達代行サービスを中心に当社を大きく凌駕する勢いで取扱店舗数を増加させている状況です。
当社も2016年8月より、デリバリー機能を自社で有さない飲食店に対してシェアリングデリバリー®事業を開始しており、2020年2月現在、配送機能を有する企業や地方の運送会社等の配達パートナーと共に275拠点を展開しておりますが、資本力を有する大手の競合他社と比較した場合、店舗増加数は大手に大きく溝をあけられている状況であり、競争に値する規模まで成長をさせられているとは言い難い状況です。現状のままでは、フードデリバリー業界において、国内最大規模を誇る当社の地位は、近い将来、逆転される恐れがあり、更に競合他社がデリバリー機能を有さない飲食店を中心に圧倒的な市場シェアを確保する懸念まで生じつつあります。
迫る危機感の中、当社は、2019年8月期には、アプリやサイトのリニューアルを実施する等、デザインの刷新、操作性の向上、新機能の追加を目的とした一定の先行投資を実施しており、その結果、営業赤字を計上することになりましたが、資本力のある大手の競合他社と比較すると、抜本的な攻めの投資が十分に行われたとは言えない状況であると認識しております。このような環境下、当社が将来に亘り順調に成長していくためには、資本力のある大手の競合他社が本市場において圧倒的なシェアを確保する前に、流通量No.1プラットフォームとしての地位を確立することが喫緊の課題であるとの認識の下、これまでと異なる大規模な投資を伴うものの、具体的には、以下の施策を早急に実行に移す必要があるとの方針に至りました。
2.資本業務提携の内容
(1) 業務提携契約の内容
(両社共同事業の内容)
・「出前館」におけるユーザー情報、加盟店情報、オーダー情報など、データベースの最適化
・「出前館」におけるトラッキングシステムの最適化
・「出前館」IDをLINE IDに統合するONE ID化の推進
・オーダー数、アクティブユーザー数などのKPIの見える化を実現するためのBI(businessintelligence)ツールの開発
・店舗向けの管理ツール(CMS ツール)の改修
・個々のユーザーに合せたフロント画面の表示を可能とする「出前館」フロント画面のパーソナライズ化
・配達代行(シェアリングデリバリー)業務の推進
・テイクアウトサービスの推進
・Web、LINE、Appマーケティング・ブランド戦略の最適化
・1to1マーケティング、PDCAの実践
・その他当社及びLINEが合意した事業
(主な合意事項)
・LINEの営む出前・宅配事業である「LINE デリマ」事業の名称を「出前館」に変更すること
・LINEの営むテイクアウトサービス事業である「LINE ポケオ」事業をLINEの当社に対する事業譲渡などにより、当社の営む出前・宅配事業である「出前館」への統合を行うこと
・両社で別途合意するシステム担当者及びマーケティング担当者をLINEから当社へ派遣すること
(2) 株式引受契約の内容
LINEおよびLINEの親会社であるNAVER Corporation(以下「NAVER」)の連結子会社である未来Fundは、当社が発行する第三者割当による普通株式41,096,000株について、LINEが20,548,000株、未来Fundが20,548,000株引き受ける引受契約を締結いたしました。
(主な合意事項)
・本第三者割当増資払込完了を前提条件として、当社、LINE及び未来Fundの合意した日を基準日に設定し、当社、LINE及び未来Fundの合意した日までに当社の臨時株主総会(以下「本臨時株主総会」といいます。)を開催すること
・LINEは本臨時株主総会における役員選任議案の候補者として、当社の取締役の候補者2名(代表取締役の候補者1名を含む社内取締役候補者2名)を当社の取締役会に対し提案することができること
・当社は和田菜穂子氏及び重弘玲雄氏が本臨時株主総会の終結時をもって当社の取締役から退任するための必要な手続きを行うこと
・当社は2020年8月期定時株主総会の終結時点において任期が残存している社内監査役及び社外監査役(辻哲哉社外監査役)が当該定時株主総会の終結時をもって当社の監査役から退任するための必要な手続きを行うこと
(3) 役員の派遣
当社は、LINEが派遣を予定する追加の取締役候補者2名について、本件払込が完了した時点で、当社臨時株主総会を招集し、選任する予定です。
(4) 本資本業務提携の相手先の概要
Ⅱ.第三者割当増資
(1) 概要
(2) 本第三者割当増資による発行済株式総数及び資本金の額の推移並びに資金使途
(3) 割当先の概要
(LINE) ※割当株式:20,548,000株
前記「Ⅰ.LINEとの資本業務提携 2.資本業務提携の内容 (4) 本資本業務提携の相手先の概要」をご参照ください。
(未来Fund)※割当株式:20,548,000株
(注) 1.割当予定先であるLINEは、東京証券取引所に上場しており、同社が東京証券取引所へ提出したコーポレート・ガバナンス報告書の「反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況」において、「反社会的勢力とは一切の関係を持たないこと、反社会的勢力に対しては組織全体で対応し、毅然とした態度で関係を遮断する」旨の基本方針を確認しております。また、割当予定先である未来Fundは、同社、同社役員、LINE及びLINEの親会社である韓国上場企業NAVER Corporationの出身者で全て構成されている同社組合員及び主要株主が反社会的勢力とは一切関係していない旨を同社の委員である舛田淳氏より口頭にて確認しており、その旨の確認書を東京証券取引所に提出しています。東京証券取引所市場第一部に上場しているLINEが同社の株式の10%を保有しており、NAVER Corporationが100%出資するNAVER J.HUB株式会社が90%保有しております。
Ⅲ.主要株主である筆頭株主の異動
1. 異動が生じる経緯
本第三者割当増資により、当社の主要株主に異動が生じる見込みです。具体的には、割当予定先の1社である未来Fundが新たに当社の主要株主となり、未来Fundの筆頭株主であるNAVER Corporationが当社の親会社となる予定です。また、当社の主要株主である中村利江は、主要株主ではなくなる予定です。
2. 異動する株主の概要
(1) 新たに親会社となるもの
NAVER Corporationの概要は、下記のとおりです。
(2) 新たに主要株主となるもの
未来Fundの概要は、前記「Ⅱ.第三者割当増資 (3) 割当先の概要 (未来Fund)」をご参照ください。
(3) 主要株主に該当しなくなるもの
3.移動前後における当該株主の所有する議決権の数(所有株式数)及び議決権所有割合
(1) 新たに親会社となるもの
NAVER Corporation
(2) 新たに主要株主となるもの
未来Fund
(3) 主要株主に該当しなくなるもの
中村 利江
(注) 1.異動前及び異動後の議決権所有割合は、小数点以下第三位を四捨五入して算出しております。
2.異動前の議決権所有割合は、2019年8月31日現在の総議決権数(409,285個)に、本第三者割当増資により発行される株式数(41,096,000株)に係る議決権の数を加えた議決権数(820,245個)を分母としております。